コンセプト
父とのコラボ - 平成16年に死去した父新山晃司が遺した1000数百色の日本画用絵の具。その全てを使用することで、父への供養、亡き父とのコラボレーションができると思いました。
・・・あの世・冥界・並行宇宙との架け橋・入口。
平均的「日本画」の色彩-日本画家であった父が所有していた絵の具全てを使い、いわゆる「日本画」の≒な色彩の様相を観ることができる。
日本の自然の色彩 - その色彩の様相は、「日本画」がとらえ、表現してきた日本の自然の姿に≒といえる。
日本画の限界点 - 基底物(:発砲樹脂)、メディウム(:合成樹脂膠)、展示方法(:インスタレーション)、絵の具のみ従来の「日本画」の素材という作品が、「日本画」に該当するのかどうか。
2色重ね塗り - ランダムな組み合わせで2色の絵の具を塗り重ねたことによる、出会い、偶然性、関係性。
ランダムに並べられた作品全体の中に現れる偶然性・関係性のリズム-複雑系・カオス・フラクタルに繋がるような・・・。
1枚1枚それぞれが、ひとつの宇宙。。。
供養 - Ⅰ・・・父と母。 Ⅱ・・・幼い頃「にらむし釣り」に興じて殺してしまった多数のにらむし。 Ⅲ・・・毎日約1000頭(年に三十数万頭)も殺処分されていく、捨てられた犬たち。 Ⅳ・・・数え切れない、不条理な死。
愛おしい平凡な日々
今、ここに存在している自分
「アイヌとは人間という意味だよ。人間はね、天と地の間に立ってすべての生き物のために祈り、その魂を神の国に送る役目があるんだ。だからすっくと二本足で立ち、意識をもっているのさ」
(アイヌ民族の女性、アシリ・レラの言葉・・・田口ランディ著『宙返りの練習』-アウシュビッツの記憶より)
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