兎と鹿
Published by tochi under 現地活動 on 7 月 13, 2010
久しぶりの更新です。
5月に「カッパ沼」の視察を行なった。なんと、鹿と兎に新芽がことごとく食べられているではないか!
大変な事態である。予算、人員、日程調整などを理事会に諮る。
苗木そのものは残っているので、一年の遅れで成長するであろうと思われるが、さて、修復をどのようにするのか?
議論の末、鹿や兎の生息数から判断して、抜本的に獣ネットをやり直すこととなった。
資材の購入及び人件費は、三井物産環境基金様と本協会の補助金を充てることになった。
植栽地には10年以上のヒノキが乱立している。林家に相談し伐採許可を頂く。
同じやるなら植栽地面積を増やすことになった。しかし、これが大問題の始まりであった。
かくして、ネット補修と植栽地拡張作業に取り掛かったのだが、既存の金網、ネット、イボ杭、杭の撤去を行い、
ネット周辺の草刈を行なう。ここで問題が発生。問題は2点。1点目は金網の目穴から笹や木が生え金網が取れない。
2点目は20年以上放置されている笹や雑木の処理である。この笹は小指より太く成長している。
草刈機は一回毎に悲鳴を上げて止まる。金網は手で引っ張ったぐらいではビクとも動かない。さりとて、金網の再利用を考えていた。
かくして、実行関係者で討議の結果。1日20m単位で撤去、草刈、杭打ち、補強の針金、金網、イボ木、ネット張りの順序で行うことに決定。
その間、栃の木谷は一時中断し、資材機材はカッパ沼に移動させ、補修
に全力を注ぐ事を申し合わせる。
写真は2mのネット高から3.5mに伸ばした新しい工法での獣ネットの出来上がりである。
am7:00~5:30pmまでの作業に、一人減り、二人減りの状況。熱射病(軽い)2名。
「木は誰のために植えているのか」。ふと、そのような疑問が浮かぶ。
7月10日完了。土日、祭日、平日(2人だけの時もあった)を使い完成した。
集落の方も、コレを飛び越えた鹿はチャンピオンやで~と、絶唱して頂いた。これ以上は出来ないと思われる全てのことをやりつく
した後、参加者は、これで入られたら鹿や兎の勝ちや!
雨で作業がとどこうるときは、草刈を行なった。次回は栃の木谷の第3区画へ入る。

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