犬猫ものがたりⅡ 満開のミモザの下でスタート!
満開のミモザの下で、犬猫ものがたりⅡがスタートしました。
ミモザ・ギャラリーの出展者の皆様にもお声がけし、かわいい犬猫グッズがたくさん集まりました。

会場には里親募集中のワンちゃん、ネコちゃんも滞在しています。

http://yhi1971.com/gallery/pg134.html
なお、明日は特別企画として
「犬と、いのち」の著者の渡辺眞子さんが登場。
「私たちにできること」と題して、お話し会&スライド上映会を開催してくださいます。


当日参加も大歓迎! お散歩がてら、ぜひお立ち寄りください。
「スウェーデンのクロスステッチ クリスマスタペストリー」、発売スタートしました!
「スウェーデンのクロスステッチ クリスマスタペストリー」が、表参道ショップと東急本店ショップにて、発売スタートいたしました!

表紙の作品は1990年のクリスマスタペストリー。

デザイナーのインガ・パルムグレンさんについての読み物ページも。

チャートと作品写真が見開きで並んでいますので、とても見やすいです。
ご注文いただいている皆様には、昨日より順次発送しています。まもなくお手元に届きますので、どうぞお楽しみに!
なお、「北欧フェア」とか「北欧のくらしと玩具展」とか、いろいろな呼び方をしていた三越のイベント名称ですが、
2部制になっており、最終的な正式名称には「北欧」というフレーズが入っていないようですのでご注意ください。
「2009 三越クリスマスワールド」
12月9日(水)~15日(火)「北欧の冬の暮らしフェアとヨーロッパの玩具フェア」 ←こちらに出展します。
会場:三越日本橋本店 新館7階催物会場 10:00~19:00
ヤマナシ・ヘムスロイドのコーナーは、入り口すぐの左手です。
皆様のお越しをお待ちしております!
高田さん、金曜日に見えます!
お知らせです。「刺繍の森」開催中の高田さん、今週金曜日の午後に見えるとのご連絡がありました。前回は急なお越しでしたので、予告が直前になり、お会いできなかった方も多数いらっしゃいました。申し訳ありませんでした。
今回の展示には、関東圏だけでなく、関西、東北方面からもわざわざお越しくださる方が多く、皆さん高田さんの作品に圧倒され、感激して、「私もがんばろう!」と思いも新たに帰っていかれます。
金曜日はぜひ、ミスタークロスステッチ、高田健次郎さんに会いにいらしてください。

特別出展していただいた赤糸一色で刺したスウェーデンのクリスマスカレンダーの大きなタペストリーも圧巻!
赤糸刺繍の完全版の製作も順調にすすんでいます。10月末の発売をお楽しみに!
高田健次郎さんの「刺繍の森」8月20日(木)より

YHIギャラリーでは8月20日より、「刺繍の森」と題して高田健次郎さんの作品展を開催いたします。
昨日ご本人が作品の搬入のためにご家族と一緒にギャラリーにお越しくださいました。
車椅子に乗って登場した高田さんでしたが、お顔色はよく、ギャラリー内はご自身で移動されました。
会期中にいらっしゃるのは体調の関係で難しそうとのことでしたので、お顔写真をパチリ。
ゲルダ・ベングトソンデザインで、カタログ16の表紙にも使われている「春の森」は、10目と7目の麻布を使った2点が並びます。
他にも、ゲルダ・ベングトソンの草花シリーズ、カレンダーシリーズ、デンマークにも出品した掛け軸に仕立てられた作品、スウェーデンの赤糸刺繍のタペストリー等々、本当に大作ぞろいです。

山梨先生によると、高田さんはとても刺繍を刺すのが早く正確で、その作品は裏の目もきれいにそろっていたそう。
ご自身でも「裏の目をきれいに刺さないときがすまなかった」とおっしゃるほど。
刺繍を謎解きのパズルのように楽しんでおられたようです。
今回はデンマーク手工芸ギルドの作品を中心に高田健次郎さんが60歳から77歳までの17年間に夢中で刺しためた作品の数々を、「刺繍の森」に見立てて展示します。
これだけの作品が一度に見られる機会はめったにありません。
クロスステッチファンの皆様、ゲルダ・ベングトソンファンの皆様、そして全ての手工芸愛好家の皆様、
どうぞけっしてお見逃しなく!
http://yhi1971.com/topics/newevent.html
2010年カレンダー追加情報!
デンマーク手工芸ギルド、2010年のカレンダーの追加情報が届きました!


身近な植物と動物たちをモチーフとしたシックなデザインです。

2010年のカレンダーのデザイナー、Sonia Brandesさん。
発売は8月中旬を予定しています。もうしばらくお待ちくださいね!
Lilla Anna(リラ・アンナ)&Laban(おばけのラーバン)がやってきた!
想像力豊かで好奇心旺盛なアンナちゃん、 妹思いでこわがりな、おばけのラーバン。
スウェーデンを代表する絵本作家、サンドベリ夫妻の描く
ちょっぴりゆかいで、とってもすてきな絵本の世界が 表参道に登場します!
YHIギャラリーでは、スウェーデンを代表する絵本作家の展覧会がスタート。
日々折々の何気ない出来事も子供たちの目線で感じて想像してみれば、それはとても冒険的でとても楽しい物語の連続です。サンドベリ夫妻の2大人気絵本シリーズの主人公「アンナちゃん」と「おばけのラーバン」が、そんな日々の出来事と、夢と希望と家族愛に満ちた“元気”を、ユーモアのある楽しい物語にして届けてくれます。会場には、日本初作品をはじめ、50作品に及ぶ原書絵本、サマーハウスで家族と過ごす夫妻の写真などを展示。Lilicoさんが吹き替えをしたDVDや、日本語版の絵本、アンナちゃんとラーバンのかわいいステーショナリーやキッチングッズなどの小物の販売も行います。イベント期間中、「アンナちゃん」と「ラーバン」のしおりを作る刺繍のワークショップや、ヨーロッパ伝統音楽のコンサートも開催します。
北欧はスウェーデンからの恵み、自然と子供たちを愛する温かく爽やかな風を、表参道の北欧ギャラリーで感じてください。
Inger&Lasse Sandberg(インゲル&ラッセ・サンドベリ)
「私たちの文と絵が、絵本となり“愛と希望に満ちた言葉”になると信じています。」
1960年代始めから、インゲルとラッセ・サンドベリはスウェーデンの児童文学界における中心的存在であり、最優秀賞と称されるElsa Beskow賞を始め、アメリカ児童文学協会など数多くの賞を受賞してきました。
インゲルは中学校の講師をしながら物語を創造、ユニークで独特的な描画するラッセは新聞カメラマンと漫画家を経て、1953年に夫妻でデビューを果たします。以来、子供たちに大人気の「リラ・アンナ」「おばけのラーバン」を始め、約110冊の作品を発表してきました。スウェーデンはもとより、北欧諸国、ドイツ、イタリア、フランス、アメリカなどの約33言語に翻訳され、今も子供たちに夢を語り続けています。夫妻の人気絵本キャラクターは、テレビ番組や近年には映画としても制作され、北欧をはじめヨーロッパで劇場公開されています。
イベント概要
【日時】 2009年7月14日(火)~8月12日(水)
10:30~18:30 土曜は18:00まで 日・月曜休み
【会場】 東京・表参道 ヤマナシ ヘムスロイド YHIギャラリー
〒150-0001 渋谷区神宮前4-3-16
★東京メトロ「表参道」駅A2出口より徒歩2分。「ベネトン」と「モルガン」の間を入り、突き当たり。
【企画】 咲い花 【協力】ヤマナシ ヘムスロイド
●日本では初紹介となる作品などをはじめ、サンドベリ夫妻の絵本(原書)約50作品の展示・販売。
●~サンドベリ夫妻の素顔に触れて~
2004年から2008年、サンドベリ夫妻のアトリエやサマーハウスを訪れ撮影をした、大切な家族と過ごす二人の日常を写真展示いたします。
●「アンナちゃん」「おばけのラーバン」などの絵本、主人公たちのグッズ販売。
【関連企画 北欧刺繍ワークショップ】
~刺繍ワークショップ アンナとラーバンをステッチ!かわいいしおりをつくりましょう~
日時:7月18日(土)11:00~13:00
会場:YHIギャラリー
参加費:3,500円(材料費込 税別)
講師:鳥居洋子(ヤマナシヘムスロイド 専任講師)
内容:アンナちゃんかおばけのラーバンの絵柄を選び、ビーズとフリンジのついたかわいいしおりを作ります!材料は麻布と北欧の刺繍で愛される艶消しの木綿の刺繍糸「花糸」を使います。手作りのしおりがあると、読書がいっそう楽しくなるかも!
【関連企画 コンサート】
日時:8月1日(土)18:40開場 19:00開演
参加費:3,000円(ワンドリンク付 全自由席 40名様限定予約)
会場:YHIギャラリー
出演:奈加靖子(ヴォーカル) 庄司祐子(ティン・ホイッスル、リコーダー)大森ヒデノリ(フィドル)
内容:伝統音楽、古楽の第一戦で活躍する3人の演奏家が「森」をテーマに展開する歌と舞曲の数々をお楽しみください。
※その他、絵本の読み聞かせ会も予定しています。/8月8日(土)13:00~、15:00~ 参加費無料
Filed under YHIギャラリー, イベント, 作家さんについて | Comment (0)ちょっきんきりえ展、30日スタート!
きりえアーティストYUYAさんインタビュー

6月30日より表参道YHIギャラリーではきりえアーティストYUYAさんによる「ちょっきんきりえ展」がスタートします。
あたたかいラインと色使い、アイデアあふれる構図で人気のきりえアーティスト、YUYAさんに、お話を伺いました。
Q1 大学で建築を勉強されたYUYAさんがきりえをはじめたきっかけは?
大学卒業後は建築設計事務所に勤めて建築設計の仕事をしました。
もともと1950年~60年代の時期の広告美術と呼ばれた時期のグラフィックデザインは大好きで、こういうものをつくってみたいなとは思っていました。
大学の建築科を卒業したことと切り絵は特につながりがあるわけではないですが、建築デザインにおけるレイアウト感覚をグラフィックでも生かせている部分はあるかもしれません。
レイアウト的な納まり(四角形の紙の中でどういう風にモチーフを切り取った構図で絵をつくるか)などは特にこだわっているところです。
Q2 YUYAさんがきりえを作るときにテーマにしていることは?
絵をつくるときに常にテーマにしていること。
ひとつは「人がにっこりする絵」です。日々の生活のなかで部屋のインテリアと調和し、見てくれた誰かにとって日々の生活が楽しくなる絵を目指しています。
自分の作品は現代アートや、何日もかけてつくる油絵などとは違い、思いついた楽しいアイデアをその場で軽やかに絵にすることが特徴で、誰にでも理解できるわかりやすさをもった作品。
でも、レイアウトや表現などのデザイン面には強いこだわりを持ってつくっています。
Q3 今回の作品展には、テーマがありますか?
いままでは世田谷を拠点に展覧会で作品を発表し、地方(新潟や長野)でも巡回展として開催してきました。
いままでに行った世田谷の天童木工PLYでの2・3回目の個展の内容は以下のとおりです。
・「絵+音楽+インテリア」
=切り絵と音楽と天童木工の家具というコラボレーション空間をつくる。
部屋の中に展示されているようなリラックス空間で絵を眺めてもらった。
・「おいしいコンポジション」
=このときは構図にこだわってつくる、ということを特に意識しました。
日々の楽しいことや、音楽の躍動感などをPOPにグラフィックで表しました。
今回の作品展は、過去の作品のまとめ的な展示にしたいと考えています。
表参道という新しい場所で、新しいお客様もたくさんいらっしゃると思うので、特定のテーマというより、この地域にいらっしゃる人々に「ちょっきんきりえ展」をまず知ってもらいたい。
自分の作品をみるのが初めての人々に多く見ていただければうれしいです。
Q4 作品の説明をお願いします。

■DESAFINADO
これは「ヂサフィナード」と読みます。ブラジルのボサノヴァ名曲。
「下手くそにだって歌ごころはある。これこそボサノヴァなんだ」という遊びごころあふれるボサノヴァの音楽性をうたった歌です。
その楽しさを表現できればと思ってつくった絵。

■ROMARIA ′08
「ホマリア」は、ブラジルの古い曲です。
ボサノヴァ・アーティストの中村善郎氏が2008年のアルバムの中でカヴァーし、その音楽を聴いたイメージでつくった絵。
大好きな1950年代のグラフィックデザイン(広告美術)を意識したテイストです。

■TRISTE
ブラジルのボサノヴァの名曲です。
「トリスチ」=悲しみという意味。とらえられたサカナ。
悲しいはずなのですが、なんだか楽しげな表情にしているところがポイントです。
色あいとシンプルな表現が北欧デザイン的かもしれません。

■reza
これもブラジルのボサノヴァの曲です。reza=祈りという意味。
葉っぱのようにも木のようにも見えるモチーフによる森ができあがりました。
一定の繰り返しパターンでつくる絵が、北欧のテキスタイルデザインなどに通じる要素かもしれないと思いました。
Q4 作品に使用している紙はどのような紙ですか? デザインのアイデアはどのようにでてきますか?
使用している紙は、どこにでも売っている色紙(ラシャ紙、色ケントなど)です。
それ以外にアクセントとして、英字新聞や海外の雑誌などを使うこともあります。
誰にでもどこでも手に入る材料で、誰でもできる方法で、できるだけ要素をそぎ落としてシンプルな表現をする。
でも、誰にも真似のできない構図とアイデアで自分だけの作品をつくる。
というのが自分の技術的な面でのテーマです。
デザインのアイデアは、普段見る植物や鳥などの動物、あとは1950~60年代の海外と日本のグラフィックデザインの本や写真集や昔の日用品のパッケージのモダンな模様や色合い、包装紙など。
さまざまな物からインスピレーションを受けてアレンジし、組みたてて絵ができている気がします。
あとは音楽です。常に作品をつくるときは音楽を聴いていて、そのイメージもモチーフや表現に影響しているかもしれません。
幅広いものの中から、調和するテイストを選びだし、組み立てる「編集感覚」と言えるのかもしれません。
どこかで見た何かを組み合わせて作品になっていることは間違いないでしょう。
Q5 会場でかけられる、音楽について教えてください。
音楽は友人の吉本宏さん(音楽文筆家)が選曲しています。初個展のときに会場で出会い、すぐに友人になりました。
特定のジャンルでくくれるものではなく、でも一定のテイストで選曲された心地よい音楽。
僕も普段聴いているものも多いです。都会的な洒落た感覚と同時にあたたかさが感じられるアコースティックミュージックが中心です(表参道にはぴったりかと思います)。
時間軸にあわせて一日の音楽がプログラムされ、BGMとして展示会場に流します。
以上です。YUYAさん、ありがとうございました。
なお、YUYAさんが会場にいらっしゃるのは、以下の日程です。
・6/30(火)初日 10:30-18:30
・7/5(日)10:30-18:30
・7/11(土)10:30-18:30
・7/12(日)最終日 10:30-17:00
たくさんの皆様のご来場をお待ちしています!
YUYAちょっきんきりえ展
6月30日(火)~7月12日(日)
10:30~18:30
※7月6日(月)休 ※最終日は17:00まで
@YHIギャラリー
blog:YUYA|ちょっきんきりえの部屋
ヤマヴィカスコープ座
山田勇男監督の映画世界を<ヤマヴィカスコープ座>といい、
その映画を<ヤマヴィカフィルム>といいます。
「映像の詩学シリーズ」と題して、これから定期的に
いろいろなヤマヴィカ展示と上映会を開催してゆく予定です。
表参道に期間限定で出現する小箱のような映画館。
詩を読むように映像を観る・・・
とっておきのホーム・シネマの展開にご期待下さい。
☆5月9日(土)
イルバサロンにてシリーズスタート。
「映像の詩学シリーズ序説:光の綺術」は50人近くのお客様を迎えて満員のなか開映。
北欧の工芸が展示されている部屋で、ストックホルムで撮影された「郷愁」の色彩と空気感は一段と美しく映りました。
デンマークの画家ヴィルヘルム・ハンマースホイ(Vilhelm Hammershøi)の静謐な詩情を想起させる 「明石」は、蒼白い光に包まれた後ろ向きの抒情が印象的で、黒い傘にほどこされたさり気ない花刺繍や、明かりを点すスウェーデンのマッチ箱が、心地よく空間に溶け込みました。影を生むのも消すのも光。自己の分身のような影は誰にでもあって、時に鏡よりリアル(実態的)で・・・まさに「光の綺術」。8mmフィルムの魅力も再認識。山田監督のお話も深く愉しく・・・とても記憶に残る上映会でした。
一瞬が永遠になる時がある、という監督の言葉が信じられるような気がします。
☆5月19日(火)~23日(土)
次いでミモザギャラリーで5日間開催されたヤマヴィカスコープ座第2弾
「映像の詩学シリーズVolII」のテーマは「少女オルフェ」。
ヤマヴィカフィルムの撮影も担当しスチル写真を撮ってきた遠藤彰氏の写真展とのコラボレーション。
写真は映画から抜け出したようでいながらも、独自の視点で映されたフォトアートだと改めて思いました。
今回の上映作品の中から厳選したショットが白い壁にスタイリッシュに飾られ、実写される動く映像と反響しあいながら、お二人の美意識とロマンチシズムの境地を堪能させて頂きました。
遠藤さんは、10年くらい前に撮影された「パズル」の一連の作品を黒い額装にして、「少女オルフェ」を独特に加工し白い額装にして新境地を披露して下さいました。
意図的にブラす、ピントをずらす、色彩を滲ませる・・・そこに感性の輝きが加わって、すごく綺麗な写真世界が展開していて驚きでした。印象派の絵のような、心地よいぼやっと感。「特定の被写体の向こうに透けて見えてくるような真実や共感」を感じたのは私だけではないはず。不思議な写真芸術を体験させてもらいました。
きっと山田監督のカメラとも共通点があるのでしょう。
ところで、この会場は車庫を改装したミニギャラリーなので、広さは車一台ぶん、床はレンガ、という素朴なちっちゃな場所なのですが、そんな小さなスペースがプライベートフィルム上映にはいいし、ミモザという名前もいいね、と監督自らのご意向で期間限定プチ・シネマになったのでした。
結果は成功!
収容人数に限りがありますので、ほとんど桟敷席にしても入れない日には外に椅子(と蚊取線香!)を用意して半ば野外上映会となりました。幸いお天気に恵まれ、蝋燭を灯して、時計草が満開の下で、なかなか素敵な、トーキョー・ボヘミアンな(?)雰囲気でした。
音は聞こえなくとも窓を通しての「鑑賞」がまたすごく良かったのです。
絵画的で。ゆっくり流れるヤマヴィカフィルムは動く絵画みたいで、美しいインスタレーションアートでした。道行く人が一瞬立ち止まり眺めずにはいられない「現象」でした。
不意に入ってくる騒音も、邪魔にはならない効果音となり、私たちの想像を現実と非現実の狭間で戯れさせ、いろいろな情感を想起させるのでした。
映画の虚構と私たちが今ここに在る、という実感のたまゆらの交差。
今回の映像の詩学Vol2では、少女や少年というイマージュを通して皆さまは何を見、感じ、考えたでしょうか。
毎日の監督のお話、遠藤さんとのトークも示唆に満ちていましたね。
少年少女- 魅惑的な言葉です。それは誰もが子どもだった時代を経て大人になる(というよりも、歳を重ねる、と言ったほうがいいでしょうか)という人生の時間軸の上で見果てぬ夢をみれた時代への憧憬なのかもしれません。実際には存在しない観念の結晶。
国籍、年齢、性別、などの「境界」は軽やかに超えてしまうことができる「心の共鳴」のポエジーは、肉体というリアルな物質的存在を超越し、過去ー現在ー未来という時間軸の行き来を自由にさせてくれる。その感覚(観念的存在)は、実はぞくっとするほど「リアル」で、不可解なだけにシュールで、儚いけど忘れられない重みがあります。
「時計が止まってて振り子の音だけしてたらいいねぇ」。
設営打ち合わせのときぽろっと出ただけで、実際は実現しなかった山田監督の閃きだったのですけれど、「白昼夢」や「チョコレット」など、ヤマヴィカフィルムを観ていると、時計の針は消えて、心臓の鼓動が生きてる時間を正直に刻んでくれるような、そんな贅沢な瞬間の連続を味わえるのでした。
たくさんのご参加ありがとうございました。
次回はどんなテーマで、どんな作品が観られるのか今から楽しみです。
(report by maki) Filed under おしらせ, ひと, イベント, イルバ・サロン, ミモザ・ギャラリー, 作家さんについて | Comment (0)
「ミモザを漉く」展、明日まで

和紙作家かがりせいじさんによるミモザの樹の作品展が、ミモザギャラリーで開催されています。
かがりさんは大阪在住の和紙作家。昨年11月、東京松屋のショールームで開催されていた個展の合間に
ふと見つけたミモザ・ギャラリーの名前に惹かれて、
「ミモザの花の季節に、ミモザの樹を漉いた作品展をする!」と即断。
ミモザの樹を切り出すところから始まり、繊維を煮出し、
紙に漉く作業までのすべてをお一人で手がけておられます。
幹や、枝など、ミモザの樹の部位によって色みや繊維の太さが異なり、その自然な差異をいかして最小限の意匠を加えることで完成したミモザの紙。くるりくるりと羽が風に舞うような繊維の文様が印象的です。
意匠を凝らした絵画のかわりに、自然素材そのものの、質感のあるミモザの樹皮作品をお部屋に飾ってみませんか?
明松政二 樹皮展「ミモザを漉く」
4月4日(土)まで。最終日は11:00~17:00まで
ミモザ・ギャラリー
おもてサンドさんが取材にこられました
先日、表参道の情報サイトを運営していらっしゃる「おもてサンド」さんが、取材に来てくださいました。
3人の取材スタッフの方が見え、どなたがライターさんでどなたがカメラマンさんかよくわからないままスタートしたのですが、それぞれが写真を撮り、メモをされ、ヤマナシ・ヘムスロイドのこと、北欧の手工芸のこと、イルバサロンやミモザギャラリーのことなど、いろんなお話をさせていただきました。あんまりとりとめの無いお話だったので、うまくまとまるかなあ、と不安に思っていましたが、3人の方がそれぞれに気になったポイントをクローズアップしてくださり、魅力的にポップに紹介してくださっています。
そんなに入りづらいかしら・・・とちょっと反省もしてみたり。
よろしければのぞいてみてください。
こだわりの表参道情報「おもてサンド」さんのHPより
http://www.omote-sando.info/2009/03/13/
http://www.omote-sando.info/2009/03/15/
http://www.omote-sando.info/2009/03/17/
http://www.omote-sando.info/2009/03/19/
また、友の会のニュースレターでお知らせいたしましたが、4月2日からスタートするNHKのドラマ8「ゴーストフレンズ」(木曜8時~)に、表参道ショップ(の外観)が登場します。全10回で、なんとドラマの中でこの建物は、お料理教室に変身してしまうようです。プロデューサーと監督の方が建物に惚れ込まれ、何度も足を運ばれてのご依頼でした。さてさて、どんな風に登場するか、楽しみなような、不安なような。
表参道ショップは、ミモザやクリスマスローズ、木蓮が花盛り。来週からはミモザの紙の作品展と、横浜教室の作品展がスタートします。ぜひ遊びにいらしてください。










