人間中心設計特論8回目
12 月 5th, 2009
ZIBA DESIGN TOKYOのワークショップに行ってきました!
前に、山崎研究室のオープンラボに参加したとき、ZIBA DESIGN TOKYO代表の平田さんのお話を聞きましたが、その時は体験をデザインするアプローチや、その事例を通じて、体験の為の仕掛けを至る所に仕掛けて行く巧みなデザインワークを知りましたが、今回は更なるZIBAワールドに侵入しました。
まず、心に響いたのは、「デザインはマイナスのスパイラルを、ちょっとした工夫でひっくり返してプラスのスパイラルに変えることができる」という言葉。銀行であめ玉を配り、持ち帰って体験の素晴らしさを語ってもらう為の伏線を張る。ストーリーのあるプラスの体験に、次の仕掛けをかぶせるようにけしかけるZIBA DESIGNだからこそ言えるコトバだと思った。
具体的な話デザイン手法の話とプレゼンテーションについてのお話を伺った。

何故、海外から日本に進出した「LUSH」がすぐに浸透し、今も成功をおさめているのか?という話しから派生して、ブランド価値の4つのベクトルによってそのブランドの価値や世界観が決まってくるという。

また、プレゼンテーションで顧客を如何に満足させるか?というお話では、いろいろとプレゼンテーションの極意をご教授いただきました。
ペルソナを駆使して、「なるほど」と思わせるほど凝った設定で、しかもそのペルソナの特性が至る所にちりばめられ、あたかも実在するようにモデルを統一した写真を並べ、リアリティを追求していた。キャラクターを活かしたUIの提案(某企業へのプレゼンテーション用)や、ナチュラルな会話を繰り返すストーリーに、光の揺らぎを加え、飽きさせないという工夫。
また、自分でイメージした提案に会った企業に自分からプレゼンテーションにいくと言うクリエイティブな姿勢と、そこで自分のビジョンを伝える為のスケッチの工夫。(絵は描けるけど、1から各時間がもったいないから写真をトレースするなど。。。)
ワークショップ自体は、「平田さんの為に駅からZIBA DESIGN TOKYOまでの道のりの地図をデザインする」というもの。
いきなり「地図を描け」と言われると、どうしても今まで見たことのある地図に固着してしまい、平田さんが何を望んでいるのか、何の為の地図かが見えなくなってしまう。目が悪い平田さんがわかるような目印が無い、スタート地点がそもそも表記されていない、ゴールすら無いなど、目的の為の表現がボロボロの展開だった。
また、そこへ会社の住所や連絡先があるだけで広がる、平田さんの体験についての考慮が足りなかった。
改めて、誰が何をどこでどうやって使うのかを常に意識したデザインワークの大切さが身にしみた20分間でした。
平田さんの高校時代からのエピソードもとても面白かった。どん底まで落ちてから這い上がる。なんだかカッコいい生き方だなーって単純に思ったし、それだけの人が「輪ゴム」を武器に戦場に乗り込んだというとなんだか納得がいく。
なんだか、凄い人はこうして凄くなったみたいな舞台裏が垣間見れた気がしたワークショップだった。
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