ぜひ高知に来てください。海の眺めが最高です。
2 月 14th, 2009
本日、2009年2月14日の高知新聞の夕刊一面の「どう稼ぎますか?」5に観光コンベンション協会会長さんのお話が載っていましたが、ちょびっと疑問があります。
キャッチフレーズが「来るなら来てみいや」じゃ誰も来ませんよ! とくに東京の人は! ただでさえ、お金がかかるのだから・・・。時間的には飛行機に乗ってしまえばそれほどではないので、東京のお金を持っている人の心をしっかりつかめば、観光客は呼び込めます。でも、こんなキャッチフレーズじゃ、「あ、そ。じゃあ行かない。」で終わりです。東京のお金持ちは選択肢がいっぱいありますから、こんなお誘いじゃ来るわけありません。県民も共感できる言葉と言っていますが、肝心の県外の観光客の心をつかめないのなら意味がありません。それとも、高知県の観光は、県内の人がぐるぐるすることを目指しているのでしょうか?
来るなら来てみや。じゃあ、来ない。
この人は、北海道、長野、沖縄に比べて高知の自然が落ちると言っているけど、そんなこたあない。
私は、最初に高知に来たとき、桂浜荘に泊まって、そこでの素晴らしい眺望が気に入って、高知全体の印象も良くしています。これは、仙台の松島に行ったときも同じような印象を得ました。沖縄の海は亜熱帯の海であって温帯の海ではない。日本風の海の良さというのもあるのです。高知の海の景色は本当にいいです。桂浜沖を行き交う船を眺めているのもいい感じでした。ところで、海なんて、それだけでは水のかたまりなので、その沿岸との風景のマッチが問題なわけです。その点、桂浜は素晴らしいです。桂浜の景観は絶対に壊さないようにお願いします。
確かに、長野のような雪を頂いた山々の景色は壮麗で高知にはありませんが、長野には海はありません。長野県の人たちは、静岡や富山の海へ向かうバスツアーが好きです。そして魚を食べてきます。
高知は意外と山国でもありますが、東京の人間の高知の印象はやっぱり海で、この景観はぜひ保ってほしいし、それで人を呼べます。文化文化と言いますが、悪いけど、高知は、博物館や美術館や図書館が少ないし、あっても貧弱です。これは、よその地域のものも見たことのある人でないとわからないと思います。こういった施設が文化というわけではありませんが、そういうものをどの程度、整備するかで姿勢がわかります。これは、単に整備するお金があるとかないとかだけの問題ではなく、どういう場所にどういうコンセプトで整備するかという出発点からして疑問なものが少なくありません。県立の歴史民俗資料館がたまにしか来ないバスに乗れないと行けないような山の上にあるとか(自家用車で行くのは県内・近県の人間。遠隔地だと、長距離の自動車運転だけで疲れてしまい、鉄道や飛行機を利用する。レンタカーというのは意外と不便なので借りる人は限られる。)、県立美術館が、浸水しそうな低地にあるとか、こういうのは、基本的な「ミス」です。
高知大学に観光学科というのをつくり、同大学図書館の本代を増やして、観光学のコレクションをつくり、しっかり一から勉強した方がいいのじゃないでしょうか。






