みよこの部屋 コメントページ

2011 年 8 月 11 日

その472 第25回残月祭(3)

カテゴリー: グルメ・料理, 小説・作家 — みよこ @ 8:57 AM

チェックインのときに朝食券を見たら、レストランの名前が「シャングリ・ラ」だった。たまたまだけれども、ユーミン絡みで嬉しかった。これをmixiで書いたら、すぐにホテルの名前がわかった人がいた。すごい。

部屋に入ってからは、購入した冊子を読みつつ、翌日にどこに行くか、どのルートで行くかシミュレーションした。本当だったら残月祭でもらった芦屋市谷崎潤一郎記念館の割引付きのパンフレットもあることだし、それがなかったとしても記念館は行きたかったのだけれども、月曜日は休み。他のどこに行くにも、月曜が休みのところは多い。これが土日にすれば良かったと書いた第一の理由(^^; なんというか、我ながら抜けている。

当日に行く場合、終わってからだと慌しすぎるから、やはり残月祭前日に宿に泊って記念館には午前中に行くとかした方がいいわね。次回もし行けたら、そのあたりをよく考えないと。

ということで、翌日は池田に行くことにした。

チェックアウト後、荷物を三宮駅のコインロッカーに入れ、いざ出発。前日の阪神沿線もそうだけれども、阪急沿線の駅も谷崎に縁がある名前が続く。このあたりをあちこちと転々としていたのね。

さて、池田に行くことはできたが、ここでも方向音痴を発揮して、本来の用事を何一つクリアすることができなかった。最初に呉服神社に行かずに、ひょうたん屋サイトの地図にある「呉春」を目指したことが敗因だ。しかもまたまた方向音痴で逆方向に行ってしまった。呉春株式会社の住所をいろいろな地図で検索してから行けば良かった。第一にその住所さえ勘違いしていたのが痛い(T_T)

迷子の末にお手洗いを借りた池田市教育研究所の方には大変ご迷惑をおかけしました。地図まで開いていただいて、本当にありがとうございました。

どうも私の中でそのあたりの情報がうまく整理できていなかったようだ。呉春はネットでも購入できるのだし、短い時間で『瘋癲老人日記』の旅をするのならば、池田よりも伊丹の方が良かったかもしれない。それにしたって、もう少し念入りにいろいろ調べてからでないとやはり厳しいな。

有馬道迷子をしているとき、興味深い看板を見つけた。有馬道(リンク先に掲載されている写真のあたりの一部を歩いた)だ。本当は、きつねがいるらしいとか書いてある看板の方が撮りたかったのだけれども、残念ながら撮影するのを忘れてしまった。

そんなこんなで時間が足りなくなってしまったので急いで三宮に戻ったが、三宮でゆっくりとお土産のお菓子を買う計画は崩れ去った。

仕方がないので通りすがりの店でワッフルを購入したけれども、大宮にもお店が出ているマネケンだった(^^; それでも、季節限定の夏みかんのワッフルは正解だったと思う。日持ちがしないので、これは自家用にしたけれども、名物スイーツにうるさい夫も満足したようだ。マネケンの1号店は大阪みたいだけれども、神戸のお菓子にしても、大体有名なメーカーが多いし、ということで、これこれではOKとしよう。

それにしても、関西はどこに行くにも便利だわね。次に行くときは、もっとしっかりと調べて行きたいと思う。谷崎作品ゆかりの場所はたくさんあるので、それはそれでまた迷うのだろうけれども、今回の旅行で谷崎がどのように住むところや取材先を広げていったかが、ざっくりと見えたので、それだけでも収穫だったと思う。

呉春は、帰宅後にネットで注文した。「特吟」は、ほんのり甘くて何だかチョコレートと合いそう(酔いそうなのでまだその組み合わせは試してないけど(^^;) 今回は奮発して「特吟」にしたけれども、次は普通酒を試してみようと思う(一升瓶だからいつのことかわからないけれども)。

2011 年 8 月 8 日

その471 第25回残月祭(2)

カテゴリー: グルメ・料理, 小説・作家 — みよこ @ 2:39 PM

神戸には、残月祭当日に出かけていった。つまり、日~月という日程だ(土日にすれば良かったと少し後悔)。

芦屋市谷崎潤一郎記念館冊子新幹線と宿はネットで予約。時間はかなり余裕をみていたのだが、会場の芦屋ルナ・ホールに着いたのは開演間近、昼食をとる時間もなく入場、席についた。読みきれるはずのない本をいっぱい入れてきた荷物も、宿のある三宮のコインロッカーに入れてくればよかったものを、なぜか会場まで持ってきてしまった。そのため、「暑くない」という日であっても私は汗びっしょり(^^; 十分暑かった。芦屋の駅は、山側海側で見れば方向はすぐにわかるはずなのだけれども、そこに気づかず、日ごろの方向音痴を発揮して反対方向に行ってしまったのが敗因だ。

にしむら珈琲店ひざ掛けシンポジウムが終わった後、会場で『芦屋市谷崎潤一郎記念館 2008 谷崎潤一郎と画家たち~作品を彩る挿絵と装丁~』と『芦屋市谷崎潤一郎記念館 2009 谷崎潤一郎交友録』、それからにしむら珈琲店のひざ掛けの写真に写っている『倚松庵よ永遠なれ』を購入。それぞれに深い情報が掲載されているが、その中でも『芦屋市谷崎潤一郎記念館 2009 谷崎潤一郎交友録』に掲載されている、お須賀さんのお孫さんによる「谷崎潤一郎と祖母須賀」には感激した。お須賀さんの情報が読める。お須賀さんの写真が掲載されている。これまで谷崎の手紙や作品に仄見える情報でしか知らなかったお須賀さん。お須賀さんの、まるで抜け殻のような表情から目が離せない。写真で見るお須賀さんは、千代夫人や丁未子夫人とよく似ている。

ローゲンマイヤーのパンここに載っている情報から、千代夫人と結婚後の谷崎の行動の理由が見えてくるような気がする。特に和田六郎(後の大坪砂男)との件、作品としては『愛なき人々』や『蓼喰う虫』、それから『卍』等にお須賀さんとの恋愛の経緯や結末がかなり濃厚に反映されているように思う。谷崎は大坪砂男に、谷崎の従兄弟であるお須賀さんの夫を重ねて見ていたのではないだろうか。『紀伊国狐憑漆掻語』(中公文庫『聞書抄』にも収録されている)の狐からは、佐藤春夫の父がまず浮かぶけれども、お須賀さんの父や谷崎自身もそこに投影されているのかもしれない。

そうそう、倚松庵の間取りはお須賀さんの実家の間取りと似ているそうだ。

『芦屋市谷崎潤一郎記念館 2008 谷崎潤一郎と画家たち~作品を彩る挿絵と装丁~』の方では、中川修造の情報が興味深い。谷崎がこの人に肩入れしたのはその家柄も関係しているような気がするけれども、『黒白』や妹尾君子さん周りの情報は特に興味深い。中川修造に関する情報の他にも、この冊子には興味深い記事が目白押しだ。

西国街道まわり道会場を出てからはまずにしむら珈琲店芦屋店でハンバーグのセット(ふっくらしていておいしかった)をいただきながらゆっくり休憩し、宿での夕食用にローゲンマイヤーでパンを購入した。その後青木に寄って、駅から海へはどれくらいの距離なのか歩いてみたが、途中で写真のような立て札を発見。後で振り返ったり、何かの資料になるかもしれないので撮影し、三宮の宿に向かった。

また書ききれなかったので、宿に入ってから翌日のお話は次回に。

2011 年 8 月 6 日

その470 第25回残月祭

カテゴリー: 小説・作家 — みよこ @ 5:35 AM

7月24日、第25回残月祭に行ってきた。テーマは「妖しの世界への誘い―谷崎・乱歩・横溝」。戦前の一時期、谷崎が推理小説風の作品を書いたのが、日本の推理小説の先駆けになったということで、谷崎・乱歩・横溝の3人の作家をテーマに講演とシンポジウムが行われた。

司会は、谷崎記念館副館長をされているたつみ都志先生。会場には渡辺千萬子さん、たをりさん親子もいらしており、たつみ先生は千萬子さんを舞台へ上げようとされていたが固辞されたようで、残念ながら私はその姿を拝見することはできなかった。

たつみ先生の挨拶では、いつもは「お暑いところを」と話し出すのだけれども、暑くないですね、というところから始まった。残月祭は毎年谷崎の誕生日の7月24日に行われる。あまり暑い時期なので、では亡くなった日ではと思っても、7月30日。どちらにしても暑いので、7月24日で続けることになったとのこと。

残月祭は、渡辺千萬子さんが京都で経営していたカフェで毎年谷崎の誕生日に谷崎を偲んで開いたのが始まりということで、当初は30人くらいの規模で始まったのを谷崎潤一郎記念館が引き継いで今に至るとのこと。前々から行きたいと思いつつなかなか行けなかったのだが、ようやく念願が叶い、これが結婚以来初めての泊りがけの一人旅になった(^^)

作家の有栖川有栖氏の講演は、会場で配られた谷崎・乱歩・横溝関連年表の話からミステリー、推理小説等の用語に絡んで、自身の肩書きについてどうするか聞かれることに対して「どうでもいい」と言いつつあれこれとお話が続いていき、最後の方になって谷崎の個々の作品について話し出されたところで時間切れになってしまった。その続きは次のシンポジウムでということになったけれども、それもやはりもっと聞きたいというところで時間切れ(^^; その中でも『途上』(乱歩が絶賛した作品)の探偵について「この人って、気持ち悪いよね」というお話をされたところでは「確かに!」と大いにうなづいた。これまで特に気にしなかったけれども、この「探偵」さん、確かに変だ。他の谷崎作品から考えると、これはもしかしたら分身物に分類されてもいい作品なのかもしれない。あるいは後に『黒白』で書こうとしたタイプの作品だったのか。

シンポジウムは、有栖川有栖氏と江戸川乱歩のお孫さんである平井憲太郎氏と二松学舎大学教授の山口直孝氏、谷崎潤一郎記念館学芸員の永井敦子氏の4人で行われた。

江戸川乱歩のお孫さんのお話はとっても面白かった。乱歩が亡くなった時はまだ中学生だったので、あまり記憶はないのだそうだが、「昼間寝てて夜仕事をするのは普通の生活ではないかもしれないけれども、変な生活をするような人ではなかった」とのこと(^^)。ただし、偽電報事件の例を引いてその綿密な性格を示されていた。

偽電報事件というのは、乱歩が危篤だという電報があちこちに打たれ、大勢の人が乱歩家に駆けつけた事件だ。その時奥様に命じて誰と誰が来たか記録をとっておいたそうで、どうやら後で誰が犯人か推理していたらしいとのこと。乱歩は理詰めで綿密に構築していくタイプだったらしい。

谷崎の場合は少し異なる。谷崎が晩年に『夢の浮橋』や『瘋癲老人日記』のような作品を中絶することなく書くことができたのは、伊吹和子氏の年表作成や細かな調査等のサポートによるところが大きいのかもしれない。

次回は残月祭の会場に付くまでを含めて、何十年ぶりの一人旅のお話を書きたいと思う。

2011 年 8 月 5 日

その469 第19回 東京国際ブックフェア

カテゴリー: ネットワーク, 仕事 — みよこ @ 1:30 PM

もう1ヵ月くらい前の話になるけれども(^^; 7月7日と8日に、東京国際ブックフェアに行ってきた。

7日の主な目的は、大沢在昌氏による基調講演。『デジタルと紙が併走する時代 ~作家が考えること、できること~』というタイトルで、著者の立場から、電子書籍をテーマに『絆回廊 新宿鮫X』ほぼ日刊イトイ新聞で連載された経験や、東日本大震災の被災地での経験、電子書籍の印税についてのアイデア、書店についての問題意識等を語られた。

最初に話されたのは、被災地の書店でのお話。被災地では、津波でお店が流された等で営業できないところは大変だけれども、営業できているお店では、今、本がたくさん売れているそうだ。一番売れているのが地震や津波の写真集や新聞記事の縮刷版等だそうだ。大沢氏はなぜつらい体験を写真集等で追体験しようとするのか不思議に思ったそうだが、被災地の人たちに「当時は何が起こったのか、自分たちやその周囲に起こっていることしかわからなかった。今になってようやくその全体像を知ることができる」ということを聞いて、なるほどと思ったそうだ。

次に、「ほぼ日刊イトイ新聞」で新作を連載した経験について話された。読者からの反応がすぐにわかることとか、一番多い読者層が30代の女性という、『新宿鮫』シリーズの読者層とは合わないサイトへの投稿だったが、この機会に読んだことで、『新宿鮫』シリーズが刑事物だということを知ったという読者の話等があった(実は、わたしもその読者さんと同じように思っていた(^^;)。シリーズ物は途中から読んでもわかるように書かれているのだけれども、やはりどうしても途中からとなると敷居が高く感じる。そのため、シリーズが続いていくほど読者数がだんだん減っていく傾向にあるそうだが、新しい読者の掘り起こしに役立ったようだ。

電子書籍の印税については、大沢オフィスとしてではなく、大沢氏個人の意見として、最初は5%くらいで、多く売れたらそれなりに印税率を上げて最大50%くらいまでというアイデアを出されていたが、んー、電子書籍を出版社が直販するならばいいアイデアかもしれないけれども、他のサイトに販売を委託するとなればそれなりに結構なコストがかかるので、その場合はなかなか厳しいかもしれない。

大沢氏は、出版社が主体になってIT業者と組んで人を呼ぶ導線を組むことを勧めていた。作家サイドが電子書籍を直販するということについては、技術的には可能かもしれないが、それは考えていない。なぜかといえば、作家にとって優秀な編集者がどれほど必要かを知っているからとのことだった。

基調講演の後は展示会を見に行ったが、暑さにへこたれて、休憩ばかりとっていた。最初に中央公論新社のブースで『谷崎潤一郎文学案内』『歌々絵巻』を購入。次に日経印刷株式会社のブースで白書・青書等を購入して特製エコバッグをいただき(^^)、写研ブースに寄って説明を聞き、株式会社ルーラーのブースの前でebook5のパンフレットをいただいた。

8日は、午前中にJEPAの「EPUB3 標準化動向と日本のサービス紹介」を受講、午後から同じく受講していた知人2人と合わせて3人で東京ビッグサイトへ。

やはりこういうところは複数名で行くものだわね。しかも今回は非常に心強い人たちで、大助かり。倉敷印刷株式会社のブースでは、InPeria(インペリア)の説明をじっくりと(^^; 聞かせていただき、次に富士フィルムのブースで電子コミックの制作・配信工程を効率化するソフトウエア技術を見せていただいた。それから前日にも行った写研のブースで、ゴナやナールを作られた中村征宏氏のお話を聞いた。

フォントの作成にまつわる写研ならではのお話は、フォントユーザーにとっても大変興味深く、Webサイトでの読み物としても非常に有用なコンテンツになると思うけれども、写研さんには未だにWebサイトがない。もっと早くこういうお話が多くの人たちの目に触れるようになっていればと思うと残念だけれども、まあ、今からでもね。

倉敷印刷さんのInPeriaは、作業管理までできる統合的なシステムで、その機能を有効に使えれば、そこから得られる情報は経営にも役立つだろうと思われた。

富士フィルムさんのソフトウェア技術は面白かった。漫画の吹き出しを他の言語に変えるための作業を簡略化させるために、吹き出しを認識して色を塗ってしまったり、携帯漫画等のためにコマ割を自動認識してくれたり、モアレの修正等、画像の最適化をしてくれるというソフトウェア群だが、こういう手間のかかる作業を助けてくれるというのは、とてもありがたいだろうと思う。

展示会を見た後は3人でお茶。充実した2日間だった。

2011 年 8 月 1 日

2011年7月 恋の一時間は孤独の千年

カテゴリー: 思い出の壁紙 — みよこ @ 6:36 AM

恋の一時間は孤独の千年

正解

「恋の一時間は孤独の千年」 9名 多くの方に正解していただきました。ありがとうございました。

その他の回答

「永遠が見える日」 5名 花火と言えば…ですね(^^)

「真夏の夜の夢」 2名 こちらもよくわかります

ヒントの表示 5名

※ここで表示した○名という数字は、スペルの書き換え等のために続けて回答された分を差し引いた数字です。



2011年7月 恋の一時間は孤独の千年

歌詞情報:恋の一時間は孤独の千年 松任谷由実 歌詞情報 - goo 音楽

アルバム:TEARS AND REASONS

cygnusさん

ライブのかつての定番。逗子のような野外ステージでもういちどは聴いてみたい。

ふるだぬきさん

アップテンポの割に、しっとりした歌詞です。


どっかの花火大会で、曲を聴きながら打ち上げを見たいです。

tcさん

この曲を聞くと映画「黒いオルフェ」を思い出してしまいます。

Dさん

ばばさん

先月はついに解答できずあきらめましたが
今回はわかりました!!

ノリが良くて、タイトルの意味が深いので好きな曲です~

mynkさん

キャサリンさん

コレかアレしかないと思いました。

みよこの思い入れ

この曲は麗美が歌っていた頃から好きで、このアルバムが発売されて街で流れていた時にも、この曲を聴いては「やっぱりこの曲は好きだなぁ」と思っていた記憶があります。キューンと来ます。ライブの定番なので、そのたびにドキドキできて嬉しいです。

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