その314 パパラッチ対策
また随分間が開いてしまった。谷崎については引き続き本を読んで研究中なので今後も続くが(^^; 今回はちょっと毛色の変った話題を。
17年前、新婚旅行から帰ってきた時、日本では少し物騒なニュースがあった。マサノリはこのニュースを聞いて、私に護身術のレクチャーをした。具体的にどうするかというのは少し強烈なので書かないが、ウッ! という顔をしている私に
「それくらいできるでしょ」
と言い放った。まあ、いざとなれば強烈でもなんでもできると思うけど。
でもまあ、狭い道でいきがる人相の悪いお兄さんを後ろに回って羽交い絞めにした経験をもつ彼なので、こういう類の話については大いに信頼している。
って、どうして羽交い絞めにしなくてはならない事態になったかというと、大勢で飲みにいったときに酔った私がうずくまってしまったことがどうやら発端だったらしい。なので、マサノリの勇姿は私は見ていない(^^;
話が横道にそれたが、そのレクチャーから17年、テレビでダイアナ妃がパパラッチに追いかけられて亡くなった話をやっていたのを見て、彼が言った。
「隠れようとするから追いかけてくるんだよ。どこでも抱き合ってれば、"本当か?" ってなるだろ」
とのたまった。
ほーほー。確かに一理ある。
でも、どういう感情をもって抱き合っているかという空気は周囲には伝わるよねぇ。写真からも伝わるよねぇ。普段からオープンにハグするということならまぁありかもしれないけれど、これはキャラにもよるし。
たとえば、私などを引き合いに出して恐縮だが、私は普段からどうも見えないバリアを周囲に張っているらしく、部下についてはすべてあだ名か呼び捨てで呼んでいたかつての上司でさえ、私だけは苗字プラスさん付けで通したというくらいなのだが、そういう私に対してさえお腹をつついてきたり、おー、○○さん(苗字ね(^^;)と言いながら両手を広げてきたりすることができる人がいる。
お腹をつつくなんてこと、マサノリ以外にできるのはその人くらいしかいないだろう。こういう人にはこちらもつい応じたりしてしまう。まあ、お互いに対象外だからできることだろう。もちろん嫌いな相手では無理だけど。これを見ても確かに周囲は何とも思わない。
こういう人ならそういう対処法もできるだろうけど、やはりそこには演技というものを加えないとハグに見えない。普段からそういう演技をしつけると、今度は逆に恋愛感情自体が友情へと変化するのではないかとも思ったりする。
そう考えると、人前でもやたらハグするという防衛法は、かなり無理があるのではないかなぁ。
それにあの頃ダイアナ妃は離婚していたといっても確かプリンセスオブウェールズの称号はあったのだし、立場的にも、キャラ的にもそれは無理かと。
なので、今回のマサノリのパパラッチ防衛術は大いに疑問符がつくのだ。
でも、希少価値が減ってパパラッチの情熱をさます効果は期待できるかも。







