タロットの恋人たちと悪魔は構造上表裏一体
Posted by tarotkomachi on 2 月 28th, 2010 filed in タロット講座
タロットは78枚の絵柄の描かれたカードです。
その中には大アルカナという22枚があります。
大アルカナは小アルカナと違い、もっと永遠性があり、比重が重いカードです。
「人生の意義」を絵の中に閉じ込めているとも言えます。
その中に「6番恋人たち(Lovers)」と「15番悪魔(Devil)」があります。
どちらも人間関係における真理を顕すカードですが、「恋人たち」は良いカード、「悪魔」は悪い・・
と思っている方は多いでしょう。
確かに「悪魔」は悪しきカードです。
でも構造的に似ていると思いませんか?
タロットの「恋人たち(Lovers)」と「悪魔(Devil)」は構図が似ています。
天使(悪魔)と、男女で三角形を作っていますよね。
タロットはユダヤ教神秘主義(カバラ)の影響があるんで、その思想が色濃くシンボルに反映しています。
「恋人たち」の天使(ラファエルでしょうか)が見守る中、エデンの園でアダムとイブが描かれています。アダムはイブを観ていますが、イブは天使を見上げています。
ラファエルについて詳しくはコチラ
精神世界の入り口は女性である・・・という象徴でしょう。
イブの後ろには、知恵の樹(実際に黄色の蛇が見えます)、アダムの後ろは生命の樹(セフィロトの樹)が立っています。
「恋人たち」は男女間(人間間)の結びつきを表します。
肉体的な部分も精神的な部分も両方の結合です。
それを祝福するラファエルが中央に大きく描かれるわけです。
「悪魔」は逆に男女の小悪魔。
「悪魔」の姿はレオナルドのようです。山羊の角をもっていますし、逆五芒星や逆たいまつをかざして、アンチキリストを象徴しています。
レオナルドという悪魔は、黒ミサを取り仕切る悪魔です。堕落の現況とも言われます。
「悪魔」は堕落・誘惑・怠惰などの、人間の悪しき本能全般を表すカードですね。鎖から束縛もイメージできます。
つまり、「恋人たち」と「悪魔」は表裏一体。
どちらにも人間関係には、心の真なる結びつきと堕落・誘惑が表裏一体なんです。
恋人たちが別れる原因の多くは、相手が自分と同じ価値観・人生観を持っていると勘違いしてしまうからです。
本来は別の人生なのですから、自我の完全一致はあり得ません。
それを勘違いするから、関係がぎくしゃくするのです。
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