その97 musicXML
XMLのMLで、XMLの面白さを伝えるにはどうしたらいいのだろうかということが話題になっている。
XMLというのは、すべての要素を最終的には1つの大きな要素の中に入れ子にしていくことで、そのデータをプログラムで扱いやすくしたデータ形式のことなのだが、どうもWebサービス用の言語とか、そういうふうに理解されているのが困ったものだというのが管理人さんの意見である。
私は仕事でテキストデータを整形するとき、たとえば、ワープロで打ってある住所録をテキストという形式で保存したものの中から郵便番号を見つけ出して、その後ろは改行するとか、そういうときに今までsedというものを使って処理してきた。sed自体を知っている人はほとんどいないと思うので、どういうことをするかというと、郵便番号なら、最初に〒があって、次に3桁の半角数字、次に-、その次に4桁の半角数字があったら、それは郵便番号というように、検索して置換などの操作を加えてテキストを整形していくのだが、この、パターンを指定することをパターンマッチングという。で、このパターンマッチングをするのに便利なものが正規表現という書式だ。最近のテキストエディタならほとんどは正規表現による検索や置換の機能を持っているので、テキストエディタを持っている人は試してみると面白いと思う。テキストエディタというのは、Macならsimpletext、WINならメモ帳がそれにあたるのだが、機能がとても限られているので、こういう処理をするときにはフリーやシェアウェア、または製品のテキストエディタを用意する必要がある。ちなみに私は「秀丸」というシェアウェアを使っている。
つまりsedは、主に正規表現によるパターンマッチングを使った置換によってテキストを整形していくためのプログラムだ。
で、この正規表現、とても便利なのだが、住所を、住所とビル名の2行にしたいと思ったときに困ることになる。何をとっかかりにパターンマッチングしたらよいのだろうかと。きちんと整備されたものなら、たとえば住所とビル名の間にタブやスペースがあればそれを手がかりにできるが、正確にということでは難しいものがある。そこで、XMLの登場なのだ。これなら、ここからここまでが住所ですよとか、ビル名ですよとか、きちんと区分することができる。ということで、私の仕事の組版に生かすことができるのだ。
同じようにコンピュータを扱っている人たちでも、その仕事の世界によって、通じるものと通じないものがある。これは仕方のないことだ。私はDTMの雑誌を読んでもさっぱりわからないということをXMLのMLに書いたら、管理人さんがループシーケンサというのを教えてくれた。どういうものかは、こちらを見ていただくとして、これなら私にも理解できた。それに対して、RELAXというものを引っさげて日本から世界に打って出た方がmusicXMLというのが実用化に達しつつあると発言された。試しにそのXMLデータとビューアソフトをダウンロードして演奏させてみた。なかなか面白そうだ。元のデータはXMLだし、いろいろなことができそうだ。XMLによって業界の垣根を越えた何かが生まれてくるかもしれない。
そうそう。東京JAZZを見にいってきたが、この中でこのイベントのプロデューサーをしているミュージシャンが、「知識と智恵」の話をされて、前衛的な演奏をされた。生の演奏とコンピュータミュージック、DJを組み合わせたものだが、「知識と智恵」の言っていることはよく分かるのだが、その智恵によって生み出された音楽は、いまいち私の感覚には訴えてこなかった。初めてで感覚が処理しきれなかったのかもしれないが、難しいものである。
でも、ブエナビスタ・ソシアルクラブは素晴らしかった。個々のミュージシャンの演奏も素晴らしかったし、歌姫オマーラが出てくると、それだけで会場が一体になる。
彼女が、メンバーの中の24歳のミュージシャン2人を紹介したとき、自分は23歳だと主張していた。
う~ん、どこかで見たような話法だ(^^)







