XMLのMLで、XMLの面白さを伝えるにはどうしたらいいのだろうかということが話題になっている。
XMLというのは、すべての要素を最終的には1つの大きな要素の中に入れ子にしていくことで、そのデータをプログラムで扱いやすくしたデータ形式のことなのだが、どうもWebサービス用の言語とか、そういうふうに理解されているのが困ったものだというのが管理人さんの意見である。
私は仕事でテキストデータを整形するとき、たとえば、ワープロで打ってある住所録をテキストという形式で保存したものの中から郵便番号を見つけ出して、その後ろは改行するとか、そういうときに今までsedというものを使って処理してきた。sed自体を知っている人はほとんどいないと思うので、どういうことをするかというと、郵便番号なら、最初に〒があって、次に3桁の半角数字、次に-、その次に4桁の半角数字があったら、それは郵便番号というように、検索して置換などの操作を加えてテキストを整形していくのだが、この、パターンを指定することをパターンマッチングという。で、このパターンマッチングをするのに便利なものが正規表現という書式だ。最近のテキストエディタならほとんどは正規表現による検索や置換の機能を持っているので、テキストエディタを持っている人は試してみると面白いと思う。テキストエディタというのは、Macならsimpletext、WINならメモ帳がそれにあたるのだが、機能がとても限られているので、こういう処理をするときにはフリーやシェアウェア、または製品のテキストエディタを用意する必要がある。ちなみに私は「秀丸」というシェアウェアを使っている。
つまりsedは、主に正規表現によるパターンマッチングを使った置換によってテキストを整形していくためのプログラムだ。
で、この正規表現、とても便利なのだが、住所を、住所とビル名の2行にしたいと思ったときに困ることになる。何をとっかかりにパターンマッチングしたらよいのだろうかと。きちんと整備されたものなら、たとえば住所とビル名の間にタブやスペースがあればそれを手がかりにできるが、正確にということでは難しいものがある。そこで、XMLの登場なのだ。これなら、ここからここまでが住所ですよとか、ビル名ですよとか、きちんと区分することができる。ということで、私の仕事の組版に生かすことができるのだ。
同じようにコンピュータを扱っている人たちでも、その仕事の世界によって、通じるものと通じないものがある。これは仕方のないことだ。私はDTMの雑誌を読んでもさっぱりわからないということをXMLのMLに書いたら、管理人さんがループシーケンサというのを教えてくれた。どういうものかは、こちらを見ていただくとして、これなら私にも理解できた。それに対して、RELAXというものを引っさげて日本から世界に打って出た方がmusicXMLというのが実用化に達しつつあると発言された。試しにそのXMLデータとビューアソフトをダウンロードして演奏させてみた。なかなか面白そうだ。元のデータはXMLだし、いろいろなことができそうだ。XMLによって業界の垣根を越えた何かが生まれてくるかもしれない。
そうそう。東京JAZZを見にいってきたが、この中でこのイベントのプロデューサーをしているミュージシャンが、「知識と智恵」の話をされて、前衛的な演奏をされた。生の演奏とコンピュータミュージック、DJを組み合わせたものだが、「知識と智恵」の言っていることはよく分かるのだが、その智恵によって生み出された音楽は、いまいち私の感覚には訴えてこなかった。初めてで感覚が処理しきれなかったのかもしれないが、難しいものである。
でも、ブエナビスタ・ソシアルクラブは素晴らしかった。個々のミュージシャンの演奏も素晴らしかったし、歌姫オマーラが出てくると、それだけで会場が一体になる。
彼女が、メンバーの中の24歳のミュージシャン2人を紹介したとき、自分は23歳だと主張していた。
う~ん、どこかで見たような話法だ(^^)
このたび、『エディカラーでいこう!』という、SMI
EDICOLORというDTPソフトの解説本の共同執筆者の1人として名を連ねさせていただいた。
このプロジェクトは、エディカラーのMLで出た話からはじまったもので、プロジェクトの始動は昨年の8月だったようだ。私が参加したのは途中からで、昨年の暮れに執筆依頼があってからだ。
この本の中で私はXMLを使った自動組版の実演をするので、その中心作業であるXSLT変換に使うツールをやはりMLで知り合った方に依頼した。操作画面の文字の配置や色づけは私が担当した。また、原稿の内容についてもいくつかアドバイスをいただいた。つまり共同作業である。この方とはそれまで一度もお会いしたことがなく、プログラム作成の依頼も、その間の連絡も、すべてメールだった。プログラムの作成が終わってしばらくしてから、初めてお会いした。
私はただ原稿の執筆とプログラムの依頼だけだったのでそれほどではなかったが、このプロジェクトを中心になって進めて、ついにひとつの本を作り上げた人たちは大変だったと思う。内容の検討から執筆依頼、その他諸々、ML上での「作りたいね」からそれを実行に移すことはとても大変な作業だったと思う。
今は、お互いに住まいが遠くてもメールなどのツールがあって、地理の不都合を感じずに共同作業ができる。まあ、それだけに細かな問題が起こることもあるが、私が社会に出たばかりの頃にはとても考えられなかったことだ。その結果、私の担当部分については、まったく初めてという人には少し敷居が高くなってしまったかもしれないが、XMLを使った自動組版を、エディカラーとACCESS、EXCEL以外はすべてフリーソフトで行うというワークフローを提案することはできたと思う。
共同作業といえば、考えてみたら今回が初めてではない。MLのホームページにはスクリプトの広場というのがあるが、ここに出したものも、最新の2つのXSLT以外は共同作業だ。作者の名前に"&"がついているルビふりスクリプトの場合はML上で私が作ったsedのスクリプトを、"&"の連名の方がPerlで作ってくれたというものだ。この方にはまだ一度もお会いしていない。もう1つ、数字処理スクリプトは、やはりML上のやりとりから始まったもので、スクリプトの検証や、アドバイスをある方にしていただいた。この方には、このスクリプトを作ったあとで何度かのオフ会でお会いした。何だか不思議だ。
『エディカラーでいこう!』は、本屋さんの店頭ではまだ見ていない。紀伊国屋のサイトにもまだ出ていない。いくつかの専門書サイトで見かけ始めたところだが、今月28日~31日のPRINTEK
TOKYO・東京グラフィックスフェア合同展でも販売するようだ。
そうそう。我が家の"&"の主は、Lovelettersの中で使っている写真で活躍している。絵も得意なようなので、そのうち絵でも登場してもらおうと思っている。
2002.08.12
大宮ソフマップで1冊発見!ちゃんと流通しているのね(^^)
しかし、毎日毎日暑いこと!ちょっと外出すると汗が吹き出してくる。幸い私の体温調整機能は順調なようで、見る人を暑苦しい気持ちにさせながら盛大に汗を吹き出すことで、あとはさわやかにしていられる(^^;;;
27日に鎌倉のミカドコーヒーに行った話は前回書いたが、このときの体調は絶不調。暑さのために前日に食べたものが消化しきれず、小町通の薬局で胃薬を買い、その場で飲んだ位だ。でも、せっかくのミカドコーヒー。そこはやっぱり押さえておかねばということで、入ることにした。
午前中だったせいか、店内に人は少なく、近藤マッチ似の男の人と、その彼女の1組がいただけだった。で、まずお約束のモカソフトだが、これはフロートで注文した。ソフトクリームが冷たいアイスコーヒーに触れている部分がシャリシャリとして、そのコーヒーを少しずつソフトクリームにかけながら、味わった。でも、何分にも体調が悪いので、モカの強さは少しきつかった。
あと、2人で1つ、グラス入りのライチソフトを頼んだが、これがもう、疲れた胃には最高だった。その一口を口に入れたとたん、重い胃がスッキリするような気がした。
モカソフトは本当に美味しいのだが、あのように暑い鎌倉の気候のなか、まして体調がよくないときにはライチソフトがいいと思った。
そうそう。8月の壁紙を何にするかと考えていたが、鎌倉の緑を思い浮かべ、また、ユーミンのある曲にちなんで蔦にすることにした。でも、蔦もビッシリと繁っていると結構暑苦しいので、カンバスに薄く書いてみた。
え?蔦に見えない?失礼しました~(^^;
とはずがたり第12弾。
27、28日と逗子のコンサートに行ったが、その際に鎌倉観光もしっかりしてきた。
まず27日の朝、車を鎌倉駅のそばの駐車場に置き、寿福寺、海蔵寺、浄光明寺をまわったのだが、その際に、化粧坂という文字を見つけた。これは、二条が都から鎌倉へ入るときに通った坂ということになっている。
が、実はこれが大嘘である。二条は極楽寺坂という坂を通って鎌倉に入っているのだ。『とはずがたり』の中で出てくる地名は結構いいかげんである。
要は歌になるような綺麗な地名があればその方がいいわけで、しかも読むのは都の人なのだから二条にとってはおかまいなしなのである。そのことをマサノリに言ったところ、大受けした。
その後銭洗い弁天に行くつもりだったが、このところの運動不足がたたって体がきつかったので、小町通りのミカドコーヒーでモカフロートとグラスに入ったライチソフトをいただいてから、ホテルで休むことにした。ミカドコーヒーのことはまた後で書く。
で、ホテルで休むにしても、何か読むものが欲しいということで、本屋さんに寄った。私は漫画の『吾妻鏡』が上中下巻で出ていたのでそれを買い、マサノリは司馬遼太郎の『街道をゆく』を買った。2人とも本は好きなので、こういうときは意見が合う。
実は、マサノリが買った『街道をゆく』には、二条が大嘘を書いたということが書いてある。マサノリはこれを早速見つけ、翌日は極楽寺坂へ行くことに決まった。
そして28日、朝食後すぐに極楽寺坂を登って極楽寺へ向かう。静かなところである。でも、他の切り通しに比較して、舗装の際になだらかにしてあったので全然きつくはなかった。
坂の頂上から5~6歩のところに極楽寺はあった。実にひっそりしていて、境内の花が美しかった。
二条は、この寺での僧侶の振る舞いが都と同じだということにとても感動している。なにしろ、都と関東では価値観から何から全く違うのだ。この、僧侶の振る舞いが同じということによほどほっとしたのだろう。下の写真は、極楽寺から由比ヶ浜に向かう方に向いて撮影したが、電信柱の向こうの角から先にいくと景色が開けてくる。とても開放的な気分になった。


極楽寺を出てすぐ、ちょうど坂の頂上くらいのところに一軒の喫茶店があったので、そこでアイスコーヒーをいただいた。陶器の器に入れられたアイスコーヒーはとても美味しく、店の雰囲気もまた、周りの静かな景色になじみ、とても落ち着いていた。ここで一息いれて、また歩いて坂を降り、長谷寺に向かった。
長谷寺の境内にある茶店「潮音亭」からは逗子マリーナが見えて、風にのってリハーサルの音も聞こえてくる。逗子のときには必ず寄るスポットである。
