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2007 年 3 月 16 日

その333 第32回ディジタル図書館ワークショップ(その3)

カテゴリー: ネットワーク — みよこ @ 12:00 AM

3番目の発表は、筑波大学図書館情報専門学群の庄山和男氏、筑波大学図書館情報メディア研究科の永森光晴氏、同じく筑波大学図書館情報メディア研究科の杉本重雄氏による、「メタデータスキーマの再利用を指向したスキーマ設計支援システム」。既存のメタデータスキーマであるDublin Coreのアプリケーションプロファイルの概念を基礎として、応用目的にあった新しいスキーマを作るプロセスを支援するシステムを、この研究によって開発したという内容だ。

このシステムは、目的のスキーマに再利用可能な記述項目(エレメント)を既存スキーマの中で検索し、見つけたエレメントを基礎として新規メタデータスキーマの定義作業を支援する機能を持つ。
利用目的に沿ったエレメントを発見する方法として、キーワード入力のたびごとにリアルタイムに候補を表示させるインクリメンタルサーチによる動的な検索を可能とし、さらに、意味的な要素も含めて検索できるように検索の結果表示された候補からエレメントのカテゴリおよびスキーマのカテゴリ(利用目的を端的に示した語彙)による絞込みを行うことができる。
そうして選択したエレメントに何回出現可能等の制約条件やメタデータスキーマの利用目的など、必要な項目を対話的に入力することでメタデータスキーマの作成を半自動的に行うそうだ。

今回参加された各図書館や博物館のように、収蔵する内容が多岐にわたる機関の場合、やはりどうしても独自にスキーマを開発せざるを得ないことが多い。そういうときにこういうシステムがあれば便利だろう。

そしていよいよ神崎氏による特別講演「RDFとメタデータの相互運用」。氏の著書である「セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門」は、先ほどの発表の参考文献として登場する。この講演で使用されたスライドはこちらにアップされている。

先ほどの発表はスキーマ作成ツールの研究だったが、こちらはその際にどのようなスキーマを作るか、そして各機関それぞれで作られたスキーマの間でデータを共有したり交換したりする際にはどういう方法があり、またどういうところを注意したらいいかというのが主な内容だった。

具体的な内容はアップされているスライドをご覧いただくとして、私がアリャッと思ったのは、「RDFの構文はXMLとは限らない」という記述だ。
改めて調べてみたら、私が思っていたRDFというのは、XML/RDFだったのね。その230で大嘘の図を描いてしまったので、直しておかねば。ラブレターズのRSS(激重注意)(小さいサイズのものはこちら(RSS1.0を採用しているので、dc:dateなどのエレメントがあります(^^)))を作るときにはThe Web KANZAKIを大いに参考にさせていただいたのだが、必要なところだけつまんで、読めるときには改めて読んでおかないとこういうことになるのね。なので、早速「セマンティック・ウェブのためのRDF/OWL入門」を注文した。

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