Notebook
1 月 7th, 2009 by ringo!

前回、プリントについて述べましたので、簡単にプリントを思ったように色を近づけるポイントを説明します。
詳しく知りたいときはカラーマネージメントやキャリブレーションについて調べてください。

 なぜプリントすると色が異なって見えてしまうのでしょう。

1.プリントしたものをみる照明によるもの
2.パソコンのモニターの色によるもの
3.プリンターの自動補正などソフト上によるもの

などが挙げられます。

1.照明を変えてみる
まず部屋の照明を見てみましょう。蛍光灯や白熱灯によって光の色温度というものが異なります。自宅の場合あまり変えられないことが多いと思いますが、できるだけ高演色のものを使います。一般家庭用でも太陽光に近いとうたわれるものを使ってみましょう。

2.モニターの設定を変更する(キャリブレーション機能が無い場合)
モニターの調整機能(ノートPCなどの場合はソフト的に出来るものもあります)があれば色温度を5000から6500K、ガンマ値2.2に調整します。明るさは暗めにセットしてください。キャリブリーションツールで紙白との比較で調整するのが本来ですが、高価なこともありここでは説明しません。色温度を6500Kにするとかなり黄色っぽく見えるはずですが、これが標準的な色と仮定します。
グラフィックドライバの調整でRGB値を変更してプリントに近くする方法をとられる方もいらっしゃるようですが、RGBの0-255階調、つまり256階調を無くして調整していくことになりますから、本来のグラデーションの表現力を落としていることになりますので注意が必要です。

3.プリンターの設定
家庭用のプリンターはそのままですとかなり画像が補整されています。
プリンターの自動補正も最近はかなり進歩しており、レタッチせずにプリンター補正に任せて印刷する方法も一つです。
これを無補正にするとデータをそのまま印刷することになります。プリントする場合、パソコンのRGBとは違いCMYKという色の作り方になります。このCMYKはパソコンで表示できる色に比べてかなり狭い範囲の色しか表現できません。

さて、ここまで書いておいてなんですが、環境光、紙白合わせモニターキャリブレーションをしない限り、プリントと色は合いません。これから先はプリントしながら調整していくわけですが、色は合うはずがないと妥協せざるを得ません。
ではなぜこのモニター色温度を変更したかは、プリントサービスなどに出す場合などのレタッチに意味が出てきます。
次回でレタッチソフトを用いた場合の設定項目と合わせて説明したいと思います。

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