その417 茹で鶏
中華街で食べた蒸し鶏がおいしかったので、そのソースを真似て作ってみた。
真似たとはいっても蒸し鶏ではなく、茹で鶏。しかも、ソースにはクセのない油が使われていたのだが、とりあえずは家にあるオリーブオイルで代用という、なんちゃってもいいところなのだが、これが結構おいしくできて、結婚以来たぶん初めてマサノリから「うまい!」とお褒めの言葉をいただいた。
いやね、マサノリはおいしいときは箸が猛然とすすむだけで、そんな風にいきなり「うまい!」なんて言葉、私に対して発したことなかったのよ。だから驚いちゃった。でも、ちょっと嬉しかった(^^)
手順は次のとおり。
1. お鍋に水とネギの青いところの切れ端と生姜の薄切りを何切れかと、塩を入れて沸かし、煮立ったところで鶏のムネ肉を大きいまま入れて10分茹でる
(蒸し鶏にはモモ肉よりムネ肉の方がやはり向いているようだ。最初、モモ肉とムネ肉両方で作ったのだが、モモ肉だと切ったときに見た目も小さいし、何よりしつこさを感じた。)
2. 茹で上がったら、茹で汁と一緒に冷蔵庫で冷やし、食べる時に切って上にネギソースをかける。
3. ネギソースは、ネギをみじん切りにして、塩を混ぜオリーブオイルでのばす
(最初に作った時は、ネギのみじん切りにオリーブオイルを混ぜて、それに塩味をつけたが、どうもオリーブの香りがジャマになるので、オリーブオイルで作る場合はネギにまとまりをつけるためくらいの量にした方が良いようだ)
残った茹で汁は、炒め物のダシに使ったり、塩と醤油、胡椒を足してスープにしてもおいしい。
ただし、この時期、茹で汁はすぐに冷蔵庫にしまうか、使ってしまわないと、大変なことになる。というのは、最初に作ったとき、その茹で汁を使いたいと思い、鍋に残したまま置いてしまったら小バエが大発生してしまったからだ。
あわてて茹で汁を捨てたのだが、その後の排水溝の処理が不十分で、翌日にはさらに大量に発生。チョウバエという、茶色の羽のついた虫がグルグルと飛んでいる様は、かなり落ち込む。こうなると殺虫剤に頼るしかない。おすだけベープしかなかったのでそれでとりあえず対応。
でも、それでいったんは目の前から消えてもまた次々と羽化してくる。
ネットで調べたところ、排水溝に漂白剤や熱湯を流すことで、チョウバエの卵を処理できるということで、それをやったら、翌日にはチョウバエの大群からは解放された。
が、発生した小バエはチョウバエだけではなかった。
ショウジョウバエも大量にいたのだが、これがなかなかしぶとい。漂白剤や熱湯だけでは駆除できないのだ。
そこで、小バエホイホイを置いたり、小バエがたかりそうなところを重曹で拭いたり、台所の窓にたかっているショウジョウバエに泡状の漂白剤を吹き付けたりしたら、ようやく落ち着いてきた。
2回目の茹で鶏は、それからすぐだった。マサノリがムネ肉を2パック、つまり4枚買ってきたのだ。また作ってという無言の要求だ。
しばらくは茹で鶏はやりたくないと思っていたんだけど、これでは作らないわけにはいかない。この時は、前回の失敗の教訓から残った茹で汁はすぐに使った。







