その75 工事中の街
香港シリーズ第5弾。
香港は、いたるところで工事をしていた。特に道路の場合は、工事中の状態で放置されていた。そこに工事をしている人を見ることが少ないのだ。これについては2日目の香港の下町ツアーのときの添乗員の方がぼやいていた。下の写真はある意味貴重かもしれない。
この写真は、朝食後、日航酒店のそばからユーミンのコンサートが行われた香港コロシアムを撮影したものだ。この写真をみると、香港コロシアムの周りはビルといい、道路といい工事だらけだ。実際、ホテルからコロシアムまでは近いのだが、どう行ったらいいのかはすぐにはわからない。そこを通る車なども、車線がどのようになっているのか判然としない中、多くの車がビュンビュンと通っていく。これでは観光客が自分で車を運転するなどということはむずかしいだろう。
それに対して、ビルの高さや富の量を競争している人たちがいる。派手にお金を投入してビルを建築したり、改築したりしている。たとえば、あるビルが、もう1つのビルに勝てるようにと風水の専門家に依頼したところ、刀の形のビルを建てた。それに対して目標にされたビルは、これはいけないということで、屋上のヘリポートをつぶして大砲を造ってそのビルに向けた。もちろんオブジェだが。つまり、刀が切りかかってきたら、大砲で跳ね返そうというのだ。間に挟まれたビルは困ったということで、両方からの攻撃を交わすために向きを斜めにしたそうだ。誠に威勢のいい話だ。写真では、肝心の大砲のビルがカメラの向こうに隠れているが、刀のビルと斜めのビルは見ていただける。
香港は貧富の差が激しい。いたるところに建築中の集合住宅に、次々と人が入居するが、とても高いので小さい部屋に二段ベッドを複数置いてひしめきあって暮らしている。人口がどんどん増えているのだ。それに対して、縁起のいい数字の車のナンバープレートに大枚をはたいている人たちもいるのだそうだ。
そうそう。香港では大枚とまではいかなくても、多くの人が縁起のいいナンバープレートを買っているそうだが、JTBのボスはナンバープレートにはお金をかけないそうだ。
そういえば、バスには4の数字がついていた。


2003.4.19
今、香港で肺炎(SARS)が大流行している。マンション1つ丸ごと封鎖もされたらしい。上記のような住宅事情なので、感染も広がりやすいのだろう。







