先日の小田急線で遅延が発生した際、積読の消化が効率よく出来た。
読んだ本は下記。
1。フューチャリスト宣言 梅田望夫/茂木健一郎
2。教える事の復権 大村はま/苅谷剛彦/苅谷夏子
3。資生堂ブランド 川島蓉子
1は対談本。ウェブ技術が織りなす未来について語っている。
彼らの考え方やスタイルを伺い知ることが出来る。
この二人は自分の目指す理想型の一つなのだが、
二人の見識の広さに改めて驚かされた。
まだまだ自分も相当量、修行が必要だ。
2も対談本。教育手法について議論を行っている。
特に国語教育についての言及は眉唾物。
出来れば中学生/高校生の頃に知っていれば…。一読の価値あり。
義務教育〜高等教育に直接携わっている方は、余計に読む価値あり。
3はここ数年の資生堂のブランド戦略について述べている。
まだ読みかけだが、メガブランドを生み出すに至った経緯について書いてあった。
(未だに読みかけです。)
なお、行きには下記の本を読んだ。
日本を降りる若者たち 下川裕治
日本社会で生きる事に疲れ、
東南アジアで暮らしている人々のドキュメンタリーである。
特にタイのバンコクで暮らす日本人についての言及が多い。
前半では、バンコクで引きこもり生活「外こもり」を送っている人々が、
中盤では、留学を経て日本に凱旋したが希望の職を得られず海外へと出た人々が、
後半では、南国で職を得て、ひたむきに頑張っている人々が描かれている。
格差社会、ワーキングプア、ネットカフェ難民を扱う書籍、
教育問題を分析する書籍と照らし合わせて読むと、
近年の日本が抱えている現状が良く分かる。
この国は様々な弱者に対して、救いを与えられなくなってきているようだ。
この本はドキュメンタリーとしては問題はないだろう。
登場人物と話した風景が伝わってくるような描写でなされており、
どういった問題があるのかが分かりやすく書かれている。
ただし、著者のメッセージがもっとあっても良かったと思う。
現状の肯定を積極的にするなり、なされるべき対策を述べるなり、
その辺の言説がもっとあって然るべきなハズだ。
そこがしっかりしていれば、単なるドキュメンタリー以上の書籍たりえたのに。
テーマが面白いだけに少しもったいない印象だった。
Syndication
via RSS
via Email
via Technorati






BlogoSquare