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燃油サーチャージの決まり方

Add comment 2 月 20th, 2009

 国際線の飛行機に乗るときに、旅客運賃とは別に航空会社に支払う燃油特別付加運賃(通称、燃油サーチャージ)が値下がりしています。そもそも燃油サーチャージとは原油価格高騰に伴い、航空会社の企業努力では吸収しきれない燃料価格の一部を乗客に負担して貰う追加運賃の事です。

 燃油サーチャージが航空運賃と別に徴収されるシステムとなっているのは、燃料価格の激しい変動に対応するためですが価格を決めるのは各航空会社ですので、料金は一律ではありません。

 運賃に燃油サーチャージを導入したのは2005年からで、この3年で約10倍にはね上がっています。日系航空会社では北米ラインの燃油サーチャージが2008年10月時点では平均66,000円していましたが、現在は平均9,000円と原油価格の下落により落ち着いてきました。また機体ごとの燃費や路線ごとの需給バランスが料金に反映されることもあり、異なる航空会社を使うと燃油サーチャージが往路と復路で大きく違う場合がありますが、これには各国の事情が反映されています。例えば香港では、国策で燃油サーチャージの上限を定めているので、香港の航空会社を使えば日系航空会社に比べると44,000円の燃油サーチャージに対し約1/8の価格の、往復で5000円以内となっています。また産油国のカタール航空会社も燃油サーチャージは他国の航空会社に比べると安くなっています。

 燃油サーチャージの価格の基準はシンガポール市場での燃料価格で決まります。直近3カ月の平均をもとに設定され、3カ月ごとに見直されます。もちろん燃料価格が下がれば燃油サーチャージの価格も下がります。現在、航空会社も新型機種を導入して機体そのものを軽量化したり、非食用油での飛行実験をしたりと燃費節減を取り組んでいるようです。現在の円高期で海外に行かれるご予定のある方は有利だと思いますが、航空運賃だけでなく燃油サーチャージの比較をしてみてはいかがでしょうか。


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