

Fun! Movie FAN
ヒューマンドラマを中心に映画をご紹介します。
Archive for 10 月, 2008
ギルバート・グレイプ/What's eating Gilbert Grape?
Author: moviefan

Story
身動きできないほど太ってしまった過食症の母、知的障害をもつ18歳の弟アーニーと、2人の姉妹。
田舎町アイオワ州エンドーラで、亡き父の代わりに一家を支え、希望や夢を抱く暇さえない日々を過ごすギルバート。
だが、自由で快活な旅人ベッキーとの出会いが、彼の心に少しずつ変化もたらした。
「ギルバート・グレイプ」
1993/米 117分
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス他

【勝手にレビュー】
ラッセ・ハルストレムらしい、ほのぼのとした時の流れの中、静かに漂う哀愁や苦悩。
ストーリーに劇的な展開はなくとも、確かな変化を遂げていく登場人物たち。
愛する弟を守りながら、どことなく諦めにも似たまなざしをしていたギルバートが
やがて動き出していく瞬間は、静かな感動を呼ぶ。
本作のディカプリオもとても良かった。愛すべき1作。
★★★★★
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陽のあたる教室/Mr.HOLLAND'S OPUS
Author: moviefan

Story
1965年、アメリカ。高校の音楽教師に転職したグレン。
作曲の時間欲しさにバンド活動をやめて就いた教職は、正直そんなにやる気もない。
生徒たちも覚えが悪いし、まったく教えがいもない。思ったより作曲する時間もないし、俺の人生あーあ。
なんて最初は思っていたグレンだけど、次第に教えることの素晴らしさを学んでいく。
私生活では子供も産まれて、喜ぶグレンだったが・・・。
「陽のあたる教室」
95年/米 143分
監督:スティーブン・ヘレク
出演:リチャード・ドレイファス、グレン・ヘドリー、ジェイ・トーマス他

【勝手にレビュー】
やむなく始めた仕事だったのに、いつの間にか教師を天職にしていたグレン。
私の高校にも似たような音楽教師がいたけど、先生がやる気ないってわかると
生徒も俄然、やる気なくしちゃうんだよね。
でも、ある時からホランド先生は教室に喜びを見出し、気が付けば30年にも。
「ここにいる私たちは皆、ホランド先生が作った曲の音符」
クライマックスでかつての教え子が言ったそのセリフは、なんとも嬉しかったろうな。
教師として流れてゆく長い時代と共に、息子コールとのドラマにも思い深いものがあり
素晴らしい先生も、父親としてはまた色々難もあるような、人間らしさをさらで描いている。
劇中に流れる時代の音楽と、いくつかのホランド作の曲も素晴らしい。
★★★★☆
コリーナ、コリーナ/Corrina,Corrina
Author: moviefan

Story
母の死にショックを受けて、口を聞かなくなってしまった7歳のモリー。
仕事しなくちゃいけないし、でもモリーは放っておけないし・・・途方に暮れた父マニーは、家政婦を募る。
そこへ応募してきた黒人女性のコリーナ。
コリーナがやってきたことで、マニーとモリーの家に温かな変化が生まれるのだが・・・。
ウーピー・ゴールドバーグ主演の心温まる作品。
「コリーナ、コリーナ」
94年/米 113分
監督:ジェシー・ネルソン
出演:ウーピー・ゴールドバーグ、ティナ・マジョリーノ、レイ・リオッタ他

【勝手にレビュー】
モリー役のティナ・マジョリーノがたまらなくかわゆいし、演技力も抜群。
ウーピーはじめ、周りの大人陣もさりげなくいて、確かな存在感。
要所要所に挿入される50年代音楽もグッドチョイスで心地好い。
なお、ドン・アメチはこの作品が遺作となった。
何度も繰り返して見たくなる、心温まる1本。いいですわ。
★★★★★
すべてをあなたに/That Thing You Do!
Author: moviefan

Story
60年代、ペンシルバニア州。
ガイは怪我をしたドラマーの代わりに、友人ジミーのバンドに参加することになった。
ライブ当日、ジミー作曲のしっとりラブソング“ザット・シング・ユードウ”を
いまいちテンポが気に入らないのか、ガイったらノリで勝手に速くしちゃったんだけど、それが大ウケ!
この曲なんてーの?あんたら、なんてバンド?わんわんきゃんきゃん。ペンシルバニアの小さな町は大騒ぎ。
そこからメジャー・デヴューまでとんとん拍子に話は進み、彼らは一躍人気スターとなるが……。
60年代ロック・バンドの青春と恋を描いた、トム・ハンクスの映画初監督作品。
「すべてをあなたに」
1996年/米 110分
監督:トム・ハンクス
出演:トム・エヴェレット・スコット、リヴ・タイラー、トム・ハンクス他

【勝手にレビュー】
トム・ハンクスは本作で、監督だけでなく脚本・出演・作曲にまで携っており
その力の入れようだけあって、とっても楽しめる1本になっている。
劇中の歌も、一緒に歌いたくなっちゃうようなものばかり!
ビートルズに続け!とアメリカでも沢山のロックバンドが生まれたが
消えてゆくバンドもまた多かったらしいこの時代。
そんなバンドにも、こんな青春がたっぷりあるんだとリアルで興味深い。
一発屋って響き悪いけど、一発でも当てたらすごいもんだ。
リヴも相変わらずかわええのう。
サントラもお勧めしちゃう一品。
★★★★★
ヘアスプレー/HAIRSPRAY
Author: moviefan

Story
1960年代ボルチモアでは、ダンス番組「コーニー・コリンズ・ショー」がティーンに大人気!
16歳のトレーシーも出演を夢見てるひとり。
ダンスだってオシャレだって申し分ない彼女だけど、ひとつだけ問題が・・・。
それは、彼女のちょっとBIGすぎるサイズ!(でも肌ツヤツヤ~
そんなことは気にせず、明るく前向きなトレーシーはTVショーのオーディションに参加。
なんとレギュラーの座を射止め、番組の人気者となるが、美人でスリムなライバル母娘の罠にハマり・・・
ジョン・トラボルタもあんな姿で出演しちゃってる、ハッピーなミュージカル映画。
「ヘアスプレー」
2006年/米 116分
監督:アダム・シャンクマン
出演:ジョン・トラボルタ、ミシェル・ファイファー、ニッキー・ブロンスキー他

【勝手にレビュー】
冒頭のトレーシーの歌い出しから、なんだかワクワク。
ジョン・トラボルタがなんと、完全女装でママ役を演じちゃってるのもワクワク。
なんとも奥ゆかしいというか、ちょっぴり頼りないキュートなママになりきっちゃうジョンはさすが。デカいけど。
そんなジョンも、久々のミュージカルだもん、大きな腰をふりふり歌って踊っちゃうよ。
過去作品で彼の踊りを見たことある人には、ニヤリとしちゃうシーンもあるから見モノ!
終始愉快な心地で見られる、ポップでハッピーな1本。
★★★☆☆
アメリ/Le Fabuleux Destin d'Amélie Poulain
Author: moviefan

Story
とっても空想好きのアメリは、モンマルトルのカフェで働く22歳。
彼女のささやかな楽しみは、「他人を少しだけ幸せにするお節介を焼くこと」。
そんなある日アメリは青年ニノに出会い、恋をする。
ニノってのがまた、アメリに負けず劣らず不思議くんで
彼の趣味は「人々が失敗して捨てたスピード写真を集めること」。面白い所に目をつけるね。
スピード写真機の下とか周辺のゴミ箱とかあさっては、見つけた撮り損じ写真をアルバムにスクラップしてる。
内気なアメリは、ニノになかなか真正面から向き合う事ができず、かくれんぼみたいな駆け引きを続けて・・・。
アメリは恋を実らせて、自分を幸せにすることができるの?
「アメリ」
2001年/仏 120分
監督:ジャン・ピエール・ジュネ
出演:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、リュフュ 他
【勝手にレビュー】
アメリの世界はとってもキュート。次々と思いつくイタズラも、お部屋も音楽もお洒落で可愛さいっぱい。
おとぎ話チックで女の子~な世界、私もちゃっかり気に入ってしまった。
フランス映画はどうもわかりづらい!という方には、アメリなんかは見やすいかも?
こちらのガーリー映画には星5つ!だって女の子だもん。
★★★★★
ターミナル/The Terminal
Author: moviefan

Story
東欧クラコウジアからニューヨークに来たビクターは、入国ゲートで職員に呼び止められた。
渡航中にクーデターが起こり祖国が消滅、パスポートが無効になってしまったというのだ。
ニューヨークは目の前なのに、パスポートがなければアメリカに入国もできず、国情が安定するまでは帰国することもできないビクター。
彼はどうしてもニューヨークへ行かなければならないらしいが、空港で生活することを余儀なくされ・・・。
英語はカタコトしか話せないし、どうなるビクター。あと、なんでそんなにニューヨーク行きたいの?
「ターミナル」
2004年/米 129分
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ他

【勝手にレビュー】
言葉もままならい国で陥った異常な状況下で、固い約束の為、なんとかやりくりし
あげくすっかりマイワールドを作り上げてしまう、健気で一生懸命なビクターの姿に
ついつい吹き出したり応援したりして、クライマックスには私もビクターファンになってしまった。
なんだろうね、あの可愛さは。私だったら「ちょっとだけだから」って空港から出ちゃうかもよ。
★★★☆☆
きみに読む物語/The note book
Author: moviefan
Story
いつもの療養施設の風景。記憶をなくした初老の女性と、彼女にとある物語を読んで聞かせる老人。
その物語は、1940年、ある夏に出会い恋に落ちたアリーとノアの物語。
しかし身分の違いがふたりを引き裂き、アリーとノアは別々の人生を歩むことになるが…。
「きみに読む物語」
2004年/米 123分
監督:ニック・カサヴェテス
出演:ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー
【勝手にレビュー】
ラブストーリーは大好物ではないけれど、それでも最後まで楽しめたのは
ただ若い男女の恋路を見守るだけでなく、大きな背景にこの老いた二人がいたので。
2人でここまで来るには色々あれど、老いても尚、もしかしてますます、相手を労わる一途さに感動。
終盤、再び記憶が途切れて暴れるアリーを、涙目で見守るノア。あの目は胸を打ちますね。
★★★☆☆
ゲド戦記
Author: moviefan

Story
あちこちで作物が枯れ、羊や牛がダメになり、人間の頭が変になっている。世界の均衡が、崩れつつあった。
世界で最も偉大な魔法使い、大賢人のハイタカ(真の名:ゲド)は、世界に災いをもたらすその源を探る旅の途中、国を出奔した王子アレンと出会う。
アレンは“影”に追われているようだった。世界の均衡を崩し、災いをもたらす力は、アレンにも及んでいたのだ。影から逃げ惑い、心の闇と向き合うことのできないアレン。
ふたりは共に旅を続け、人々が崩れた遺跡に巣食うように暮らす都城ホート・タウンにたどりつく。そこでアレンは、人買いに追われる少女テルーと出会う・・・。
アニメーション監督・宮崎駿の息子である、宮崎吾朗の初監督作品。

「ゲド戦記」手嶌葵 、菅原文太、田中裕子
2006年/日本 115分
監督:宮崎吾朗
声の出演:岡田准一、
[勝手にレビュー]
背景美術や手嶌葵の歌声は美しいが、ちょっと台詞やら進行やらが教科書的なのに退屈さを感じてしまった。
クモ役の声を演じた田中裕子は素晴らしい。
どうしても父・宮崎駿の力量と比較して感想が辛くなってしまう面を差し引き、星はふたつ。
★★☆☆☆
ポネット/ponette
Author: moviefan

Story
交通事故で母親を亡くした4歳の少女ポネット。しかし死の意味が理解できずに、ひたすらに母を待ち続ける。
きっと再び母と会えると信じて、草原に寝転び、ベッドで祈る。
周りの大人が死の意味を諭しても、ポネットには納得がいかず自分の世界に閉じこもってしまう。
そして泣き疲れた頃、静かに奇跡が訪れて・・・。
4歳の主演少女ヴィクトワール・ティヴィソルが、史上最年少で96年のヴェネチア映画祭女優賞を受賞した感動作。
「ポネット」
96年/フランス 99分
監督:ジャック・ドワイヨン
出演:ヴィクトワール・ティビゾル、マリー・トランティニャン

[勝手にレビュー]
死と向き合い乗り越えてゆく幼子を、ぬくもりあるドキュメンタリータッチで描いた本作。
詩の中のような穏やかで美しい情景と、愛らしいポネットのひたむきな思いは、静かに深い感動を呼ぶ。
子供たちの、演技とは思えぬ自然体なやりとりも注目。
★★★★☆



