その162 『すいか』
日本テレビの『すいか』を、今になってまとめて見ている。レトロな雰囲気の心が温まるドラマだ。
しっかしすごいのがその俳優陣。特に女優陣がすごい。詳しくは公式サイトを見ていただくとして、それにしても普段ドラマには出ないような大物が出演しているのだ。
主役の小林聡美は、いつもはしっかり者の役が多いが、今回はだんなさん(三谷幸喜)を思い浮かべさせるようなキャラクターだ(もしかして役作りの参考にしてたりして)。その母親役が「目ぢから」の強い白石加代子。2人並ぶと、本当に親子に見える。今回はもう1人目ぢからの強い女優(片桐はいり)がいるためか、いつもに比べて目ぢからは押さえ気味だ。それにしても白石加代子がドラマに出るなんて、いったい何年ぶりだ?
主人公の友人で三億円を横領して逃亡する人の役が、小泉今日子。小林聡美と小泉今日子って、何気によく共演している。古いところで私が記憶しているのは、小林聡美がまだデビューしたばかりの頃に、ドラマで、遠藤周作の『女の一生』を、競演していた。「キクの場合」と「サチ子の場合」があるのだが、キクを小泉今日子、サチ子を小林聡美が演じていた。この頃から小林聡美のどっしりとした演技は光っていた。最近では、舞台で『おかしな2人』で共演している。いずれにしても親友の役だ。今回も、2人でなかなかいい味を醸し出している。
さらに驚くのが、浅丘ルリ子だ。この人がドラマに出るのも、随分と久しぶりのような気がする。不思議だったのは、このドラマの季節は夏で、登場人物も夏の服装をしているのに、この人だけは毎回秋か冬のような格好をしていることだ。
若手もすごい。ともさかりえと市川実日子。ともさかりえは、今度また『帰ってきたロッカーのハナコさん』をやるそうで、楽しみだ。このドラマも好きなのよ。私。市川実日子は姉の市川実和子とまた違ったキャラクターで、姉妹2人ほぼ同時に出てきて、これだけそれぞれのキャラクターがしっかりしているのもめずらしいと思う。
ゲストもすごい。毎回ビデオを見ながら「すごい!」を連発している。







