その196 スマトラカレー
22日のコンサートの前に、武道館の駐車場に車を置いてから、神保町の共栄堂までカレーを食べに行った。
このカレー屋さんには、出版社に勤めていたころ、会社帰りに谷崎関係の本を古書店街で探してたときによく行った。初めて入ったときはスマトラカレーと焼きりんごを食べたのだが、ここがガイドブックなどによく載るお店だということは、後で知った。
古書店街のカレー屋さんというと、ボンディがまず浮かぶが、ここは店の雰囲気といい、カレーの味といい、ボンディとは対照的だ。
店は外から見える半地下のガラス張りでとても明るい。テーブルはシンプルで、中は普通の食堂といった雰囲気だ。
今回はタンカレーをいただいた。ウスターソースを思わせるスマトラカレーの黒いソースに、やわらかく煮込んだブツ切りタンが入って、その上に生クリームがトロリとかかっている。このブツ切りタン、とてもおいしかったのだが、鶏の皮が苦手な人はやめておいた方がいいかもしれない。
他にはポーク、チキン、エビ、ビーフなどのカレーメニューと、ハヤシライスがある。
ソース大盛とか、ライス大盛とかもあったようだが、ここのカレーはご飯が多く、ソースも結構辛口なので、普通盛りでも十分満腹になる。初めて行ったときには焼きりんごまで食べたものだから、かなり苦しくなったことを覚えている。
焼きりんごは季節物なので、このメニューがある季節に行ければ、ぜひ注文したい一品だ。ただし、カレーを食べた上に1コ丸ごとの焼きりんごは結構ハードなので、2人で1コ頼むくらいでちょうどいいかもしれない。







