中国語を話そう・過去の日記 by shrimp

Archive for the ‘テキスト&辞書’ Category

字解日本鄉土料理

私が尊敬する茂呂美耶先生の『字解日本鄉土料理』が明日台湾で発売される。
全ての中国語学習者にオススメする。→博客來網路書店で購入する
私は先行して執筆された『食、衣、住、遊』『十二歲時』も愛読しているが、
どちらも中国語学習者必携の書。(繁体字です、念のため。)

実は茂呂先生のブログで『字解日本鄉土料理』が発売されることを知り、
恐れ多くもコメントをしたら、人生で最高の褒め言葉を頂いてしまった。(感涙)
私の中国語は本当にまだまだだが、これからもっと頑張らなくてはと決意を新たにした。

2010-01-21 03:25 by shuohanyu, カテゴリー:テキスト&辞書     Comments Off

小学館中日辞典 新語・情報篇

今頃になって、しかし思いがけず小学館の中日辞典 新語・情報篇を購入した。
近所のブックオフにふらりと入って語学コーナーをチェックしたところ、
この辞書が半額の¥1900円で売られており、迷わず購入した。
いわゆる新語辞典はChinese Writer 9にも入っているし、
必要に迫られて購入したwordtank V923にも入っているのだが、
貧乏な辞書コレクターとしてはこの機を逃すわけにはいかず、購入した。
いずれはこの辞書も電子化されてどこかに収録されるのだろうが…。
個人的にはChineseWriterの次期バージョンで収録して欲しい。
話は逸れてしまうが、高電社はまだしばらくChineseWriter9の販売を続けるのだろうか?
早く次期バージョンを出して欲しい。
次期バージョンでは白水社中国語辞典を収録して欲しい。
現在「楽々中国語V5」で白水社中国語辞典を引けるのだが、
中国語で例文検索できないのが痛すぎる。
何でこんな中途半端な製品を作ってしまったのだろう…。
でもオムロンの電子辞書事業をひきついだ高電社はきっとやってくれると思う。
勝手に期待しています!

2009-10-18 00:12 by shuohanyu, カテゴリー:テキスト&辞書, PC&電子辞書     Comments Off

ひと言フレーズを覚えよう

前回の不定期日記『順序が大切』を書いた後、
ひと言フレーズを覚えるのにオススメのテキストを教えて欲しいというメールを頂いた。
ひと言フレーズを100%網羅しているテキストなどないので、そういう意味ではどのテキストでもよく、
まずは1冊何かテキストを買って、自分が「使える」と思うフレーズを200から300ピックアップして
暗記してから、他のテキストにも手を伸ばして、追加していくのがよいと思うが、
テキスト選びで迷わないように1冊推薦した。
3パターンで決める 日常中国語会話ネイティブ表現
このテキストの著者は女性だが、日本語訳や例文の発想自体が女性視点で、
男性である私は少し違和感を感じたが、メールをくれたのは女性だったので、オススメした。
暗記の作業は電子単語カードのW-HANONか、紙の単語カードですると良いが、
違和感を覚えた日本語訳は、カード作成時に自分流に書き直せばよいので、
女性視点であることは個人的には大きな問題ではないと思う。
他にもオススメのテキストがあるので、私が実際に使ったテキストを貼り付けておく。

中国語で言ってみたい「この一言」

ネイティブが話す中国語―単語・熟語・決まり文句

すぐ使える! 気持ちを伝える中国語表現1700
中国語実習コース
※フレーズ集ではないが、使えるひと言フレーズがたくさん潜んでいる。
哇!原来這句日語這樣説! ※台湾の日本語のテキスト、付属の音声CDは中国語も収録。

2009-10-07 00:04 by shuohanyu, カテゴリー:テキスト&辞書     Comments Off

通訳ガイド試験向け中文和訳講座 その2

今週で第10回となる通訳ガイド試験向け中文和訳講座だが、
受講生のみなさんの上達が著しい。
聴写は発音・語彙・文法・文型その他の総合力が問われるが、
中文和訳は発音や語彙力が問われない分、早く上達できるのかも知れない。
また、他の受講生の優れた訳文も見られるので、それも上達の大きな助けとなっているだろう。
それから、多くの中国語学習者はそもそも中文和訳という作業をしたことがないことが多く、
それでいて、「中文和訳ならできる、問題は和文中訳だ」と根拠もなく思い込んでいる。
確かに日本人にとっては和文中訳の方が難しいだろうが、
その前に、本当に中文和訳ができるのだろうか?
中文和訳と和文中訳はコインの表裏のような関係ではあるが、
日本人の場合、中文和訳ができないのに和文中訳ができるとは考えずづらい。
そのようなわけで、そもそも中文和訳の指導を受けたことがなかったので、
私の講座を受講してから急激に上達してしまったのかも知れない。
私は手持ちの日本についての本や、ネット上の日本に関する文章から出題しており、
1次試験対策はもちろん、2次の面接試験対策にもなる。
1次試験では日本人受験者が苦手とする和文中訳問題の出来が今ひとつでも、
中文和訳をはじめとする「中国語で答えない問題」で高得点を取りさえすれば、
自動的に合格できるような配点になっている。
だから、苦手の和文中訳に力を入れるより、中文和訳を完璧にした方が確実だ。
受講生たちの上達ぶりを見ると、是非もっと多くの受験者にも参加してもらいたいと思う。
みなさん大体5回目くらいからコツを掴んで、訳文の完成度が上がってくる。
だから、今から参加しても、十分に9月の試験に間に合うと思う。


先日ある受講生にshrimpさんはどうしてそんなに中文和訳が上手なのかと聞かれた。
理由は2つあると思う。1つ目は文の構造を掴む力が強いということだ。
受講生たちの受講間もない頃の訳文を見てみると、翻訳云々以前に
文の構造を見誤っており、それで訳せなかったり、誤訳になってしまっていた。
つまり、文法力や文型力がないと、訳すことが出来ない。
2つ目の理由として、「不自然な日本語が書けない」という点が上げられる。
実は中学時代の英語ではこれでかなり痛い目に遭った。
その英語教師は、不自然な直訳日本語で訳さないと点数をくれなかったのだが、
頭の悪い私はどうしてもそれができず、英語の成績はいつも今ひとつだった。
しかし、今になってみると、あの時点で「怪しい日本語」に染まらなくて本当に良かったと思う。
では、どうしても訳文が不自然な日本語になってしまう場合はどうすればよいか?
これはやはり信頼できる教師の元で訳文を添削してもらったり、
他の学習者の優れた訳文を参考にするのが一番だろう。
そういう意味で、この中文和訳講座は最適の学び場と言えると思う。
また、他人の書いた不自然な和訳をリライトするのも、良い訓練になる。
例えば、聴読中国語の日本語訳は(失礼だが)リライトするのにもってこいの教材だと言える。
もちろん、不自然なものを不自然だと気づけない場合は、教師に習った方が良いだろう。


通訳案内士(ガイド)試験向け和文中訳講座の申し込みはメールでどうぞ。
hmkh1012@hotmail.co.jp
課題は月3回配信で、受講料は1ヶ月¥3000円。
※現在この講座は休止中です。

関連記事: 5月27日 通訳ガイド試験向け中文和訳講座

2009-06-29 19:20 by shuohanyu, カテゴリー:ガイド試験中文和訳講座, テキスト&辞書, 検定試験     Comments Off

今後のChineseWriterに期待

5月12日付けの高電社とオムロンのプレスリリースによると、
オムロンは「楽々中国語」の開発・販売を中止して、
高電社のChineseWriterに移管するという。
http://www.kodensha.jp/news/omron/
http://www.omron.co.jp/press/2009/05/s0512.html

オムロンの最終作となった「楽々中国語V5」の完成度は
ChineseWriter9に比べて遙かに及ばなかったと思う。
「文例ナビ」は日本語でしか検索できず、
中国語で例文検索ができないという中途半端な内容だった。
ただ、ひとつだけ良かった点を挙げれば、白水社中国語辞典の収録だろう。
しかし、白水社中国語辞典の例文が優れている分、
中国語で例文検索できないのがより一層残念だった。
次のChiniseWriterでは是非とも『白水社中国語辞典』を収録して欲しい。
『中日大辞典』を削ってでも、『白水社中国語辞典』を収録して欲しい。

2009-05-26 22:34 by shuohanyu, カテゴリー:テキスト&辞書, PC&電子辞書     Comments Off

今すぐ話せる中国語 応用編

ある生徒さんは聴写+和訳の添削以外に、
週に1回オンラインレッスンを受講して、
聴写の課題文の復唱や
聴読中国語の音読の他に、対話の暗唱をしている。
暗唱に使用しているのが
今すぐ話せる中国語 応用編というテキストで、
日本人と中国人の対話で構成されていて、暗唱に適している。
実は私自身、大学時代に自主的に友達と一緒にこのテキストを暗唱した。
その効果は自分が一番よく分かっているので、
生徒さんにも自信を持ってオススメできるし、実際に評判がよい。
例えば、今日暗唱してもらった第16課は餃子の話題が出てきた。
「餃子を作る」を“包饺子”と言うことは大抵の学習者は知っていると思う。
では、「生地をこねる」とか「皮を作る」は何というのだろうか?
中国人は皮から餃子を作るではないか。
しかし、多くのテキストはこの点に触れていない。
“饺子”と“交子”の音が似てるからどうのこうのと、中国文化自慢に走ってしまう。
それはそれで良い。そのような知識も必要だ。
でも私が思うに、学習者が本当に必要としているのは、
中国人と一緒に餃子を作るのに困らない中国語力のはずだ。
実際「餃子パーティー」は日中交流の場面でよく見られる。
せっかく中国人の先生の家に招かれて、みんなで餃子を作ったが、
その時話すことが出来た中国語が“好吃”だけだったら…、私だったら悔しい。
その点、このテキストは“和面”とか“擀皮”という単語が対話に出てくる。
会話のテキストとはこうであるべきだと思う。
(ついでに、“擀面杖”や“案板”も覚えておきましょう。)
口語のテキストを制作する側は、中国文化自慢に走らずに、
実際に使うフレーズや単語をできるだけ盛り込んで欲しい。
そうすれば、“泡茶”という単語は知っているのに、「急須」や「やかん」を
中国語で何というか分からないという滑稽な事態を防ぐことが出来る。
http://www3.atword.jp/shuohanyu/archives/248 ←関連記事
もちろん、教師はその場で関連単語や頻出フレーズを補足するべきだ。

ところで、“擀”のような漢字一字の動詞は
漢字に強い日本人にとってもかなり難しい。
「なるほど、“皮を作る”は中国語で“擀皮”ね!」で終わらせるのではなく、
辞書で意味を確認して、さらに例文検索にかけた方が良い。
そうしないと“擀”という動詞を運用できるようにはならないだろう。
講談社日中辞典付属の電子辞書ソフトで“擀”を検索してみた。

そばを打つ/擀乔麦面条
ギョーザの皮を作る/擀饺子皮儿
このうどんは手打ちだからおいしい/这个面条是手擀的,所以很好吃
つきたてのもちをのす/把刚捣好的年糕擀平
小麦粉をこねて平たくのばす/
将面粉揉和后擀平

そばやうどん、もちが出てくるあたり、さすが日本製の辞書だけある。
「平たくのばす」なんて、言えそうで言えない。

2009-03-20 10:29 by shuohanyu, カテゴリー:オンラインレッスン, テキスト&辞書, 語彙&文型     Comments Off

少管闲事

個人レッスンの教材に“烟还是少抽好。”という文が出てきた。
生徒さんは“少”を「少ない」と理解していたため、
文意をつかむのに難儀していたようだ。
この場合の“少”は「少なく吸う」という意味ではなく、むしろ禁止に近い。
だから訳は「やっぱりタバコは控えた方がいいよ」となる。
ついでに言えば、この文は“抽烟”という熟語の目的語部分の“烟”が
前に出て来ているので、学習者は余計に難しく感じてしまう。
“抽烟”はいわゆる離合詞で辞書にはchōu//yānと表記されている。

さて、この“少”だが、《小学館中日辞典第2版》にはこう書いてある。
「連用修飾語として用い,多く禁止を表す: …するな.控えろ.」
例文としては、
少说废话(くだらないことを言うな)、
你少管闲事!(余計なおせっかいをするな)
などが挙げられていて、
実に分かりやすいのだが、
生徒さんに電子辞書で“少”を引いてもらったところ、
その辞書にはこの「禁止」の用法の解説が載っていなかった。
しかし、よく見てみると、「少ない」という語義の例文として
公园里人很少(公園の中は人が少ない)と一緒に
少吃甜食(甘い物を控える)と載っていた。
中国人にとっては、このふたつの例文の“少”の語義は同一かもしれないが、
少なくとも日本人学習者にとって、このふたつの“少”は全く別物だと思う。
では、なぜこのようなことが起きるかというと、
日本で出版されている辞書や文法書は、
すでに中国で出版されているものを「訳しただけ」のものが多いからだ。
日本人による日本人のための辞書もなくはないが、多くがそうである。
だから、それらの辞書には無意味で使えない例文が多い。
その点、《小学館中日辞典》は、第2版になって《现代汉语词典》の呪縛から
やや逃れた感があって、だいぶ使える辞書になったと思う。
問題は文法書だ。日本人のために執筆された文法書が見つからない。
英語の文法書と比べれば、本の厚さからして違うし、
内容の充実度がまるで違うのは一目瞭然だ。
その文法書を1冊勉強して、出て来た例文を全て暗記すれば、
日常会話には困らなくなるくらいのものが欲しい。

2008-08-24 20:14 by shuohanyu, カテゴリー:テキスト&辞書, 語彙&文型     Comments Off

キャノンがついにバックライト搭載の電子辞書を出すぞ

キャノンの電子辞書wordtank G90V90は恐らく中国語電子辞書の中では
一番売れている機種だと思うし、私の周りでも使っている方が多いのだが、
タッチパネルを採用したために画面が非常に見づらいのが玉に瑕、
というよりは、機械として致命的で、それが理由で買う気になれなかった。
そして、それを解決するにはバックライトを装備するしかなかったのだが、
キャノンはついに3月下旬にバックライト搭載の新機種を出すことになった。
詳細はwordtank V903の製品のページを見ていただきたいが、
写真で見る限り液晶画面はかなり見やすそうだ。
収録辞書もかつてなく充実している。
例文検索機能があるのも言うまでもない。
希望小売価格は¥55,000-ということで、
実際の店頭価格がいくらになるかは分からないが、
どちらにしろ、既存の機種よりかは高くなるだろう。

実はセイコーも年末にバックライト付きの新機種を出している。
不定期日記でも取り上げた例文検索機能搭載モデルSR-V4800CN
いつの間にか姿を消して、SR-E6000CNという新機種が出てきた。
じつはこのSR-E6000CNは英語学習者向けのSR-E6000
中国語辞書カードのDC-A07CNを組み合わせたもので、
つまり私が持っているものと実質的に同じである。

キャノンのwordtank V903とセイコーのSR-E6000CNを比べた場合、
まず収録している辞書数でwordtank V903の方が圧倒的に優位なので、
予算に余裕のある人はきっとwordtank V903を買ってしまうのだろうが、
個人的にはSR-E6000CNをオススメする。
というのは、この機種に収録の小学館中日・日中辞典「第2版」
完成度が非常に高いのである。
個人レッスンの生徒さんがwordtank V90を使用しており、
よく一緒に同じ単語を調べるのだが、説明や例文において
私のSR-E6000CN(と同等機種)に軍配が上がることが多いのだ。
これは感覚的なものであり、決して一語一語検証したわけではないが、
そういうことが多い。特に初級者にはSR-E6000CNをオススメする。

2008-02-15 14:56 by shuohanyu, カテゴリー:テキスト&辞書, PC&電子辞書     Comments Off

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