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9 月 8, 2009
「栃の木」植栽地の伐採状況。
8月9月と連日(土日曜日)一泊二日の泊り込みで遅れた区画を伐採している。
秋の気配を感じるのは朝晩だけで、日中は一人4㍑の水分補給が必要だ。
9月14日(月曜日)に重機を投入し、非難小屋と車両の転回場所を造る。その後、資材の搬入のため木と木の間に
ロープを張り滑車を使って資材を移動させる計画である。第1区画の5747.54㎡はほぼ地拵えを完了した。
9月末から10月にかけてネット張り作業に取り掛かれるだろう。資材などはすでに発注した。
そんな折、立命館大学の竹内君(4回生)の呼びかけで、学部生が助っ人に入ってくれた。感謝!
さて、作業を終え庄野氏宅で資材の在庫確認作業をしていると、一枚の紙を手渡された。
庄野谷の林道維持管理に関する文面である。9月20日林道の補修を行なうとのことである。
午前は草刈。午後は溝の土砂除去作業等である。氏はあんたらは「山主」ではないのでいいよと、おっしゃってくださったが、
一番頻繁に使っているのは本協会である。市街地に居られる山主の方や日頃お会いできない集落の方とお会いできる機会でも
ある。長時間一緒に汗を流し、共通した話題を持ち、さらに深くコミュニケーションを図る事もできる。
7月の大雨で落石や林道の亀裂が深くなっている。我々にとっても安全に走行するには協力というより、参加すべきと判断した。
多少の伐採の遅れは、その後の中長期の集落の方たちとの信頼関係には変えられない。
しかし、伐採が進むにつれ日差しが強くなる。写真は作業終了後のメンテナンスである。
16:30頃に作業を終わり、カッパ沼の広場で体を拭き、ターフやテーブルを片付け下山する。その後メンテナンスを行なう。
17:30頃帰宅の途に着くのだが、日が短くなった。山の日暮れは早い。
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8 月 24, 2009
8月22・23日伐採作業に入った。日中は暑いが、夜になるとヒンヤリ
秋の気配が感じられる。
さて、今日のタイトルにあるように「蜂」である。小生は8月9日にも人差し指を刺された。
ど~も巣穴に手を入れたらしい。体長約1.5cm小さいため羽音もしない。自然に溶け込む保護色のため、
刺されるまで気がつかなかった。
動きはすばやく、非常に攻撃的。刺されると「熱い」感じ、手袋の上から刺された。
症状は赤い点ができ、周囲約2cm位が白くなる。
その後、約6×6cm程度が炎症をおこし、ズキズキする。パッチンを張ったが収まらず、約2~3日で腫れが引く。
集落の人に聞くと、「山蜂」とのことだった。9月ぐらいに木に群がり巣別れするという。
5月から9月までは注意が必要とのことだった。蜂退治のスプレーを買い込み恐々退治したが・・・・。
図鑑で調べた所、和名:ムモンホソアシナガバチ(学名:Parapolybia indica indica)
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>ハチ目(膜翅目)>スズメバチ科であった。
スズメバチ科!!どうりで痛いはず。蟻も腫上がって痛いが、「ブヨ」の数倍も痛い。注意が必要だ。
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8 月 17, 2009
8月15・16日地ごしらえで山に入った。
今年の山は少し異常である。長雨のせいなのか山に力がないような。
標高500m以上の作業現場であるが、虫類(アブ・ブヨ・小バエなど)がやたらに多い。
その中で写真のような「ゲンジ」を多数見ることができる。一本の木に5~8匹いる。ここ、京都では「クワガタ虫」をすべて
「ゲンジ」と呼ぶ。里から離れると「カブト虫」は見当たらない。あまり大きなのはいないのだが、6~7cmぐらいだろうか。
地ごしらえの山には数千本のクヌギが自生している。その生息数はスゴイ数になるであろう。
植林が完了したあかつきには、子どもたちと一緒に「ゲンジ」採りを行なう予定である。その前に「椎茸」の栽培も重要課題。
さて、集落の家々には他府県ナンバーの車が目立つ。里帰りなのであろう。
我々は・・・・といってもお盆休みなので3名だったが、久しぶりの満天の星空を見ながら夕食を食べた。
9月中旬までは暑さとの勝負である。しかし、着実に結果が残っている。
次回は再度測量(縄張り)を行い、非難小屋(雷・にわか雨・資材用)の設置と車両の転回場所確保を行なう。
重機が必要になるが・・・・。ざっと見積もっても60~70㎡の拡張工事が必要!クランプ組みの小屋を考えている。

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8 月 11, 2009
今年のスケジュールは過酷なものである。
何よりも安全第一!。8月8日山に入った。作業開始30分で心臓がドキドキ。吐き気がする。作業中の皆に「休憩」の指令。
参加者もたった30分で・・・・と思ったらしい。しかし、熱射病の兆候!前日の雨。伐採が進んだため直射日光にさらされている。
お茶を飲んだ瞬間、ど~と汗が全身に。約30分の休憩の後作業開始。30分作業、10分休憩を繰り返す。
なんでこんなことしてるのやろ?ふと、疑問がわく。やり始めたから結果が見たいのかな?。
しかし、成果や結果は、小生が生きてるうちに出ない。そんなこと十分承知している。ふと、横を見ると参加者が首をうなだれ足
を投げ出し、皆無口である。疲れで注意力が散漫になると事故が起きる。事故だけはさけたい。休憩は事故防止である。
そんな時、山主の庄野氏がアイスBOXにアイスクリームの差し入れ!!ありがたい。
氏も高齢であるにもかかわらず山道を歩いて。しかも集落の周辺にはアイスクリームを売っているところがない。
わざわざ、小生たちのために買い求め、林道を自動車で走り、山道を歩いて届けて頂いた。お金では買えない感謝がある。
このような活動は、脚光を浴びる事のないジミな作業の繰り返しである。植林の時には、出来ていて当たり前。できていなけれ
ば文句さえ聞く。しかし、三井物産さんをはじめ、こう云った協力者の理解があり、はじめて作業ができる。
で、あれば、今の作業はその下支えのおかげであるといえる。すなわち、「なにをしたか、ではなく、どうしたのか」の繰り返しで
はないのか?ともあれ、誰かがしなくてはできないことを我々が始めた。小生たちが見たことも聞いた事もない人々がこの事業を
支えてくださっている。秋の訪れを心待ちに、猛暑の伐採作業を続ける。
写真は、差し入れのとき

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8 月 3, 2009
長雨が続き農作物への影響が気になります。
我々の伐採現場である庄野谷も、7月の作業は林道に水が小川のように流れ伐採作業を阻んでいます。
こう云ったときは、溜まった書類や参考書籍に眼を通し、じ~と我慢をしている。
8月2日に視察に行った時、桂川は濁流がうねをうち、ゴーという音を立てて流れていた。集落の方もこんな時は
山に入ったら危ない。天気が回復してからにしなさい、と、助言を頂いている。危ない=死にますよ、である。
しかし、今年の予定が・・・・・・・。いや、安全第一にと、はやる気持ちを抑えている。
さて、8月の予定であるが、毎週土日(一泊二日)で地拵えを決定!
この件に付いては、参加者から賛否の議論が持ち上がった。お盆休み、子どもの夏休み、暑い、などなど。
しかし、小生の「2名揃ったらやる!」の一言で議論は終結。各自の判断に任すことで決着した。
しかしですョ・・・・・。暑いだろうな!!
写真は、伐採場所の前線基地での出発前のMTG風景。後の学生は朝食をまだ食べている。
彼は立命館大学4回生(竹内君)、出身は東京都新宿生まれの都会っ子である。
なぜ、彼がこの作業に志願したのか?どのような目標があるのか?、一度星空を眺めながら話を聞いてみようと思う。
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7 月 7, 2009
写真は松食い虫で倒れた倒木の始末である。
地拵えの大変さを痛感させられる。なぜ、若者が山林の仕事をしたがらないのか?
現在我々の地拵えの総延長は約2.5kmである。一日どれだけがんばっても30mが精一杯である。
作業手順は、境界線より約8~10m内側の余分な樹木を傾斜地上方より伐採。それを斜面に平行に並べ、境界線まで積む。
伐採だけなら比較的早くすむのだが、倒れた木を玉切り、枝払い、3人ほど並んで上へ積重ねていく。
7月4・5日の夏日での伐採作業は、一日4㍑はお茶や水が必要である。炭酸飲料などは体が受け付けない。
ポカリスエットも体が疲れると甘くて飲めなくなる。昼ごはんはこのシーズンになると皆無口になる。
汗はタオルが絞れるほど、眼に入った汗は痛い。その汗に塩分摂取なのか虫が寄ってくる。大きな山蟻、山ダニ。
暑いのだが、長袖長ズボン、首にはタオル(私は日本手ぬぐい)汗止めに頭にタオル。足元は地下足袋(スパイク付)
手袋は革を使う。しかし、その手袋も半年も持たない。このような重労働をして、50年育てた杉・ヒノキが¥5000.-。
しかも、自分の代では現金にならない。ましてや相続税がかかり、大きくCO2削減率の高い木から伐採せざるえない。
その意味では税制も見直さなければならない。
私の知り合い(滋賀県)の知人は、間伐や下草刈りの話をすると家族で喧嘩が始まる。も~家族でもめてまでやる必要性を
感じなくなった。そ~いえば、自分も親に言われた時いやでいやでしょうがなかった。みんなは海や市街地に遊びに行っている。
上述したような格好で山仕事してると言えなかったと言う。毎年繰り返されるこの状況が現実の中山間地である。
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7 月 7, 2009
画像の茶色い部分は昨年(12月)植えた苗木の部分である。
今年は約倍の長さに成長している。葉っぱも苗木にしては、大きく元気に拡げている。
写真撮影の時は雨が降っていた。こう云ったときは伐採が出来ない。しかし、申し合わせ事項があり、
雨が降っても現地集合を心がけている。それは、集落とのコンタクトやメンテナンス。仲間との会議の時間に充てている。
市街地での会議より、現地での会議は説得力があるばかりでなく、新人の方と長時間にわたり話が出来る。
また、集落の方たちも、雨が降ると農作業や山林仕事が出来ないため時間の余裕を持って迎えて下さる。
何よりも重要なのは、必ず約束した現場に人が集まる習慣である。
ちょっとぼやき。携帯電話が普及。学生や携帯電話所持者は、山で電波が届かない事にまず驚く。
何月何日、どこそこのどの場所集合。という約束事が携帯電話普及とともに薄れてきたように思える。
人との信頼関係の基本である「約束」は、おおきく言うと規範である。このまま放置すると、約束である法律も守られなくなる。
また、山仕事は危険度が高い。そう云った約束事が暗黙のうちに集落の約束事として伝わり、規範となったのだと思う。

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7 月 7, 2009
写真は、前回伐採仲間と話題になった「河童沼」である。
今回の三井物産環境基金の前線基地をこの横の広場に設けている。
チエンソーや油脂関係は集落の方(庄野氏)のお宅を無償でお借りしている。
前線基地には、コーヒーセットやヤスリ、砥石、七輪等がコンテナBOXに入っている。
さらに、基地を離れた時、鳥獣被害に会わないため、また、恒常的に寄せ付けないためコンテナゴミ箱を設置。
この事は毎週のように入る山では重要である。この広場や沼は集落の共有物であるため、広場の草刈は我々が行う。
集落の方も喜んでいただける。こう云った小さな活動の積み重ねが集落との信頼を増す。
下山すると、益三さん(集落の最古老)がにこやかに迎えて下さり、茄子や胡瓜など旬の野菜を下さる。ありがたいことだ。
今年は天候不順のようで、トマトやマクワ瓜がまだ色づいていない。
塩分を思いっきり出した後のもぎたてトマトは、疲れた体を癒してくれる。
おかげで我家は野菜を豊富に採る習慣が身についた。集落の方たちは、「毎日茄子や胡瓜はたべられへん。
ほっといたら鳥や獣が盗りに来る。落ちて腐ったら始末も大変なんや。」おかげで毎回袋一杯のお土産を持って帰っている。
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6 月 8, 2009
6月6・7日山に入った。5月にも何回か入っているのだが、カメラを忘れたり雨降りだったりで更新できなかった。
さて、参加者と一泊二日。初日はすでに植栽している所の「下草刈り」である。
「栃の木」も1年間で約30cmは成長している。木の幹に比べて大きな葉が特徴である。
我々が先行している植栽地の横には「池?沼?」がある。TVコマーシャルの「河童は池にいるのか?沼にいるのか」の話になり
夜に仲間と大いに議論になった。そこでの結論は、ここに「河童」がいる事にしよう。しかし、嘘はいけない。
従って、「河童に餌を与えないで下さい」と立て看板を立てよう!と言うことに決着。集落の人に聞くと、その「沼?池」の名前は
無いようである。そこで、我輩は「河童沼」と命名する事にした。これ以降は「河童沼」とする。この「沼」は定かではないが、
中世頃(1500年代)隠し田として、年貢のがれに集落の人たちが人工的に掘削したようである。今ではその役目もなく、
沼には大きな鯉がゆうゆうと泳ぎ、近頃見受けなくなった「ギンヤンマ」が水面を飛び交う。写真は30cmまで寄っても飛ばない
「糸トンボ」そこらじゅうに飛び交っている。夜には「ホタル」が多少であるが飛んでいた。また、この沼には「モリアオガエル」が多
数生息している。来週13・14日再度山に入るが、その時には「沼」の木々に白い泡が(卵)花のように付いているだろう。
夜は「蛙」の大合唱と、7~8mまで寄ってくる「鹿」時折「ピー」という警戒音が夜中に聞こえている。
さて、「下草刈り」であるが、「栃の木」の周りを鎌で刈り、ツルを外し、竹杭を約300本打ち込んで、それに黄色のマーカーを付け
た。それから一斉に草刈機で下草刈を行なうのであるが、斜面での作業は重労働である。集落の若者が、また高齢者が
山を維持できなくなるという事が、身を持って体験できる。そんな山仕事で「山百合」がポツンと自生していた。
さて、前回の予告であるインターンシップであるが、学生の夏休みに行う事に決定した。地拵えの伐採あとの始末をお願いしよう
と考えている。次回は成長した「栃の木」の写真を掲載する。
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5 月 7, 2009
今年のゴールデンウィークは高速道路の値下げで、他府県ナンバーの車両が目立った。
しかし、我輩は連休中こそ伐採作業の好機である。
連日のように出かける我輩であるが、ある日の日曜日、自宅に居ると、「なんで今日は居るの?」。
ふと見ると、ちゃぶ台の上にいつもの様に「おにぎりとお茶が」置いてある。自宅に居て悪いのか(笑)。
ど~も奥方はワンマンな我輩が一日自宅にいる事が煙たいらしい。恐る恐る聞いてみると、アンタがいなかったら
私も休日をとった気分になると言う。な~るほど。この事業推進は、我家にもいい意味での潤滑油になっている!?
写真は、三角形の土地の底辺部分(376.5m)の180m付近である。
今回は立命館大学産業社会学部3回生「吉川功起」君が初参加。NPOメンバーと一緒に汗を流した。
林業指導者からチエンソーの指導を受けているところである。
こう云った若者の参加は非常に嬉しく、頼もしい。いや、本プロジェクトの長期戦略には必須である。
山中1泊2日の活動であるが、新人が参加すると、極ささやかな七輪welcome partyを行なう。
そして、テントを張り、寝袋で寝るのであるが・・・・・。連日の伐採作業は足腰や腹筋・背筋が悲鳴を上げている。
さて、本事務局に封書が届いた。開封すると、先般来から申請していたインターンシップの契約書である。
立命館大学学部の多くの教授のご協力を得た結果である。とりわけ「景井准教授」には感謝している。
本事業推進の定常的な若者の参加が可能になるばかりか、集落にも賑わいが戻るであろう。
何よりも、長期の植栽計画の持続(夢と希望)が感じられる。他方、学生はコミュニケーション能力、環境保全活動、
そして、単位の修得が可能になる事である。これで「企画研究」と併せ、本事業参加者は通年4単位が付加される。
このインターンシップの結果は後日報告する。
実践での活動と、上述したソフトは同時進行性を持って生かされる。今年も植栽地の100年以上は経ている「山桜」が
満開静かに見守っている。