時の流れ
Add comment 1 月 26th, 2009
今、皆様方が愛用されている自動車はハイブリッド車、もしくは電気自動車でしょうか。今月10日に政府・与党が、2009年度の税制改正にハイブリッド車などの低公害車の購入に際しての税制優遇策「自動車グリーン税制」を盛り込む方針を発表しました。この制度は自動車メーカー各社が、環境対策から、次世代ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の本格的な普及に乗り出して作られたものです。
新税制は三年間の時限立法ですが、新車購入者に限り自動車重量税と自動車取得税が全額から半額免除されます。具体的に、家庭用電源からでも充電ができる「プラグインハイブリッド車」が100%、低公害車は排気ガス量の認定レベルに応じて75%と50%の2ランクに分けるなど、減税規模は2000億円程度になるとも試算されています。自治体によってはすでに、特例措置で電気自動車の取得税を2.7%軽減しているところもあります。このEV普及を加速させるには、税制優遇だけではなく充電スタンドなどインフラ整備が必要不可欠です。既に、充電スタンドを設置した大型スーパーが埼玉県越谷市にオープンしています。設置した充電器は1時間弱と比較的短時間で済み、「電気自動車を保有する消費者が訪れた際、買い物時間中に充電することを想定している」と自動車業界関係者も述べています。他に、時間制駐車場「タイムズ」や高速道路初となる大黒PA、次いで平和島PAと、他のPAにも順次導入を検討している状況です。
これは海外でも同じことです。パリでは充電スタンドがあることを示す道路標識が至る所にあり、ドイツではダイムラーとRWE(ドイツの電力会社)が共同で世界最大規模のプロジェクトを発表し、500ヶ所の充電スタンドの設備を計画中。さらに、米国のカリフォルニア州と民間企業が共同で充電スタンド網構築プロジェクトを立ち上げる等々、ビック3再建の目玉はプラグインハイブリット車とEVが鍵を握ることとなることでしょう。オバマ新大統領は“環境ドリームチーム”を結成するなど環境問題に力を入れ、ビッグ3と環境問題を同時に解決してくれるのではないでしょうか。