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2008 年 5 月 28 日

その382 『笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで』

カテゴリー: エンターテインメント, ユーミン — みよこ @ 3:55 AM

笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1までラサール石井著『笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで』を読んだ。
ユーミンカタログの中のコンテンツである、「なか見検索」新着順索引に登場したことから興味を持って、購入したものだ。

この本では、第1章で、ラサール石井がお笑いの世界に入ったきっかけから、コント赤信号の活躍を通して、これまでのいくつかのお笑いブームについての考察や、その副産物としてのお笑いの地位の向上、テレビ界の変遷などが語られる。第2章では、お笑い芸人列伝と題して、ビートたけし、明石家さんま、志村けん、とんねるず、ダウンタウンが取り上げられ、それぞれの笑いの違いが論じられている。
新書ということで、文字がギッシリと詰まっているものだが、ラサール石井の分析力と文章力で、読みやすくて説得力のある本になっている。

お笑いの地位向上を印象つけるものの代表としては、ひょうきん族にサザンオールスターズやユーミンが出演し、「アミダばばあの唄」を作曲したり、エンディングテーマを歌ったりしたこと、さんまさんがお笑い界で初めて女優と結婚したことが取り上げられている。
本の中では書かれていないけど、「アミダばばあの唄」は桑田さんが作ったのよね。そして、ここでエンディングテーマと書かれているのは、ユーミンのあの曲(^^)。
ということで、YouTubeで貴重な映像を見つけたのでここに貼付。

こういうものを、こうやって見ることができるなんて、いい時代になったわねぇ(^^)

テレビ界の変化については、そのつど番組制作の方法の変化や、それが各テレビ局に波及していく様子などが書かれているが、その中で1つ引っかかったところがある。
ひょうきん族以降に確立されたものらしいのだが、次のようなテレビ局の出世形式のことだ。

プロデューサーやディレクターに昇進したばかりの若手スタッフが若手の芸人たちと深夜番組で実験的な番組をつくり、そのままゴールデンで冠番組に発展し、同じように年を経ていくというのがこれ以後フジテレビのパターンとなり、各局もこのスタイルを踏襲することになる。

と書かれている。
これについては、マサノリが常々文句を言っている。
深夜の低予算の中で作られているからこそ面白いものまで、ちょっと受けるとゴールデンに行って、大物レギュラーを加え、ゲストを入れて膨らませて放送される、その状況が彼には許せないというのだ。

確かに、世代交代を促進し、常に面白い番組を作り続けるためのシステムとして効果的であり、これまではそれがうまく機能してきたのだろうが、やはり深夜向きの番組とゴールデン向きの番組というのは、私から見ても、あるように感じられる。
しかも、これからはますますリアルタイムよりも録画で見る形が主流になってくると思われるので、深夜だから、ゴールデンだからという広告的な問題よりも、その番組そのものの味を重視する方法をそろそろ考えた方がいいのではないだろうか。

ちょっと硬い話になってしまったので話題を変えて(^^;
この本には、M-1の第1回から第7回までのラサール石井による採点も書かれている。お笑い好きな人にはたまらない本だと思う。
私も「ユーミン」という文字にひかれてエイッて購入したが、当たりだったと思う。

2 件のコメント »

  1. 深夜向き、ゴールデン向き、というよりも、大きな空間向きと小さな空間で内輪感のある笑い向きと言った方がいいかもしれないわね。
    内輪の笑い向きのものを、ゴールデンだからと大きな空間にして放送されるのが、違和感があるということかしら。


    コメント by みよこ — 2008 年 5 月 29 日 @ 8:44 AM

  2. 27時間テレビが終わりましたね。
    この番組が始まる前から既に、ラサール石井さんがクイズヘキサゴンで昔なつかしモードに入っていました。
    進んで水に落ちたり(^^)

    それから、木下優樹菜ちゃんが割合の問題が出来たとき、本当に泣いてしまいましたね。
    良い人なんだなぁと思いました。


    コメント by みよこ — 2008 年 7 月 28 日 @ 12:54 AM

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