「いなわしろ赤い家プロジェクト」報告

6 月 3rd, 2011

21日22日は、『犬猫ものがたり』がご縁の漫画家、柴田亜美さんと
イルバサロンでもお馴染みのAKANE LIVさんのお父様、文化人類学者であり作家のMarek Kaminskiさんも同行されました。
柴田さんのお声がけで出版社などから送られた30箱以上の書籍、おもちゃ、
犬のおやつなどを避難所に次々と運びました。
人数や年齢層をリサーチしてから行きましたので喜んでいただけましたね。
柴田さんのお声掛けに応えて下さった皆さまの沢山の善意に心から感謝です。
読書は精神の糧にもなりますから、どの避難所もライブラリーがもっと充実するといいですね。
マンガで大笑いするのも、ハラハラドキドキするのもよし。
福島は、不安な現実からスワープする時間が必要です。
手芸は女性にとても喜ばれますし、時間を愉しく過ごすのに必要です、きっと。
避難所になっている老舗ホテル、ヴィライナワシロで<あーみん先生のお絵描き教室>を開催。
マンガ大好きな子供達が、ほんとの漫画家さんを前に感動しつつ、
白い紙にクレヨンで自由に描きながらこぼれる笑顔に、私たちもにっこり幸せ。
犬の散歩をしている避難者の方々に直接声をかけて、お見舞いにおやつを渡しました。
ひとりひとりとしっかり話し、必要なものを手渡すことができる、
パーソナルなコミュニケーションが大事だと感じました。
マレックさんはオックスフォードで東北事情をレポートすべく、
地元の人や避難者にインタビューされてました。
目に見えない人災は、目に見える被害よりも、精神を蝕みます。
地震で棚の上の置物は壊れましたが、おおかた無事。室内、屋外、手入れをしてあげないと。
今回は、在日スウェーデン大使夫妻が福島の皆さまへお言葉と子供達へ絵本とおもちゃを寄せてくださり、
複数の施設に配りました。全ては回りきれなかったので、これからも赤い家で北欧の文化交流をしながら
伝えてゆきたいと思います。
そうそう、緊急対策で被災動物レスキューに利用してもらったのも、
庭の小川に沿ってマグのリアの木陰には、へムスロイド歴代の犬猫達が眠っているのです。
このフクシマの実態に黙っていないで!赤い家を活かして!
と、彼らが呼び寄せてくれた気がしています。
ジル、ポコ、チロ、ピッピ...ありがとう。
微力だけど、がんばってみますね。
先ずはあなたたちの想いをぎゅとつめて、犬猫ものがたり4を贈ります。
皆さん、来て下さいね!
犬猫を飼いたいと思っている方は、里親会に是非。
コンサートやトークにも注目☆

デンマークのクリスマス・シール

7 月 8th, 2010



デンマークのクリスマスシール

1904年、デンマークの郵便局でクリスマスカードに貼る、かわいいシールの販売がスタートしました。
このシールはひとりの郵便局員のアイデアでスタートします。
1900年当時、ヨーロッパを中心に猛威をふるっていた結核に、多くの子供たちが苦しめられていました。デンマークの郵便局員、エイナー・ホルブル氏は苦しむ子供たちのために、何かできることはないかと考えます。
ホルブル氏は切手の横に貼るかわいいシールを販売し、その収益金で療養所を建てることを思いつきました。
1903年、このアイデアが採用され、1904年からデンマーク郵便局でクリスマスシールの販売がスタート、それから現在に至るまで毎年、クリスマスシーズンになると素敵なデザインのクリスマス・シールがデンマーク郵便局で発売されています。

YHIギャラリーに展開中の期間限定ショップでは、このクリスマス・シールが、4枚カットと1シート(50枚)の両方で販売されています。
価格は人気やデザインによって異なりますが、4枚カットは525円から2,520円まで、1シート(50枚)は3,780円から16,800円までとなっています。
お気に入りのデザインや、生まれた年のシールをぜひ探してみてください。

http://yhi1971.com

赤糸刺繍の本の裏話

12 月 21st, 2009


スウェーデンから届いたチャートはデータ化されたものだったのですが、手描きのチャートからの写し間違いが多く、
間違い探しに時間がかかってしまいました。1974年のパパの肩紐が刺繍されていないのは愛嬌ですが
1982年の床の木目は、データ化されたものは全く木目がそろっておらず、一目一目数えつつ手直ししていきました。
星やら模様やらは鬼門。ほぼ全頁で、一個ずらして、一個埋めて・・・気の遠くなるような作業でした。
正しい手描きのチャートに従って直せばよいものはいいのですが、判断の悩ましいものも結構有り・・・。
例えば・・・。1972年の受胎告知の作品。実は最初に気になったのがこの天使のまなざしでした。
このまなざしについては好みの分かれるところでしょうが、手描きのチャートもデータのチャートも目はクロスひとつ。作品写真が間違いなのですが、作品のほうのまなざしも結構魅力的。刺した人の好みなのかもしれません。

山梨センセ曰く、「デザイナーの手描きのチャートに戻りなさい。チャートには、デザイナーの意図がすべて含まれます。」
1971年の手前の女の子の手と右上の女性のほっぺの部分は、作品写真が正しいようにも思うのですが、
手描きのチャートに入っていなかったので、あえて加えることはしませんでした。

1991年のユールボック、これは目がないのが正しい(手描きのチャートには目がない)。でも目があるのもかわいい。

作品写真では刺されていないけど、チャートに指示が描かれているものに、1957年の天使の指があります。
ここはバックステッチで刺す指示が入っています。
ラッパと、両手の指。見えにくくてごめんなさい。よーく目を凝らしてみてみてください。

といっても、テストではないので、チャートと作品写真を見比べていただいて、好みのほうで刺していただければ幸いです。
ではでは皆様、楽しんでくださいね。

PS.14目の生地に麻糸で刺されたスウェーデンのクロスステッチは、26日まで表参道にて展示予定です。東急本店には、ミスタークロスステッチ、高田健次郎さんが10目の麻布に花糸97番で刺した巨大なタペストリーが飾られています。どちらも必見ですよ!

「北欧のクリスマス展」第1弾 開催中!

11 月 5th, 2008



YHIギャラリーでは、本日より、「北欧のクリスマス展」第1弾を開催しています!

クリスマスをテーマにしたクロスステッチ作品をはじめ、クリスマス・ローゼンゴンやフレミッシュ織りなど、
この時期ならではのスウェーデン織の作品や、キャンドルやトムテ人形、クリスマスオーナメントなど
クリスマスムード満載のアイテムが勢ぞろい。
トムテのおじいさんが背負っている白樺のバッグや、トムテが手に持つ藁のエルク人形の実物も!

トムテ(スウェーデンではトムテ、デンマークではニッセと呼ばれます)は、人々に幸せをもたらすと信じられている妖精。

クリスマスに北欧で食べられる牛乳で煮込んだおかゆ、「ポリッジ」はトムテたちの大好物。
イブの夜、人々はトムテたちのためのポリッジを用意して、屋外に出しておく習慣があります。
刺繍のモチーフに、ときどきスプーンを持ったトムテが登場するのは、大好物のポリッジを食べているのです。

赤い帽子をかぶったトムテは、北欧のクリスマスに欠かせない存在です。
かわいいトムテたちに、ぜひ会いに来てくださいね。
(11月6日 トムテの写真を追加)


デンマーク手工芸ギルド
デザイン:イングリット・プロム

     
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