その31 愛のライフサイクル
二子山親方夫婦が離婚した。
そのニュースを聞いたとき、何ともいえない脱力感があった。でも、そのすぐ後で、夫人がこれまで走り抜けてきたことを思い、第2の人生をと思ったことも無理はないように思った。
よく、男の人はやせ我慢をすることで自らの美学を貫こうとする。そうしないと崩れてしまうかもしれない自分を律するためかもしれない。また、その美学に、周囲も理解を示す。
でも、この方法は女性には向かない。ストレスが高まり、それがきつい言動につながり、「可愛げのない女」といわれてしまうのだ。
やはり女性は自分の心の中のものを親しい人間に話すことによって救われる部分がある。また、話しているうちに、自分の心の中にあるものに気づいたりもする。
今回のニュースを聞いて、『凛として…。』を読んだ。
そして思ったこと。
自分の美学を貫いている男性に対して、女性は理解しようと努力する。自分まで同じ美学を押し付けられても、それに応えようとする。ただ、それが他ならぬ本人によって破られてしまったとき、女性は大きく失望する。
さらに、ここ一番というときに、自分や周りの人間を守ってくれなかったときに、決定的に幻滅する。つまり、美学の中に逃げ込もうとしている姿勢を見つけたときだ。
幸い、わが夫はいろいろなことで私の楯になってくれているのを感じている。
やはり女性が安心するのは、いざというときにパートナーが頼りになることである。







