その169 『ウエディング日記』
林真理子が結婚したばかりの頃の雑誌の連載を集めたものが、標題のタイトルで角川文庫から出ている。その中には、標題のウエディング日記と、新妻日記、わびさび日記が入っており、いずれも新妻真理子さんのハシャギぶりをたっぷりと味わわせてくれる。
文体は全体にとっても親近感がある。読みながら、ウンウンとうなづいたり、ニヤニヤと笑ったり、まあ、全体に顔がほころんでくるというか。それにしてもここまで書くなんて、そのサービス精神と気取らない性格に感嘆する。まあ、いろいろ書くよりはまずは読んでもらった方がいいかもね。
1つだけ書くと、新妻日記の最後は旦那さんのこの一言で終りになっていることでその甘さぶりを想像してもらいたい。
「そりゃ僕がデキてるからさ。僕のすばらしさは、キミが一生かかっても書きつくせるもんじゃないけど、人のひがみを買うからもうやめときなさい」







