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2002 年 5 月 1 日

その68 活字中毒

カテゴリー: 小説・作家 — みよこ @ 12:00 AM

私は本屋さんに行くと、いろいろな本に目が行って、一度に1万円以上買ってしまうことがある。その中には買ったはいいけどほとんど読んでいないものもある。本を見ると、それだけでワクワクするし、強烈に「欲しい!」と思うのだ。
谷崎潤一郎や遠藤周作にはまったときには、週に1回以上古本屋街をうろうろして、それこそ一度に1万円では済まなかった。他のものには結構惜しんだりするのに、本にだけは財布のヒモが緩む自分が不思議でしょうがなかった。
今は理工系の本や雑誌を読むことが多くなったため、小説を読む機会がグッと減ってきた。その理工系の本も、やはり小説のときと同じように一度に1万円以上買ってしまう。本そのもののあの重さや匂いが好きなのだろう。子供の頃にあまり本を買うことができなかった飢餓感もあるのかもしれない。
そして買ってきた本は、それが小説ならば寝るのも忘れて読み耽る。
ただ、理工系の本はさすがにただ読んでいると眠くなることがあるので、そういう本はキーボードで入力しながら読むか、喫茶店で読むことにしている。積読(つんどく)になることの多いのも理工系の本だ。それでもよさそうなタイトルと質感のある本を見つけると、後先考えずに買ってしまうことがある。そしてひたすら読み散らかしている。我ながら、活字中毒だなぁと思う。
今日、喫茶店で理工系の本を読みながら、「小説が読みたいなぁ」と切実に思った。活字中毒でもあるかもしれないが、やはり私は小説が好きなんだとはっきり思った。

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