中国語を話そう・過去の日記 by shrimp

Archive for the ‘語彙&文型’ Category

怖い漢字

例文検索をしていたら、“蛊惑”という漢字が例文に出てきた。
発音はgǔhuòで、「蠱惑(こわく)する」という意味らしい。
「蠱惑」という日本語を知らなかった(恥)ので、
国語辞典を引いてみると、「女が色香で男をまどわすこと」などとある。
“蛊惑”の意味は分かった。しかし、なんで皿の上に虫がのっているのだろう?
そう思い、小学館中日辞典で“蛊”を調べると次のように書いてあった。
『伝説によれば,たくさんの毒虫を器物の中に入れて殺し合いをさせて
最後に生き残ったものを“蛊”といい,それを食べ物に混ぜて人を毒殺したという.』
中華文明、恐るべし。

2009-12-10 00:40 by shuohanyu, カテゴリー:語彙&文型     Comments Off

単語テスト

先日の自主トレで単語テストをしてみた。
私は以前から「そのうち単語テストをしてみなさんの語彙力を確認したい」と言ってはいたが、
特にいつやるとは言っていなかったので、事実上の抜き打ちテストだったと言える。
とはいえ、普段音読している聴読中国語の前半部分から出したので、
あまり難しい単語は含まれていないし、私も敢えて日本語で解読できる単語を出題した。
しかし、出題方式がピンインを中国語に変換するものだったので、みなさん苦戦していたようだ。
ピンインを見て意味が分からないということは、聴いて意味が分からないのと同じ事になる。
漢字をど忘れして書けないのはまだ良いが、何の意味か全く分からないと問題だ。
難解な単語はひとつもないのに意外と難しかったようで、またやって欲しいとの反応を頂いた。
実際のテストはこちら。印刷したら、すぐに右側の正答を折り返して解いてみて下さい。

実は自主トレで単語テストをする少し前に、
私も某中国語教室主催の単語テストを受けてきた。
1年前にも受けて1位を取り、副賞の辞書をゲットできたのだが、
今回も無事に1位を取れた。ただし、点数は前回よりもかなり落ちてしまった。
そのテストは大変よく出来ており、決して簡単ではないのだが、
自分の語彙力の低下は否定できない事実だ。
生徒さんや周りの学習者を見ても、語彙力不足を感じる。
やはり語彙力というのは意識的にキープしないといけないと思う。
そのようなわけで、語彙力を1万語レベルまで上げて、
しかもそれをキープし続ける「自主トレ」を立ち上げたいと考えている。

2009-10-21 04:09 by shuohanyu, カテゴリー:自主トレ, 語彙&文型     Comments Off

ある学習者へのアドバイス

先日、ある自主トレ参加者(以下Cさん)より相談を受けた。
相談内容は、現在自主トレの他に某スクールにも通っているが、
自主トレの課題が多いし、後期もスクールを続けるべきかというものだった。
『今のわたしに何が足りなくて何が必要かshrimpさんには見えていると
思いますので、率直な意見を聞かせてもらえたら助かります。』ということで、
まず私はスクールではどのような授業をしているのかを聴いてみたのだが、
率直に言って、アウトプットに主眼を置いた非常に素晴らしい授業のようだ。
私もお金と時間があったらその授業を受けてみたいと思ったくらい素晴らしい。
私はその場では良いアドバイスが思いつかなかったので、
後日メールでアドバイスすることを約束した。
その後メールをお届けしたのだが、
このアドバイスは他の大勢の学習者にも有効かもしれないと考え、
Cさんの了解を得た上で下に貼り付けることにした。
↓↓↓↓
実は私もその後色々考えて、同じ事(※スクールを休むこと)を考えていました。
確かにそのスクールのレッスンは大変魅力的ではあるのですが、
あれはアウトプットの訓練で、Cさんはその前に大量のインプットをした方が良いと思います。
数年前の自主トレの参加者に一般のスクールのレッスンと
自主トレとの違いを聞いたことがあるのですが、
スクールではとにかくアウトプットさせようとするが、そもそもインプットが足りないために、
アウトプットしようにもアウトプットするものがなく、それで伸びなかったとのことでした。
一方自主トレは対話の暗唱や大量の音読によるインプットと
疑似アウトプットで喋れるようになるとのことでした。
実際、参加当初は中検3級レベルだったある参加者は、
自主トレに参加して10ヶ月目にはHSK8級を取得し、
中国から来た同業者の訪日団のアテンドを任されるまでになっていました。

また、私個人の経験から言っても、少なくとも日本で中国語を学ぶ場合は、
大量にインプットして、HSK8級レベルの中国語力(=強力な基礎力)を
つけないと、カタコトで話すのも大変なのです。
現地に留学すれば、HSK5級程度でもカタコトの中国語で何とか
コミュニケーションを成立させることができますが、国内で勉強している人だと、
HSK5~6級、或いは中検2級程度ではカタコトすら厳しいのです。
私が大学3年の秋にHSK8級を取ったときもまだカタコトで、
中国語を話すのに相当苦労していました。
私の経験から言って、1年間留学した学習者の語彙力は、
ごく一部の優秀な人を除いて、せいぜい2000語程度しかありませんが、
彼らはそのたった2000語程度の貧弱な語彙をフル活用して、
あるいは無理矢理並べたり、こじつけたりして、
何とか日常会話を成立させています。
かなりブロークンな中国語(らしきもの)で、
実際は相手に相当の負担を掛けており、
ビジネスや通訳をするにはほど遠いのですが…。
(もし我々の日本語の語彙が2000語だったら、
まともな会話も出来ないし、テレビを見ても詰まらないでしょう。)
日本でずっと学習してきた人はそのようなテクニック(?)、
或いはまやかしの術は持っていないので、
それはある意味において良いことなのですが、
最低でも3000語、できれば5000語レベルの語彙力や
強力な文法や文型の運用力があって初めてカタコトでネイティブと会話できます。
ですから、まずは自主トレの大量インプットと疑似アウトプットで
HSK8級レベルの中国語力(=強力な基礎力)を身に付けた上で、
そのスクールに戻ってアウトプットの訓練をし、
知識を運用力に昇華させるのが宜しいかと思います。
もしかしたら、「なんであなたはHSK8級を持っているのに喋れないの?」
という人がいるかも知れませんが、それは違います。
国内学習者はHSK8級レベルに達してからじゃないと
(=基礎力を完成させないと)、カタコトも話せないのです。
日本に来てから日本語をマスターしたネイティブ教師や、
留学経験者はこのことを理解していません。
もちろん、HSK8級の為の試験対策などをする必要はありません。
それをやってしまうと、本当に「資格はあるけど全く話せない人」になってしまいます。
結果的に資格がついてくるような総合的な学習をすればよいのです。
総合的な学習とは“听说读写译”の5つの分野(要素)を伸ばすことです。
自主トレでは“说读写译”をカバーしていますし、(ただし、“说”は擬似的なもの)
“听”に関しては「聴写専科」や「聴写+和訳」をご用意しております。
まずは来春まではインプットに専念して、3000語以上の語彙獲得を目指し、
その後、スクールでアウトプットの訓練をするのが宜しいかと思います。

2009-09-18 16:50 by shuohanyu, カテゴリー:検定試験, 自主トレ, 語彙&文型     Comments Off

自主トレ 午前9時クラスがスタート

4月から始まった自主トレは今週で21回目を数える。
お陰様で定員一杯となり、すでに聴読中国語を1回読破した。
今はちょうど2周目に入ったところだ。
みんなで頑張れば、61課+αあるテキストを全て音読することができる。
毎回1500字前後読んで、約5ヶ月間で読み終わった。
ということは来年1月には2周目の音読も終わることになる。
その頃には参加者のみなさんは少なくとも3000語レベルの語彙を獲得することになる。
3000語というと少ないと感じる人もいると思うが、
そう思う人は是非本屋で聴読中国語を手に取って、
適当に開いたページを音読してみて欲しい。
読めない漢字が意外とたくさんあることに気付くと思う。
聴読中国語はテキスト全体で4600語を収録しているということだが、
知らない単語が多く、本文を初見ですらすら読めないなら、
たとえ中検2級合格済でも、語彙力は2000語前後だと思われる。
私の生徒さんには中検2級レベルの方が多いが、
中検2級にぎりぎり合格した学習者の場合、
2000語程度の語彙力があることがだんだん経験的に分かってきた。
同じ2級でも、HSK8級に合格済だったり、準1級にあと一歩で受からないレベルだと、
+2000語くらいの語彙力があったりするので、個人差が大きいのだが。
もちろん、発音が悪いと語彙力として数えられる語数は半減する。
発音しても相手に通じなかったり、自分が聞き取れない単語は語彙として数えられない。
自主トレ参加者の語彙力も参加当初は2000語前後だったと思われるので、
この半年間で1000語以上も辞書で調べたのかもしれない。
みなさん仕事や家庭にお忙しい中、本当によく頑張りました。
私の場合は新出単語はほとんどなかったのだが、
毎週、聴読中国語の本文を基に和文中訳問題を作成するので、
この作業が最初は中々大変で、精神的にもプレッシャーになっていた。
でも最近では慣れてきて、問題作成に掛かる時間が短くなってきた。
この半年間で100題以上作成したので、
私の中国語作文力が向上して、慣れてきたのだと思う。
参加者のみなさんのアウトプットの力も向上していて欲しい。

そんな自主トレも午前10時半からの既存のクラスは定員一杯になったので、
8月からは午前9時からのクラスを新しく始めた。
あと1人参加者が増えれば募集を締め切ろうと思うので、
参加希望者はメールで申し込んで欲しい。

3/14追記: お陰様で、募集は締め切らせて頂きました。

2009-09-09 15:06 by shuohanyu, カテゴリー:自主トレ, 語彙&文型     Comments Off

語彙・文型強化メルマガのサンプル

もはや人生の楽しみになりつつある「語彙・文型強化メルマガ」だが、
だんだん、単なる語彙や文型を鍛えるためのメルマガというより、
「語感」を養うためのメルマガになりつつある。
語感というものはその人の中に蓄積されていくもので、
なかなか文章にして人に伝えることが難しいのだが、
何とかこのメルマガで私が持っている語感を購読者に伝授できたらと思う。
やっとメルマガのサンプルが完成したので、下に貼り付けておく。

まず1日目に「問題」をお届けする。
赤下線部には全て同じ単語が入る。
1字の動詞(单音动词)がメインだが、他にも形容詞や補語も出題する。
1日目のメールですぐに答えが分かったら、語感が相当豊かだと言える。



2日目は「日本語訳」付きでお届けする。
ただし、日本語訳の単語をそのまま中国語読みすれば
答えが分かるような出題は私はしない。例えば、「認識」といえば、
誰でも“认识”を思い浮かべると思うが、そのような出題はしない。
そうではなく、「出会い」から“认识”を導かせるような出題をする。
具体的には、“你们怎么__的?”「おふたりの出会いは?」という感じだ。
これにより、日本語力による「解読」ではない、
真の中国語の語彙力を身に付けることができる。
日本語訳を見ても分からない場合は、
日中辞典を引いてみることをオススメする。



3日目は「答え」をお届けする。
改めて、どう日本語に訳されているかを確認すると勉強になる。



NHKの某英語学習番組のように英英辞典の語釈を読んで、
該当の単語を当てるゲームをしても「運用力」は付かないと
私は考えている。あれはあくまでゲームだ。
それよりも、私は日本人として中国語をいかに話せばよいかという
運用力の向上に力を入れている。
中検2級レベルから中検準1級レベルの学習者に対応できるし、
特に留学から帰って来たが伸び悩みを感じている学習者に購読して欲しい。
単なる出題と解答の配信に終わらず、時節の話題や、
例文に出てきた単語や文型を掘り下げて解説するように心掛けている。
購読希望者は下記アドレスまで。
cihuijuxing@gmail.com
件名は「メールマガジン購読希望」などとし、お名前を明記して下さい。
購読料は1ヶ月¥500円で、指定口座に振り込んで頂きます。

2009-09-08 18:01 by shuohanyu, カテゴリー:メルマガ, 語彙&文型     Comments Off

インク

「インク」は中国語で“墨水”という。
家庭用プリンターといえば、レーザーではなくインクジェットだと思うが、
「インクジェットプリンター」は“喷墨打印机”という。
「レーザープリンター」なら“激光打印机”で、「トナー」は“墨粉”だ。
ついでに、ヒューレット・パッカードは“惠普”という。
この「インク」を意味する“墨水”だが、辞書を引くと「学問」や「知識」の意味もある。
「学問」や「知識」は日本人の感覚なら、「頭」や「脳」に入っているはずだが、
中国人の場合はそうとは限らないようだ。例文検索してみよう。

Chinese Writer
肚里一点儿墨水没有|全く学がない
他看上去有点儿粗,实际上是个肚子里有墨水的人|彼は見かけは粗野だが、実際は学問のある人だ
他喝过几年墨水|彼は幾年か学問をしている
他没喝过几年墨水|彼はいくらも学校で勉強したことがない

講談社日中・中日辞典
满肚子墨水|彼は役に立つ知識を頭いっぱいに詰め込んでいる
肚子里有墨水|学問がある
别因为喝了几年墨水,就觉得自己了不起|何年か学校に通ったからといって、自分が偉いと思ってはいかん

“墨水”は飲むものだから、「お腹」に溜まるということか。
やっぱり中国語は面白い。

2009-07-03 19:33 by shuohanyu, カテゴリー:語彙&文型, PC&電子辞書     Comments Off

メールマガジン始めます

直前の日記「Gmailで重要語や文型をデーターベース化」で取り上げた
日本人の中国語学習者がよく間違えてしまう語彙や
文型を学べるメールマガジン(有料)を発行したいと思う。
内容は6月9日の不定期日記「1字の動詞は難しい」を例に取ると、
1日目に中国語だけの例文をお届けし、下線部に入る動詞を考えてもらう。
この時点で下線部に入る動詞が分かったら、かなり語彙力があると言える。

把肥皂 _ 到毛巾上。
烤面包上 _ 奶油。
用餐巾 _ 嘴。
_ 脑门儿上的汗。
把对自己不利的地方 _ 掉。

2日目には日本語訳を提示した例文をお届けする。

把肥皂 _ 到毛巾上。(タオルに石けんを付ける。)
烤面包上 _ 奶油。(トーストにバターを塗る。)
用餐巾 _ 嘴。(ナプキンで口をぬぐう。)
_ 脑门儿上的汗。(額の汗をぬぐう。)
把对自己不利的地方 _ 掉。(自分に不都合な箇所を消去する。)

この時点で分かる人は分かるだろうし、
分からない人は日中辞典で「塗る」や「ぬぐう」を調べて欲しい。
日中辞典をあまり使ったことがない学習者が多いと思う。
是非これを機に、日中辞典を引くのを習慣にして欲しい。

3日目は正解をお届けする。

把肥皂到毛巾上。(タオルに石けんを付ける。)
烤面包上奶油。(トーストにバターを塗る。)
用餐巾嘴。(ナプキンで口をぬぐう。)
脑门儿上的汗。(額の汗をぬぐう。)
把对自己不利的地方掉。(自分に不都合な箇所を消去する。)

上の例では動詞が問題になっているが、
特に1字の基本動詞を中心に、副詞や補語、文型を出題する。
全て重要な語彙や文型ばかりで、重箱の隅をつつくような出題はしないが、
同時に日本語力で簡単に解読できてしまうような問題も出さない。
このメールマガジンの購読料は1ヶ月¥500円(指定の口座に振込)で、
毎月8セットから10セット配信する予定。
申し込みは下記アドレスにメールを送って下さい。
cihuijuxing@gmail.com
件名は「メールマガジン購読希望」などとし、お名前を明記して下さい。
購読希望者が10人集まったら、配信を開始します。

2009-07-03 17:58 by shuohanyu, カテゴリー:メルマガ, 語彙&文型     Comments Off

毎日食べても飽きない

自主トレでは対話の暗記を課しており、
当日にペアになって暗唱してもらっているのだが、
その中に“可以每天吃。”というセリフがあったので、
ちょっと気になった私は「毎日食べても飽きない」は
中国語で何と言えばよいのか、参加者に聞いてみた。
“每天吃”や“天天吃”、“吃腻”などの部品は出てきたが、
それらを繋ぐもの(恐らくは虚詞)が出てこない。
中国語の難しさはここにある。
答えは“天天吃也不会腻。”だが、この“不会”が中々出てこない。
もし、「毎日食べても飽きることはない」なら、まだ“不会”が出てきたかも知れないが、
我々が普段話す日本語と「翻訳日本語」には差があり、
この差を日頃から埋めておかないと、
「なんだ、そう言えば良かったんだ」ということになってしまう。
特に、“不会”のように日本語に訳しにくい、或いは訳せない成分は、
日本人が中国語を話す際に抜け落ちてしまいやすい。
中国語を始めて3年目の時に、台湾人の友人が「寒いですか?」を
“你会冷吗?”と言ったのを今でも鮮明に覚えている。
それを聞いた私は「ここで“会”を使うの?!」と驚いてしまった。
では、「大丈夫です。」と答えたかったら、何と言えばよいだろうか?
これも一瞬思考が固まってしまいそうだが、“不会。”と言えばOKだ。
恐るべし、“会”の力。

それでは、講談社日中辞典で“不会”の用法を確認しましょう。

ご恩は一生忘れません/我一辈子也不会忘记您的恩情的
びた一文払ってやるものか/我一分钱也不会付的
無理に事を進めてもうまくいかない/硬做下去,也不会有好结果的
命ある限りあなたのことを忘れません/在我有生之年,我不会忘记你
あせるとえてしてろくなことはない/一着急往往不会有好结果
問題はそう簡単には片付くまい/问题不会那么简单地得到解决
手に職を持てば食いはぐれることはない/如果有技术的话,就不会吃不上饭
父は言い出したが最後あとに引かない/父亲一旦说了就不会退让
この地震による津波の恐れはない/这次地震不会引起海啸

このようにたくさんの例文(20句以上が理想)に触れると、
“不会”の用法がだんだん分かってくると思う。
もちろん、音読した方が脳に染みこんで良い。

2009-06-28 19:19 by shuohanyu, カテゴリー:自主トレ, 語彙&文型, PC&電子辞書     Comments Off

Powered by WordPress , Theme Ported to Wordpress by Liu Xun. Original Design by Cathayan

ホットワード 中国語 過去 日記 語彙 オンライン
割引クーポンまとめ情報 - クー割