みよこの部屋 コメントページ

2003 年 11 月 19 日

その167 父母の青春

カテゴリー: 家族 — みよこ @ 12:00 AM

『本を読む女』を読んで以来、子供の頃に母が言ったこと、父が言ったことなどがふと頭の中によみがえってくることがある。
たとえば、子供の頃によく家に来たおばさんのこととか、そのおばさんが帰った後に母が私に話したこととか、父が意外に物知りで、どうしても偏りがちな我が家の食生活に、何気にアドバイスをしていたこと、それらをいろいろ組み合わせると、ああ、そうだったのかと思えることがある。

子供の頃に来たおばさんは、父母が知り合った会社の同僚だったらしい。そう。父母は社内恋愛で結婚したのだ。で、どうやらそのおばさんは母の友人であり、父のことが好きでもあったらしい。
こう言っちゃ何だが、昔のアルバムなどを見ると、父はなかなかハンサムだった。子供の頃など、父兄参観では母よりも父に来てもらいたかったくらいだ。本人もそのことを自覚していて、それがちょっと鼻についたりするのだが(^^;まあ、確かにモテたのだろう。7人兄弟の次男で、教育は長男に集中したが、次男の父もそれなりには大切にされていたようだ。その会社に入る前の経歴は結構良かったりする。でも、本人も良く言っていたが、次男の中だるみ。何があったのか知らないが、長男のようにまっすぐな道にはならなかった。その分か何か知らないが、ウブな女性に「ステキ」と言わせるくらいの話術はあったようだ。
一方、母もアルバムをみるとなかなかだったりする。『夢みる葡萄』ではないが、友人と並んで水着で写っている写真があって、なかなかいいプロポーションだ。水着も、当時のものはミニスカートのようなワンピースだが、ドラマのものに比べて、今見てもそんなに違和感のないデザインだ。別の写真には父の字で、「こんなにきれいな時もありました」などと書かれていたりする。父もマサノリと一緒で結婚した後の妻に対してサギサギと言いつづけてきたのだ。
たぶん水着で写っていた頃が母の青春のピークだったのではないだろうか。よく、会社の帰りに友達としょっちゅう映画を見たという話をしていた。所帯やつれした母が言っても、娘にしてみれば全く現実のことと思えなかったが、今になってみると、そういうこともあったのだろうと、素直に信じることができる。

父の物知りは本当に意外で、中学のときに私に読ませる小説について吟味して、合計11冊も選んだのだが、吉屋信子の『花物語』がリストにあったのを見て「吉屋信子なんて読んだら男を馬鹿にするようになるからダメ」などと言ったりしていた。
『本を読む女』の中でも、ボーイフレンドが主人公の吉屋信子好きに不快感を示していたが、私自身吉屋信子の小説は読んでいないので、どうしてなのかいまだにわからない。本屋で探してみても、売ってないし。

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード

コメントをどうぞ

*
画像に書かれた文字を入力してください

スパム対策用画像
ログインすると画像認証なしで投稿できます

Powered by WordPress

ホットワード 部屋 コメント 青春 padding margin
割引クーポンまとめ情報 - クー割