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2002 年 4 月 26 日

その66 夕霧とミスターダーシー

カテゴリー: 古典作品, 小説・作家, 男と女 — みよこ @ 12:00 AM

夕霧(源氏物語)
「あまりこよなく思し貶したるに、えなむ静め果つまじき心地しはべる。世の中をむげに思し知らぬにしもあらじを」
つまり、生娘じゃあるまいしと言っている。
ミスターダーシー(自負と偏見)
「ずいぶん抑えに抑えたのですが、だめなんです。もうだめです。僕のこの気持ち、どうしてももう抑えることができない。」
この後、どうして気持ちを抑えてきたかを綿々と語る。つまり、君の家の家柄が悪いからと。

いずれも、女性の扱いに慣れていない男性の愛の告白だ。
この2つの告白に共通していることは、初めはなかなかいいことを言っているのだが、その後にすべてを打ち消すようなことを言ってしまっているということ。
こういう人、いるのよねぇ。相手の告白に、女性の方は「まあ、本当?」と喜びかけたところで、その後にすべてをぶち壊すことをなぜか言ってしまう人。
こんな言い方をされてOKを出す女性はまずいないだろう。当然、かなり激しく断られることになるのだが、それに対して告白した方はなぜ断られるのかがわからない。逆切れする。こんなに真剣に、正直に告白しているのにと。

正直ったってねぇ(^^;
これが、悪いことを言ってから、でも好きとなればまた全然違うんだけど…
そういえば、ブリジットジョーンズの日記の映画の方では悪いことを言ってから、でも好きって言ってた。

でも、こういうマズい告白の仕方をする人というのは、女性の扱いに慣れていないからであって、少なくとも女たらしではない。誠実でもあるだろう。相手の気持ちを理解しようとする気のない男性でなければ、結婚相手にはとてもいいタイプだ。
でもねぇ、このマズい告白に怒りを爆発させない女性はそうそういないと思うなぁ。

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