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2001 年 7 月 25 日

その28 六条御息所

カテゴリー: 古典作品 — みよこ @ 12:00 AM

源氏物語その5
今回は、裏の主役といってもいい、六条御息所。
この人は、前の東宮の最愛の人だった。
順調にいけば、将来は中宮にもなるべき人だったのに、 死別してしまった。
東宮の死後、気品と教養の高さで随分と若い公達の目を引いた。
その数ある誘いのなかから、ついに源氏になびいたのだ。

が…

「私はそんな軽んじられるべき人間ではない。
人に後ろ指さされないように毅然としていなければ。
いくら相手が薄情にみえようとも、決して乱れるもんか。」

さまざまな感情がうずまいただろう。
そのさなかに、源氏の正妻側から葵祭で屈辱的な思いをさせられた。
きちんとしていたいと思いつつ、魂が逆の行動をする。

「ふん、あんたなんか、こっちから願い下げよ」
とは思えなかったところが哀れである。

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