その20 キムタク
心美ちゃんが生まれたということで、キムタク。
なんとも2人らしい命名だと思う。きっと2人に似て、目元の魅力的な女の子になることだろう。
ところで、このキムタク、ドラマやバラエティで見ているだけで引き込まれる。
よく役者のタイプに、素は真っ白なキャンバスというタイプがあるが、この人はどの役をやっても、キムタクというキャラクターになる。決してどの役も同じというわけではなく、確かにその役柄になっているのだが、やはりキムタクなのである。だから、たとえ本来あまり面白くなりそうにないドラマでも、彼のキャラクターで大ヒットドラマになる。
彼の持ち味は、力まないことである。力まず、自然に、心で演じている。だから見ている方も、彼の目の中をジッと覗き込んでしまう。若い役者だと、どうしても力みたくなるのが人情だと思うのだが、どうしてこんなに静かに演じることができるのだろう。
彼と同じように自然なタイプに役所広司がいる。でも、役所広司のキャラクターと、キムタクのキャラクターでは、やはり違うのである。それぞれの持ち味は、表現すること自体が難しいが、やはり歴然と違う。
私は年代別にキムタク→役所広司→田村正和がとても好きである。いずれもボソボソタイプ。個性型、キャンバス型、私生活謎型、型はそれぞれだが、力まずしっかりその役柄を演じている人たちである。







