各国のジェスチャー
3 月 9th, 2009
近年日本でも世界各国からの居住者が増え、私たちの周りにも異文化が溢れています。普段、私たちが何気なく使っているジェスチャーには色々な意味があり、国によっては示す意味が異なります。ジェスチャーでも、相手を侮辱する意味があるものもあるので気を付ける必要があるようです。
国際的によく知られる「Vサイン」のジェスチャーは、戦時中にチャーチル首相が使用して有名になりました。これはヨーロッパ等では“勝利”を意味し、また英国系でない国や日本では人や物が二つあることを意味します。また指で丸を作ると、日本ではお金を表しますが、アメリカ人にはOKサインとして広く受入れられています。一方、南フランスでは「ゼロ」または「価値がない」となり、ブラジルとドイツでは「下品」、ギリシャとロシアでは「無礼」ととられます。親指を立てることは世界のほとんどの国で、単純に「OK」を表しますが、オーストラリアやアフガニスタンでは無礼な意味を表します。手の平を下にして指を振ると、日本では「こっちへ来て」という意味になりますが、アメリカや西欧諸国では「あっちへ行け」という逆の意味になります。また人を呼ぶときに指を使うことは中東の人達には侮辱的行為ですので、気をつけなければなりません。日本では何かをやり遂げた時や、あるいは失敗をした時に指を鳴らしますが、フランスとベルギーでは両手の指を鳴らすことは下品さを意味します。
このように私たちが日頃使っているジェスチャーには国によって様々な意味があります。外国人居住者、外交官、たとえ観光客であっても、訪問国や身近な他国の人のジェスチャーの意味を知る事は、相手の国の文化を認めることになります。参考に、国際ジェスチャー辞書(ロジャー・アクステル著「国際的振るまい/International Behavior」)が出ているので読んでみてはいかがでしょうか。
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