その177 度忘れ
ある程度高年齢の人が、何か1つ言うにも「あれ」とか「それ」とか言っているのを、昔は不思議に感じていたものだ。でも、今ではふと気づくと自分が言っている。
何か言おうとして頭が真っ白になってしまうのだ。これはかなりあせる。
以前セミナーの講師をしたときに、事前の説明でこれが頻繁に発生したときは参った。仕方がないから説明資料に話すことを順番に書いておいて本番に臨んだ。でも、人の前に出たことでまた真っ白になり、結局仕込んであったものの半分も説明できなかった。
「あるある」では心配ないって言っていたけど、これからますますひどくなるのだろうか。
仕事の仕方も変わってきた。以前はじっくり取り掛かる仕事とチャチャッと済む仕事をうまく組み合わせて、2、3の仕事を同時進行していたが、今はあまり混ぜたやり方はせず、1つずつ片付けている。とりあえず納期が早いものを先に片付けないと気がすまないのだ。
これは何を意味しているのだろう。
勤め人からSOHOになり、いったん狂った生活リズムは、ようやく新しいリズムを刻み始めている。それでも、通勤によって受けていた様々な刺激が減った分をうまく補充できていない感じがしている。もう少し工夫が必要なようだ。







