とちの木blog

三井物産環境基金 「下宇津学」栃(とち)の木プロジェクト

きこりの話~そのⅡ

Published by tochi under 現地活動 on 12 月 10, 2008

今回は「熊」と「野犬」について、ゲストの大前氏の話を記述します。

「熊」はこの辺りでも出没するのですか?「おるで、気いつけな怪我するで」出会ったらどうすればいいのですか?

「う~ん、熊を見ながら静かに後ずさりすることやろ。80kg位で170㎝位のが居るんや、近頃里に出てきよる。

それが、柿を食いよる。熊が柿食ってるようではあかんわ。何でやゆうたら、柿には脂肪分が無いんや。山のどんぐり

脂肪分がたくさんある。山に食うもん無いから柿食っとるんや、可哀想やで冬眠しても腹減らしてるやろ」。

近頃「鹿」が農作物に被害を与えてると聞きますが?

「そ~や、困ったもんや。色々な原因は有ると思うけど、まず猟師が少のうなった。わしの小さい頃は、野犬がようさんおった。

それが、群れて鹿を食ってたんや。今はあかんは」なんでですか?「今の犬はドッグフーズ食べてるやろ、肉をよう食わへん。

こないだも魚やったらエズイて(もどす)、どーしょうもないわ。ほんで、餓死して死んでしまうんや」。

この問題は2点ある。1点目は飼い犬を捨てる飼い主である。部屋で飼われていた犬が生きていけないのは当然である。

2点目は、現代人も軟らかい物を食べている。人間が動物であることを忘れてしまうと・・・・。

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