Archive for 10 月, 2008
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10 月 29, 2008
久しぶりにお気に入りの山に出かけました。
そこには150年以上経つであろう「栃の木」の古木が凛とそびえています。彼女に会うのは3年ぶりです。
どれだけの葉を落とし、その実を獣に与えたでしょう。
彼女は谷川の一段高い所に、でんと居を構えじっと谷川や四季の移ろいを見下ろしています。
私の訪問は、秋色に染まりかけた10月下旬。彼女は早々と葉を落とし、衣替えを終えていました。
まもなく来る冬に備え、準備が済んだようです。この辺りは積雪2mを越すことも珍しくありません。
その彼女が見守っている渓谷の写真を掲載します。澄んだ谷水は「渓流魚」や動物にとって必須です。
しかし、山里に降りてくると白く透きとおった流れに変化していた。よーく見ると、珪砂が堆積している。
見た目には綺麗なのですが、砂で小石が埋まっている。これでは渓流魚も棲めない。
山の地表が洗われ、流れ込んだのでしょうか?水生昆虫も棲めない状態・・・・。でも、綺麗な水。
30年位前になりますか、この谷川で「あまご・山女」を釣り上げたことが有ります。竿を振るたびに岩陰から飛び出していました。
助成期間中、毎年彼女の写真を撮り続けに通う事にした。
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10 月 27, 2008
自然環境の変化と共に、野生動物が山から追いやられています。
本会が植栽を行なっている周辺でも、集落は対応に苦慮されています。
畑を耕作されていたYさん(85歳)は、「獣がこんように(来ない)ネットをはるのやが、檻に入れられてるのは私らや」。
高齢のため、ネット作業、資金(年金暮し)が大変と云う。さらに「昔はこんなに獣が家にきいひんだ(来なかった)、なんかおかしい、山に食べるもんがないのやろか?」
その集落の近くに動物との共生をスローガンに「熊を守る団体」が、広大な土地を買い上げ、野生動物の保護に乗り出した。
狩猟はおろか(当然ではある)、立ち入り禁止であると言う。大きな問題は生じていないが、その周囲には(半径10km)通学路
や人家がある。元々、某大学の演習林に近く月の輪熊の生息地である。その密度は北海道をしのぐと言う調査結果がある。
毎年熊の出没が報告され、そのつど役所が調査や駆除を行なっていると聞く。
集落のF氏は、「野生動物の循環(強食弱肉)がのうなった(無くなった)。小さい鹿を狐が食べてたんやが、狐がおらん。どうなっ
てるのやろ?わしらも山に行かんようになったせいやろか?」。ともあれ、集落の方は大事に育てた農作物被害に悲鳴を上げている。
S氏は「そやけど、動物も可哀想や山に食べ物が無くなった生きていけへん、何とかならへんもんやろか?」と云う。
適正な駆除が必要であることは理解できる。しかし、大規模な造成や社会経済の急激な変化に動物たちが警告を発している。
共生をさらに追及する必要を感じた。
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10 月 25, 2008
地拵えの日にちが決まりました。
平成20年11月22・23日(土・日曜日)泊り込むかどうかは決めていません。
その時分の山は、獣と気温(2~3℃)が問題です。それと・・・・狩猟シーズンに入ります。
間違って撃たれたら・・・。集落の方に聞いた話ですが・・・!?
最近、集落の狩猟メンバーはみんな高齢(70~85歳)で、動かずに犬まかせだそうです。おまけに視力が低下して・・・・。
ガサゴソいったら・・・・・・めったやたら散弾銃をぶっ放すようです。お~怖い!!
山に入るときは区長さんにお声掛けして、安全を確保します。
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10 月 21, 2008
なにやら「下宇津学」と云うと難しいような・・・・・。
今回はそれについて記述します。
下宇津とは、京都市右京区京北下宇津町のことで、京都市の北西部に位置し面積は19.47平方km
山林面積は97%、農林業の衰退により過疎・少子高齢化が課題になっています。集落の調査に入ったのは
合併前の平成14年でした。どの集落でも先人の知恵や工夫。歴史の重なりがあります。
そのような、長い年月をかけて育くまれた独自の歴史・文化・技術・伝統といった「もの」を後世に伝承していくため、
集落の皆さんや集落外の人々の参加をお願いし、協力しながら復元・修復作業を行い、記録として残したり、
集落の貴重な「資源」を再発見、再生・創出することです。
《今日までの活動》
①貞任峠の古道と祠の修復
②落葉広葉樹(栃の木)の植林
③下宇津町誌の発刊
④下宇津城・嶽山城の調査研究(集落周辺地籍及び宇津氏の調査)
⑤年一回のフォーラムの開催(植林・宇津城視察)
⑥阿倍貞任の伝説解明(現在進行中)
その他、集落の方たちを中心に大学や行政、郷土歴史家達と協力しながら集落から学んでいます。
このような郷土をたいせつに守り、先人の知恵から学び、伝えることは大事であると思います。
上述したような下宇津における郷土の活動や学びの総称を、「下宇津学」といいます。
参加希望の方は大歓迎します。一緒に調査研究しましょう。
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10 月 14, 2008
当初予定の変更について。
「松茸シーズン」終了の11月15日以降に地拵えを再開することに決定。
今からだと約1ヶ月後になる。この間ソフトや機材資材を充実させることに専念する。
さて、前回の「松茸」であるが、京北地域全体に不作が続いているという。原因は「松枯れ」である。
周囲の山を見ても、赤く枯れた松が散見できる。山業のF氏にお伺いしたところ、「松くい虫」「酸性雨」「山の手入れ」を
指摘されていた。また、その複合が主たる原因ではないかと。さらには、松の寿命が全国的に来ているのではないか?
お世話になっているU氏は、昔(45年前)は軽トラック一杯松茸が採れた。うちの嫁はんなんか、夕ご飯の仕度の合間に
裏の山で5~6本採ってきて、それをお汁にしてたんや。バスに乗ってても見えるぐらいぎょうさん(沢山)あった。
いや~、何かがやっぱり変化している。と、云いながら、私は先般の「松茸探し」の後遺症を引きずっている。
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10 月 11, 2008
'2008年10月11日、意気揚々と京北・下宇津に山林作業に出かけた。
準備万端、スパイクつき地下足袋に装備万端調え、いざ、山に入り80m程切進んだ時。
山主さんが、「すまんが、今日はSTOPしてくれ」との事。訳を聞くと「この辺りは松茸山が隣接している、この時分は
山主以外入ってはいけない集落の規則があるということだった・・・・・・。事前のチェックの甘さ。
山主さんがおっしゃる事でもあり、逆らえる道理も無く下山。
山主さんは、すまなさそうに「わしの所の松茸山を見にいこか」・・・・ラッキー!
それから山を歩くこと約2時間。松茸はの収穫はゼロ。しかし、もしあったら「丹波松茸」その価値は・・・・!?
でもですよ。ご一緒に山を歩きながら「これは先々先代が植えたヒノキや、150年位かな~、桧皮を採らせてくれと云われてる」
この旱魃は・・・・・。50年育てても何ぼにもならへん、出荷したら赤字になる・・・・・・・。
山仕事のスパ-ンは、現代社会のスパーンとはまったく違う。今植えた木は孫の代である。しかしながら、
中止であっても、何か得をしたような気持ちになった。でも、1本ウン万円の松茸で・・・・・ゴックン。夢ですよネ。
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10 月 8, 2008
本活動は、京都議定書の地で環境保全循環サイクルを構築し、こども達に明るい未来を残す試みである。
桂川の水源地域に数百本単位で栃の木を植栽し、集落・NPO・大学・一般市民と協働で水源地域の森を
再生させるとともに、栃の実を産品とすることで、経済的にも存立可能な落葉広葉樹林帯を誕生させる。
これを将来にわたっての森林維持管理資産とするプロジェクトである。
さらに、採取した「栃の実」は苗木に育て、順次植栽。管理システム循環サイクルを形成する。
また、生態系保全のため、栃の木の一部に下草を植え獣との緩衝地とすることで生息動物と共生する。
97%の面積を森林が占める集落では、森林のあり方が地域社会の命運を左右するといってよい。
環境保全(森林・水)を中心において、広く水源地帯の森林から都市までを視野に、
地球気候変動問題と、植栽後の持続可能性を「栃の木」に視座し解決を図る。
植栽にとどまらづ、調査を行い「下宇津学」と集落の名称を付け、過疎化が著しい集落の元気につなげる。
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10 月 7, 2008
参加の皆様へ
10月11・12日京都市右京区京北下宇津にて、両日とも日帰りで山林伐採を行ないます。
集合:京北・下宇津(宇津コミュニティ前)
時間:am9:00~4:30解散予定
持ち物:飲食関係・タオル・山歩きに適した服装(多少冷え込みます)&着替え、必要な道具
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10 月 2, 2008
三井物産環境基金様から、2008年度助成団体交流会のお知らせが入りました。
しかし、開催日が2008年11月28日(金曜日)平日のこともあり、
私一人で始発の新幹線。終電の新幹線覚悟で・・・・・。本業を休み。
さて、「下宇津学」栃の木PJですが、今月10月1日から助成事業がいよいよ解禁になりました。
10月11・12・13(土・日・祭日)日と地ごしらえに行く人。名乗りを上げて下さい。