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2001 年 3 月 22 日

その11 『白い影』

カテゴリー: エンターテインメント — みよこ @ 12:00 AM

中居君主演の「白い影」が、終了した。
これは、28年前に田宮二郎が主演したドラマのリメイクだ。中居君があの直江医師を演じると知った時の驚き、違和感といったら(^^; 中居君はなかなか好演していたと思う。が、このドラマを見て、28年前に受け入れられた男性像と、今の男性像ではかなり違うという事実を認識した。
私は28年前の作品の記憶はおぼろげだが、田宮二郎の渋さ・鋭さといったら、大変なものだったと記憶している。また、原作「無影燈」も読んでいるが、この原作をそのままドラマにすることは、いかにも無理である。第一、とても受け入れがたい犯罪も出てくる。
で、思ったのが、28年前はあのようにわかりにくい男性像が、女性からも受け入れられたということである。今は、もう少しやさしい男性像が受ける。今回の中居君のように。やはり、気持ちは説明しないと、今の女性には受け入れられない。田宮二郎の渋さに対するあこがれはあるが。
歴史的にみて、戦争がない時代が続くと男性はやさしくなるそうだ。化粧もし、人前で涙も流す。そうでないと、一緒に仕事・生活をする女性とコミュニケーションが取れないからだ。代表的な時代が平安時代である。この事実は源氏物語などを読むと即わかる(^o^)。ただ、平安時代の場合は、その後の治安の悪化によって武士が台頭し、この戦前まで続く男性像が定着することになる。江戸時代は戦争はなかったが、道徳律がはっきりしていたのでこのとおりにはならなかったようだ。でも、町人の世界ではどのようになっていたのだろうか。このあたりも興味のあるところである。
話を聞かない男、地図が読めない女話を聞かない男、地図を読めない女」では、今のように男女が一緒に仕事をするのは私たちが初めての世代と書いているが、日本では、平安時代を経験している。といっても、源氏物語に出てくる女性で、幸せな女性は少ない。このことは、また別に書いてみたいと思う。
今、源氏物語をやさしく読む本が本屋さんで平積みになっている。どのように書いてあるのか、読んでみたいと思う。

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