みよこの部屋 コメントページ

2003 年 5 月 20 日

その142 『マドンナ』

カテゴリー: 小説・作家 — みよこ @ 12:00 AM

マドンナ雑誌プレジデントを初めて読んだが、なかなか面白い。普段あまり手にすることのない経営者の本だが、サラリーマンが読んでみるのもいいと思う。普段あまり考えない方面からの考え方が見えて、かなり役に立つ。
その2003.6.2号の特集で、「上司と部下の心理学」というのがあった。その中に、女性の部下に心底惚れてしまったらどうすべきかというのがあり、その中で、この小説のことが書いてあったので読んでみた。
作者は奥田英朗。

しっかし、リアルな小説だ。
この主人公は相手にフィアンセとか、あまり自分のそばにいない絶対的な相手がいることがわかればサッと終わるくらいの恋愛感情なのだが、それでも自分のそばに相手に恋をする人間がいれば、嫉妬の炎を燃やし、ジャマをする。好きな人とライバルが一緒に帰りそうだとみたとたんジャマを入れるところなど、かなりの数の男性が経験しているのではないだろうか。
主人公の恋愛期間には、ライバルの独身男との派手な喧嘩まであるが、喧嘩した本人同士は翌日にはさっぱりしてしまうのだから男同士っていいなあ。
この小説の中では語られなかったけど、恋愛の対象になった総合職の女性と、そうならなかった事務職の女性、せっかくうまくいっていたのに、これ、複雑だよね。その頃には上司はそんなこと忘れているのでまさか自分のせいで部下の間がギクシャクしても気付かないだろう。
「年下の男」http://www.tbs.co.jp/t-otoko/というドロドロしたドラマがあったが、実際、梓のような女性もいるし。
でも、こだわりあっている女性同士というのも、意外に相手のことを嫌ってはいなかったりする。


この小説は、主人公の一目ぼれから始まっているのであまり複雑なことにはならないが、一般的には双方の感情が絡む。男性の場合、自分が嫉妬の感情もつ=恋愛しているということらしいので、ある程度仕方がないのだろうが、そういう態度を取られれば、相手は何がしかの感情を持つし、周囲も気付く。そうして職場に泥沼の空気が漂うのだ。

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード

コメントをどうぞ

*
画像に書かれた文字を入力してください

スパム対策用画像
ログインすると画像認証なしで投稿できます

Powered by WordPress

ホットワード 部屋 コメント マドンナ padding margin
割引クーポンまとめ情報 - クー割