その4 枕木ひとつずつ
デートの帰りぎわ、離れるのがつらくてなかなか帰れないけれど、距離が離れていくにしたがって落ち着く人と、「会えない時間が愛育てる」人といるらしい。こういうことは随分昔になってしまったのでなんとも歯切れが悪いが、 一般的には男性は「会えない時間が愛育てる」、女性は「枕木ひとつずつ」が多いのではないだろうか。まあ、「枕木ひとつずつ」の場合別れの歌なので、引き合いに出すのはちょっと違うと思うが、実際にデートの帰りには、髪の毛が1本1本ほどけていって、気持ちが落ち着いていくような気がしたものである。
女性の場合、会えない時間は愛を育てずに、何とか気を紛らわして、どちらかというと愛を薄めていくように努力する人もいるかもしれない。
そういえば、この間テレビで、あまりにも相手にのめりこむのが怖くて浮気をする人がいた。ほかに方法はないのだろうかと思ったが、気持ちはわかる。のめりこんで重くなると、男性は疲れるだろうから。







