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2005 年 3 月 29 日

その235 四国うどん紀行(その5)

カテゴリー: グルメ・料理, 旅行・レジャー・文学散歩 — みよこ @ 12:00 AM

四国村に行く前に、屋島の古戦場展望台に行った。名物の瓦投げはやらなかったが、人がやっているのを見ていると、海に向かって投げても、ほとんど山に落ちるようになっている。そりゃそうだ。山と海の間には市街地がある。あんなところに小さいとはいえ素焼きのかけらが落ちてきたら危ないだろう。海に届けば願いが叶うというが、海まで届く人なんているのだろうか。
そして四国村。ここは山そのものが博物館みたいなところで、一通り見るまでつり橋を渡り(怖いから迂回)、山を登り、石を飛び、山を下りとまるでアスレチックのようだった。その中には、小豆島の民家や世界の燈台、農村歌舞伎の舞台などが移築されている。その中で、サトウキビを搾る小屋というのがあった。丸い建物で、その中を馬が回って石臼で絞るというものだ。中にはぼろぼろになった着物や資料があり、ここのサトウキビ栽培は、薩摩から来た行き倒れを助けたことから始まったということが書かれていた。それからいろいろ工夫して和三盆が作られたことも、ここで初めて知った。
で、ここに来た目的の1つに、やはりうどんがある。「わら家」だ。
観光地にあるため、子供連れが多い。並んでいるところに飛び石があり、その間に水があるのだが、そこは子供たちにとっては格好の遊び場だ。人と人との狭い空間をものともせず、大人の足元を元気に飛び回っている。危ないなぁと思っていると、案の定、ひとりの男の子が水にはまった。それまで何度やめなさいといわれてもやめなかったが、さすがに気持ち悪かったらしく、ズボンをつまんで「テヘッ」といった表情をして、やめた。そうこうしているうちに、休日のためあまりに行列が多くなりすぎたらしく、店主が出てきて「時間がかかります」という旨を話した。製麺所系ならこのくらいの行列は何ともないのだが、子供連れが多いとさすがに回転がよくないので厳しくなるようだ。ならばということで、ここはパスということにした。

そして次に行ったのが、釜揚げ専門店「長田うどん」。まず注文してから席に着く。しょうがは自分で持ってきて摺る。うどんはお店の人が持ってきてくれる。つけだれはテーブルの上の巨大な徳利に入っている。これを蕎麦ちょこに入れていただくのだが、徳利が大きいので注ぐのが大変だ。
それにしてもここの釜揚げはおいしかった。たらいで頼んでももしかしたら食べられたかもしれない。
長田うどんから道路を渡った斜め前に、今度はしょうゆうどん専門の「小縣家」。ここでは、うどんが茹で上がるのを待つ間、巨大な大根を自分でおろす。うどんが来たら、その大根おろしとしょうゆで自分好みの味にしていただく。
ここのうどんは長田うどんとよく似た感じだったが、ひときわ硬さが目立った。ここではおでんが自己申告だったが、しょうゆの小が2つだけという注文に、会計のとき驚かれた。
このお店でもう1つ面白かったのが、駐車場に流れている音楽。
有線だと思うのだが、『池上線』、『帰らざる日のために(われら青春の主題歌)』、『無縁坂』と来れば、いったいいつの時代に迷い込んだのかと思う。池上線についてはテレビで1回、ラジオで1回くらいしか聞いたことがなかったのだが、なぜか強烈に印象に残っていた。だから、すぐ「池上線だ」とマサノリに言ったのだが、マサノリはこの曲をまったく知らなかった。

今回のうどん屋めぐりは小縣家でおしまい。そのまま空港に行ったのだが、あれだけ食べたのにうどんは腹持ちが悪いので、空港につく頃には意外におなかがすいていた。空港で待っている間にケーキセットをいただいたのだが、マサノリがビールのセットを頼んだのを見て、おつまみに手が出てしまった(^^;
炭水化物ばかりの3日間で、たんぱく質やビタミン類が恋しかったのかもしれない。
そうそう。白い○○○はなかった。天ぷらを毎回食べていたら、もしかしたらそういう現象もありえるかもしれないが、私たちはひたすらうどんだったので(^^;(うどん紀行終わり)

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