その257 『愛にDESPERATE』
「麗美 ゴールデン☆ベスト」を購入し、聴いてみた。収録された17曲すべてにユーミンが関わっているというすごいアルバムだ。1曲1曲に解説もついている。
この中で、リアルタイムではっきり覚えているのは『恋の一時間は孤独の千年』くらいだが、他のユーミンがカバーしていない曲も、なんとなく聴いたことがあるような気がする。中でも『愛にDESPERATE』は、聴いてみて、「これは知っている」と思った。
で、改めてじっくりと聴いてみると、アイドルとしては少しドキッとするような詞だ。はっきりとは表現されていないところがなんともニクい。それだけに、曲が醸し出す焦燥感と合わせてチリチリとした痛みが伝わってくる。麗美版『白い靴下は似合わない』と言おうか。年代の違いを反映してか、『白い靴下は似合わない』より主体的な主人公に親しみを感じる。
歌詞カードには、シングル「愛にDESPERATE」の歌詞カードからプロフィールが引用されている。
「麗美18歳。横顔には、まだ少女の面影。」
ちょうどこのくらいの年齢の女の子の多くが経験する揺れに、甘酸っぱい気持ちにさせられる。
そうそう。『パンジーとトパーズのネックレス』が入っている。私は記憶にないのだが、この曲のファンは結構多いようだ。
最後に『ひとちがい』が入っている。ユーミンが歌ったらきっと苦味のある作品に仕上がっただろうなと思った。







