アップルとサムスン電子のスマートフォン特許訴訟対決
特許訴訟問題で大きなトピックと言えば、昨年のアップルとサムスン電子の間で行われたスマートフォンとタブレットに関する特許訴訟対決です。
発端は、スマートフォンや、タブレット市場で先行しているアップルが、サムスン電子製のスマートフォンやタブレットが自社製品の模倣であると、提訴した事でした。
サムスン電子はこれに反発し、様々な特許の侵害を訴えて、逆に提訴を行います。
最終的には、お互いにITC(米国際貿易委員会)に輸入禁止を要請し、アメリカ以外でも、日本、ドイツ、オランダ等の約10カ国で訴訟対決を行っている様です。
発端のアップルの提訴から1年が経過した2012年4月に、カリフォルニア州の裁判所で、アップルとサムスン電子双方のCEOによる和解協議に入る事が合意したと報道されています。
これで、泥沼の様な訴訟対決が収まると良いのですが、一般的な庶民の感想としては、アップルのやり方は大人げないとは思います。
しかし、模倣されるのが許せない程に自社製品にこだわりがあるからこそ、スマートフォンやタブレット市場において、アップル社の製品が優位をしめる事ができたのでしょう。
例えば、タブレット市場で良く判りますが、Ipad発売以前の各社の製品は、手提げバッグの様な取っ手が付いていたり、筐体の四隅に保護用のラバー素材が付いていたりしました。
それが、Ipad発売以降は、全て同じ様な筐体で、マンマシンインターフェイスの操作感覚も似ています。
大ヒットをしたIpadの2匹目のドジョウを狙うのは判りますが、今回の訴訟の結果は、この様な販売戦略に一石を投じる事となると思います。
商品販売を始める前に特許調査に強い事務所などで特許のチェックがますます必要な時代になってきましたね。