その233 四国うどん紀行(その3)
19日は、ホテルの朝食をパスして電車で琴平へ。地元の方のお話だと、電車よりバスの方がお勧めなのだそうだが、マサノリが鉄道ファンなので土讃線に乗ってみた。レンタカーは前日に高知で返却していた。
周囲が山ばかりの中、川にそって道路と鉄道、そして街がある。途中、大歩危・小歩危の渓谷で、「しばらくこの景色をご堪能ください」とのアナウンスがあった。
琴平につくと、早速タクシーでうどん屋めぐり。
最初に行ったのは「中村」。ネギも自分で刻むというお店だ。
まず最初に釜揚げか、そうでないかと量を注文。水で締める場合はゆでて水で締めたたその場でどんぶりに麺を入れて渡される。次に真ん中のテーブルで天ぷらやその他のトッピングをして、だしを機械から注ぐ。最後におじさんがいて、お金を払う仕組みだ。中にカウンターのようなものもあるが、庭で立って食べる人もいる。あわただしいが実に豪快。
ひやひやでいただいたが、だしは薄め。どうやら記憶が混乱しているようで、やわらかかったのはここだ。やわらかいのに腰がある、マサノリ感激のお店だ。18日の宮武うどんとは、個性が違うと思うのだが、なんだかやたら記憶が混合している。
次に行ったのが、「田村うどん」。まず注文すると、おねえさんがどんぶりに盛ってくれるのでそれを受け取り、だしは自分でかけ、天ぷらも自分でとる。そして、食べる前か後に、お金を払う。それらはすべて作業場で行うのだが、とても狭い。でも、入り口にはカウンターがあり、そこではゆっくり食べられる。ここはひやあつでいただいたが、だしがおいしかった。おみやげもあり、うどんとしょうゆを購入。
3番目に行ったのが「山越うどん」。タクシーの運転手一押しのお店だ。まず、長い行列の末、注文にたどりつく。そして、味は自分で調整。ここはかまたまが有名なので、かまたまにする。トッピングは自分で選び、会計。そこまでを製麺所で行う。外にはベンチがたくさん置いてあり、外の風に当たりながらゆっくりといただくことができる。各ベンチのところにも、かまあげ用のつけだしなどが置いてある。そして、ベンチがたくさん置いてあるところの端にお土産を売るところがあり、ここで打った麺と、どこか別の製麺所の麺と、つけだしやゆずの液体を売っていた。ここでもここの麺を購入。
注文はあわただしいが、ゆっくり食べられるところ、味も保証付なところは、初めてでも安心できる。並んでいる途中には、くわしい説明がキャラクター付きで貼ってあったりして、それまでのところとは随分と違った印象だ。
3件行ったところで琴平駅に戻り、さて、高松空港へレンタカーを借りに行こうと思ったら、時間が半端。せっかく琴平に来たのだからこんぴらさんに行けということかということで、参拝。ただ、最初から上るのでは時間が足りないので、行きも帰りも参拝タクシーというのに乗った。お年寄りにと書いてあったが、時間がないので(^^; 365段分はそれでいける。それでもその後は自分で上らなくてはならないので、結構な運動になった。休憩するところからは下の景色がよく見え、とても気持ちがいい。それにしても、最初から上るとどれくらいになるのか。すごいところだ。

レンタカーを受け取り、高松市図書館に併設されているあの真珠夫人の菊池寛記念館に行く。文芸春秋社を作った作家だが、写真を見ると随分印象が違う。へぇ、こういう顔してたんだ。さらに意外だったのが、これだけの大きな足跡を残したのに59歳の若さで亡くなっていること。
しっかし谷崎潤一郎とは対照的なキャラだ。谷崎潤一郎の弟が一緒に映っている写真があった。こちらは気が合っただろう。うん。
菊池寛記念館の後はホテルに入り、一休み。そしていよいよ高松のコンサートへ。







