KUMAの、見た・感じたアメリカ

Between Japan & The States

Archive for ウォルグリーンにて

低所得者階級のお買い物事情



雇用されてからけっこう長らく働いていたウォルグリーンは、いわゆるアッパークラスの地域だった。低所得者用のアパートが近くにあったので、そういう人も交じってきていたが、ほとんどのお客さんは中流階級から上が多かった。

それから何回かの転勤で、今の環境は、いわゆる低所得者層がほとんどを締める地域にある。

もちろん、購入するものや、お金の使い方、私たちに接する態度、マナー、などなど、はっきりした違いがあるのは当然のことなのだが、毎日見ていて常々発見していることがある。

それは、プラスチック・バッグ(日本でいうビニール袋)の必要度。

この低所得者層の多い地域では、かなりの確率でなんでもビニール袋に入れて欲しいという人が殆どを締めている。

中流階級層の地域では、ハンドル付きの大きなミルクの容器を袋に入れてくれというお客さんのほうが少なかったので、その大きな重いミルクを袋に入れるのは稀なことだった。

しかしここで働き始めて、ミルクを袋にいれなかったら、袋に入れるのが当たり前という雰囲気で文句が出たのでビックリ。それ以後入れるようにしていたが、時々要るかどうか聞いてみた時には、殆どの人が、聞くまでもないでしょう、という顔で、勿論です!と言われる始末。

とにかく、どんなものでも袋に入れてくれと言う人の多さ。

以前は、エコ意識が高いお客さんが増える一方で、エコバッグ持参の人も多かったし,ミルクでもなんでも、袋は要りません、とお会計の時にはっきり言われることも多かった。

なぜかというと、まず考えられるのは、徒歩で買いに来ている人が多いこと。車を持っていなくて、バスを使い歩いてくる人が多いようだ。
そして、ゴミ袋を買うかわりに、それを使うからかもしれないと思っている。


どんな軽〜いものでも、2重にしてくれと言う人の多さにも驚く。

何回か、カード一枚入れた袋も2重にしてくれと言われたことがあって、目が丸くなった。

エコ意識と生活レベルは比例するのか!?という言葉が浮かんできた経験だ。




そして、その買い物の仕方は?びっくりの実例を3つあげるとするとこんな風◉⦿;


  1. ご年配のロシアからの移民だと思われる女性。クリアランスで90%割引になっているバレンタインのキャンディー、1つ1つレジで値段を確かめてチェック。14セント、ハイOK、17セント、ノー!要らない。。。
  2. 40代くらいの黒人男性。ひとつ99セントのスナックがセールで2袋で1ドル。1つ99セントで買えば2つ目は1セントで、合計1ドルという設定になっているにもかかわらず、1つだけ欲しいのだけれど50セントで売ってもらったから今日も買いたいという。店長がもう帰社していないので、アシスタント・ストアマネージャーが出て来て説明しても店長の名前を出して「○○○はこの前そうしてくれた。50セントで良いはずだ!」と言い張る。そこで、明日店長がいる時間にきてくれということになった。
  3. けっこう年配のヨーロッパからの移民女性?クリアランスの商品をたくさん買って締めて3ドル。1ドルのクーポンを忘れたらしい。家にもどって取って来るからと、商品を取り置きする。戻ってきてやれやれとクーポンを使い、2ドルのお会計をしてハッピーフェイス。

中上流階級層でも、日本に比べると驚くほど細かい値段に体裁かまわず執着するのを目の当たりにしたアメリカだが、この地域では桁が違う。
日本で1円単位のお金を気にしているのを、公の場所で開けっぴろげにする人が何人、いや日本中探しても、はたしているだろうか?




それと、誰もかれもと言う程EBTカードを使っていて、先ほどの3例とは反対に、中には、必要もないジャンクなお菓子や、普通の暮しの人でも購入するのに躊躇するような別に使わなくてもよいような贅沢な生活用品をパッパと買っていく人がいる。


事実、マリワナを吸い過ぎて匂いを身にまとって買い物に来る人の多さ。こんなことではアメリカ、とくにカリフォルニアでは警察は見向きもしない現実。


政府からもらっているお金をキャッシュで出せて、なぜタバコやアルコール、薬物などに使えるのか? このアメリカ社会の貧困層支援が本当に疑問だ。なら、そのお金で住むところやする仕事を作って、それからお金を与えるか、EBTカードで買える物をもっと制限してほしい。



だけれども本当にお金がなくて、考えられないほどの節約生活を強いられている人たちも目の当たりにすることも事実。


日本ではどんな貧困地域にいっても会えそうもない、ホームレスの人たちのような出で立ちの人、本当にホームレスの人、などなどにも頻繁にお目にかかる。



ところで、レジにいる時間に時々接客している年配の黒人男性がいる。テーパー・キャンドルを2本買っていたのは覚えていたが、それが度重なると、何の為にいつも何本か買うのだろう?という疑問がわいて来て、一度聞いてしまった。そうしたら「部屋を明るくするためにね。。」というような意味の言葉が帰ってきた。クリスチャンの集まりでもあるのだろうかと思ってもみたが、出で立ちからしてそういう集まりを開いているようには見えない。やはり、電気がない場所で、夜の明かり取りに使っているようだ。



しかし、こういう見かけの人たちの意外な傾向も発見した。


それは、今キャンペーン中の East Bay Aids Walk (イーストベイ・エイズウォ−ク)への寄付。


レジで1ドルの寄付をお願いしているのだが、こういう1セント単位の買い物をしている人が多い中、寄付なんてしてくれる人がたくさんいるとは予想だにしなかったのだが、これがフタを開けてみてビックリ!!こういう人たちのほうが快く2つ返事であっさり寄付してくれるのだ。


そして、普通の生活か少しゆとりのあるような外見の人たち、アジア人たちは、このエイズキャンペーンへの寄付をしてくれる人がほとんどいない。


だから今回の寄付で、お店の壁をうめているものすごい数の寄付カードは、人種的には黒人層、そして貧困層の人々の寄付が主なものである。



と、こういうような低所得者層のお金の使い道、でした。

ウォルグリーンのことNo.14


今月の新規オープン15店舗、閉店11店舗、Columbia(コロンビア)とPerto rico(プエルト・リコ)を含み、現在全米で8143店舗あるドラッグストア、ウォルグリーン。カリフォルニア州では591店舗



規定や扱う商品、労働内容はほぼ同じものの、一店舗一店舗そのトップであるストアマネージャー、そしてアシスタントマネージャーによって、そのお店の色は全くといって良い程違います。

ストアマネージャー自らが最初に皆の前で話したように、一店舗一店舗、全く別の会社だといってもよいほどだということ。


私は3店舗しか知りませんが、本当にびっくりするほどの違いがありました。


トップも一人の人間ですから、えこひいいも有れば、好き嫌いもあり、本当にボスに寄ってストレスの量も変わるというもの。


同僚はここアメリカだけに限らず、ひどい怠け者やずるい人たちはどこにでもいますが、ボスが違えば対処法・解決法も違うので、やっぱりトップ次第だなぁというのが事実。


今の支店の店長は本当に人間ができた人で、アメリカ人でこんな善良で働きもので、公平な判断が出来る人を目の当たりにしたのは初めてだったので、尊敬と感謝の念で一杯です。正直なところ、長らく働いてきた日本での上司と比べても、この店長のような人には出会えませんでした。


それでもアシスタントマネージャーがすべて仕事に長けて公平なわけでもなく、また、他のお店で経験したことは納得できないことばかりで、ストレスに苛まれる日々もありました。

ところで最近ウォルグリーンからのEメールで、働いているお店の環境のことや意見など、率直な感想を述べて欲しいというアンケートがあるという情報が届きました。働き始めて6年半、こんなアンケートがとられて意見が言えるというのは初めて。


公になっている会社のランキングやレーティングはこんな風 → ですが、やっぱり生の声を聞いてほしいと思っていたので、こういうことは嬉しい限りです!


Eメールで届いたのはこちら↓

Dear Walgreens Team Member:

In about a week, you will receive an e-mail invitation from Gallup asking you to participate in the 2011 My Walgreens My Voice Team Member Survey. We named the survey "My Walgreens My Voice" because it gathers YOUR opinions about YOUR work location or department. While we may be a large company, each of us is in a position to improve Walgreens by giving constructive feedback about the teams we interact with and the location where we spend our working days and nights. We all want Walgreens to be the best place to work. And we definitely all have opinions on how to make that happen.

Now is your opportunity to voice those opinions--by taking part in this company-wide team member survey. We want to know your thoughts about working at Walgreens--what works for you and what doesn't. Because we want you to feel comfortable about openly expressing your opinions, we asked an outside company--named Gallup--to collect and compile the survey responses. We hope that encourages you to give your 100 percent frank and open opinions.

You also should know that your responses will be held in complete confidence--and no individual responses will be revealed to anyone at Walgreens. As an extra measure of confidentiality, your responses will be combined with those of your co-workers to ensure no individual responses will be reported.

I'm looking forward to hearing all of our team members' feedback. Your opinions absolutely count--so please don't miss your chance to tell us what you think.

Wasson signature2

Greg Wasson

President and CEO

連続強盗多発〜!

年末はどこも犯罪が増えるのが世の中の傾向。

まあ年末でなくても、High Street (ハイストリート) にあるウォルグリーンではたびたび強盗に押し入られているが、昨年末は私が勤務するウォルグリーンでも強盗が多発した。

まず近くのウォルグリーンで夜強盗が押し入り、レジの女性に銃をつきつけてお金を持ち逃げ。

誰にも怪我などがなかったというのが一番なので、翌日は店長から皆にその報告と万が一の場合の指示があった。とにかくパニックになって強盗を追い込まないようにすること、その為には大きく息をすって気持ちを落ち着けることが大事だということだ。

危険地区では入り口にウォルグリーンの従業員で Greeter(グリーター)と呼ばれる警備部の人が立っているのだが、店に入られてしまったらもうどうしようもない。お金をすんなり渡して強盗のなすがままにするしかないようだ。

それから間もなく、真っ昼間からすたすたと入って来た強盗に、コスメ部のレジをこじ開けられ、レジごと持ち逃げされた。銃は持参していたかいないかはわからなかったようだ。

それからまた近くの同じ店に強盗が押し入った。そして近くの大手スーパーにも。。。。。

つい最近は、また夜に強盗が押し入り、レジの女の子に銃を2丁つきつけてお金を巻き上げる事件が起こった。レジの女の子はまだ学生だったが、本当に落ち着いてレジを開けてお金を明け渡したようだ。

しかし聞いてみると、心臓はドキドキで脈も速くなっていたという。

その後、同じような人種の人の顔を見ると、フラッシュバックとなって震える程こわいようだ。店長も彼女をもうフロントに置くことはしないようだが、彼女も「もうレジには行きたくない/(・_;\と、後ろのほうで仕事させてもらっている。本当に忙しい時にはフロントにヘルプに来るようになったが、それでも一番入り口から離れたレジでおそるおそる働いている。

昔近くのウォルグリーンで年末強盗が入った時、男性がフロントにいて、銃を突きつけられ同じようにお金を持ち逃げされたようだが、その男性は翌日即退職してしまったらしい。
それほど怖かったということだ。彼女の勇気には感服!


こういう事もあって、真剣に強盗対策の教育があり、一人一人例のごとくコンピューターの前に座ってトレーニングさせられた。

また、なるべくお金を持ち逃げされても被害額が最小になるように、レジのお金が少しでもたまると、すぐに事務所にもっていくような対策がとられている。

お店では、アイシースリー(繁忙時のキャッシャーのヘルプ要請)、返品交換、おつりがなくなった時、お客さんのトイレ使用時、スリ発見、などなどの合図の言葉が10以上もあるが、レジのお金が一杯になったときの合図も、この強盗多発でちょくちょく変えられている。

一時期の厳戒態勢は過ぎたものの、警官の車が駐車場にとめられていたり、店を見回ってくれたり、まだまだ店内の状態も警戒態勢はとられている。

実際に銃を突きつけられたことのない私には、そのときの恐怖がどのようなものか想像を絶するが、心づもりをしているのとしていないのとでは、ちょっとは動揺の仕方が違うのではないかと思っている。

夜フロントで仕事している時間は、常にそういう状況になることが頭から離れずにいる。同僚たちもそうだろう。

アメリカ、それも危険地区と呼ばれるところで仕事していると、これは避けては通れないことなのだろう。

※ちなみに、フリーウェイの入り口に近い店ほど、強盗に押し入られる危険率が高いらしい。

がっかり TOPSY TURVY..


アメリカに住んでいると、テレビのコマーシャルで流している宣伝AS SEEN ON TVというブランドにお目にかかる機会が多々あります。なので在米のかたはよくご存知かもしれませんが、特に便利ものの商品ばかり扱っていて、こればかり集めたお店もモールの中などにあります。


Walgreensにもこのブランドのコーナーがあって、相棒が欲しいと言っていたトマトのTOPSY TURVY値段が$9.99もするのでちょっとためらっていたら、夏前にクリアランスの価格になっていたので、社員割引が加わり、$2.97で購入。イチゴのTOPSY TURVYもついでに$5ちょっとで購入。

その後、苗を買いにいったのが遅すぎて、もうトマトが売ってなかったので仕方なくイチゴだけを購入して育ててみました ♫

苗と土を用意し、容器を取り出す

土と苗を交互にそっと入れていく

陽当たりの良い場所に吊るし、水を毎日やる

植える時期が遅くて育つかどうか確かではなかったのですが、小さいものが育ちました。

結果的に見ると、土も苗もけっこうお金がかかる割に育てるのが難しい。

水やりも高いところにあるために大変。。。

窓から育ってくる葉がつまって、腐ることも多い。。。

さてトマトは来年、どうなるかわかりませんが、イチゴは買ったほうがお得!という結論です。。。

やはり商品も売れ行きや評判が良くないのか、お店から消えました(´ρ`)

GODIVA登場!

まあ、けっこうデパートやら、あちこちで買えるので、あまり珍しくもないのですが、ちょっと普通のスーパーやらドラッグストアではみかけなかった高級チョコレートブランド「GODIVA」(ゴダイバ)が、初めてウォルグリーンに登場。

ちょっと前に入荷したのを見かけましたが、以前に一度食べてそこまで好みの味ではなかったので、もう一度味を見てみたいと思いつつまだ買ったことがありませんでした。

この日曜からセールになっていて、普段は$4.79くらいするところを 2 for$5で1つ$2.50なので、買ってみました♫

ちなみにウェブにあった同じGODIVA Gemsは、22個入りで$15.00。こちらのウォルグリーンのは11個入りで半分の量です。

中にはホリデー用は10個、普通のは11個のチョコが入ってます。

ホリデー用のダークチョコとミントや、ペパーミントなども同じくセール。

ちょっとした手みやげにも良いのではないでしょうか。。。


日本ではゴディバというようですが、アメリカではゴダイバ^^。

こちらの地区では今度の土曜までセールですよ〜。



EBTカーッッッ(`_´) ド!


1964年ジョンソン大統領が貧困対策の一つとして制度化し、アメリカ農務省 ( USDA ) が運営する「フードスタンプ・プログラム」。


低所得家庭を対象にフードスタンプ ( 食料券 )を交付する連邦政府のプログラムで、実務は州政府が行っている


2008年10月には、「補助栄養援助プログラム」( Supplemental Nutrition Assistance Program : SNAP )に名前が変更されている。


2009年6月、紙製のクーポン券から「EBT」( Electronic Benefit Transfes )と呼ばれる磁気カードが登場、政府が受給者用に用意した専用の口座から代金が引き落とされる仕組みになった。


アメリカ農務省によると2009年5月時点の受給者は1500万世帯で延べ3400万人、アメリカの人口3億人の10%以上となっている。8月には、過去最高の3650人に達し、8人に1人が受け取った計算になる。8月の総支出額は前年同月から63%増加し、過去最高の48億5000万ド ル(約4353億円)に達したらしい。



仕事場のウォルグリーンで買い物客を見ていると、ここオークランドでは誰もかれもと思うくらい、このEBTを使っている。もちろん低所得者なのだから当然と言えば当然なのだろうが、今までお店で見て来たEBT所持者を見ている限り、本当に働けなくて、生活が苦しいのでもらっている、と言える人ばかりではないのでは?と思わざるを得ない。



州にもよるが、上限1人あたり$130もらえるとして、本当に生きて行く為だけの食品を買っているのだろうか?新発売のお菓子や、別に栄養にもならない食べ物を買っている。




身なりも結構良い人もいるし、明らかにこの補助の為に結婚せず、同居して子供を生んでパートナーと暮らしている人も多い。




フルタイムで働くともらえなくなるので、その範囲でしか働きたくなくて、怠け者の人も多そうに見える。





勿論、本当にいろいろな理由で働けない、生活苦の人達がもらっているのも事実だろう、けれど、これだけ毎日それを受け取って生活している人を目の当たりにしていると、なんとも同情しがたい気持ちになるもの事実である。




以前のアッパークラスの地域の仕事場付近にも、市の対策(一箇所に集めない)からか、低所得者アパートがあって、そういう人たちが買い物に来ていたが、その買い物の内容は悲惨たるものだった。夏なんて、毎日アパートのプールで遊びほうけ、その格好で買い物に来、毎日みさかいなく大量に買って、返品は常習。無駄使いをして、食品はしっかり政府支給のEBT。





こちとら、一生懸命フルタイムで働いてても、そうそう何も考えずぱっぱと商品を買えるわけでもないので、尚更なんか腑に落ちない気分だ。




失業やまっとうな理由で援助をもらっている人も勿論多いのだろうけれど、毎日こんな現実を見せつけられているため、そんな人が使っているEBTカードをみたら、( ̄へ  ̄ 凸 となる。



このアメリカ社会が、貧困層や大量の失業者を生み出し、それをなんとかする為に政府がとる対策に中流階級が犠牲になっている気がするのは、私だけでしょうか。。。








ドラッグストアから見えるアメリカ

ドラッグストアで働いていると、まずお客さんと話さなければならないことは、商品がどこの場所においてあるかの説明です。

お店に入ってくるなり、「・・・はどこ?」と聞く人も多いですし、急いでいる人が多いので店員を見かけたらすぐ買いたい物がどこにあるか聞いてくる人は少なくありません。


また私たちは、フロアでキョロキョロしたり、立ち止まっている人を見かけたら、必ず笑顔で「May I help you find anything?」又は、「Do you find everything OK?」などと声をかけなければなりません。


という事は、何がどこに置いてあるか隅々まで知っていないことには、このメインの接客に対応できません。だから仕事を始めたばかりや、別の支店に移った時は、まずはこれを覚えることが先決!


しかし、広いお店でアイル(通路)が1〜9くらいまであるところでは、アルファベットがない所もありますが、たいてい 1A, 1B, 1C, 1D, 2A ,2B ・・・と大きいところでは36ほどにも分かれているので、覚えるのは大変。


まずはキッチンならどこ、シャンプーならどこ、とおおまかに覚えていって、その次に銘柄や特殊なメーカーのものを覚えていきます。


詳しくなると、「これはどこ?」と聞かれた場合に、付き添って行く以外にも「3Bの真ん中のあたり、下から2番目のところにありますよ。」などと、お客様にとって大変助かるサービスが出来るというわけです。


ところで、例えばチップスどこ?とかミルクどこ?と聞かれれば、それがお菓子のチップスと牛乳のミルクだとすぐわかるのですが、日本でも頭痛薬というかわりにバファリンという名前を使うことが多いように、アメリカでも人々が使う主な名前があり、毎日たくさんのお客さんからの質問を受けるドラッグストアでの仕事でかなり知る事になりました。


そこで、アメリカで使われている主な商品やブランド名、お客さんがよく口にするものを思いつくままリストアップしてみました。



Nair(ネアー) ー 女性用ヘアリムーバー、ヘアブリーチでSally Hansen(サリーハンセン)と共に人気


St. Ives(セントアイブス) ー フェイススクラブで超人気もの


Ambi(アンビ) ー アフリカン・アメリカンの人専用のブランドで、肌のトーンを均一にするスキンクリーム、石鹸などが大変人気。

Tums(タムズ) ー お腹の調子を整える薬


Immodium(イモディアム) ー  下痢の諸症状に


Airborn(エアボーン) ー 風邪の引き始めや予防に、学校教師が開発したというビタミン薬。旅行や飛行機に乗る等、団体の中に混じる時に使われる特攻薬。


Depend(ディペンド) ー 大人用紙おむつ


Visine(ヴァイジーン) ー 普通万人向けの目薬。日本で言うならロートVのようなもの。


Tom's(トムズ) ー 一般の大多数の歯磨きではなくて、あまり余計なものが入っていない自然派志向の歯磨き、マウスウォッシュの名前。


Orajel(オラジェル) ー 歯痛止めの代表的な薬


Easy-Off(イージーオフ) ー オーブン内部のクリーナー


Drano(ドラノ) ー 浴槽や洗面所のパイプ用(水のつまりをとかす)




Eucerin(ユーセリン)、Cetaphil(セタフィル)、Aveeno(アビーノ)、Clealasil(クレアラシル)、Clorox(クロロックス)、Lysol(ライソール)、Ajax(エイ(ア)ジャックス)、Cascade(カスケード)、PedEgg(ペドエッグ)、Benedryl(ベネドリル)、Claritin(クラリチン)などなど、日本で名が知られているものは省きましたが、これらも良く聞かれるもので、普通の家庭で使っている代名詞になっているようです。

PedEgg(ペドエッグ)は踵をつるつるにするもので、As seen on TV (アズシーンオンティービー)というブランドでここ数年大変人気がある商品です。大変な数の As seen on TV の商品が出て来ては消えていますが、良いものもあれば、全く使い物にならないものもあり、お店でもこのコーナーは入れ替えが激しいことではダントツです。

ずいぶん前にはMagic Bullets(マジックブレッツ) というミキサーが大流行り。昨年冬あたりからは、Snaggle(スナグル) という毛布。身体をすっぽり覆うかたちでソファーに寝転んでもずり落ちないというのが売りのこの毛布は、クリスマスシーズンにお値段も手頃で飛ぶように売れていて、仕入れが追いつかないほどのヒット商品でした。今年も今から大量に仕入れて店頭にあるようです。

なので、As seen on TV だけに限らず、世の中のヒット商品などを知っていないと案内もままなりませんが、知らなかったことをお客さんから聞かれているうちに自ずと知るようになる事もたびたびです。

生活関係に関してなら、「ドラッグストアからアメリカが見える〜◉⦿」のもまんざら嘘ではありません。

どっちを使ってますか?

アメリカで、傷の化膿防止に塗る軟膏でよく聞く名前は、Neospolin (ネオスポリン) ではないでしょうか。



それと一緒に必ず並んで売っている化膿止めはPolyspolin (ポリスポリン)





いったいどう違うの?と思ったことありませんか?

アメリカに住む人たちの間では、化膿などに使う薬の代名詞は『ネオスポリン』


もう大大メジャーな名前です!


しかし一部の詳しい人、ドクターから知識を得て知っている人、などはたまにポリスポリンを買うようです。


この違いは、というと、Neomycin(ネオマイシン)が含まれているかいないかという事。

ネオスポリンの有効成分:
Polymyxin B Sulfate,  Bacitracin Zinc,  Neomycin


ポリスポリンの有効成分:
Polymyxin B Sulfate,  Bacitravin Zinc




ネオマイシンにアレルギーを起こす人がいるので、ほとんどのお医者さん、特に皮膚科医はポリスポリンを使うようです。



皮膚科で使う必須の化膿止めは、Polysporin [ポリスポリン]!!


儲けてますな〜。

タバコは吸わない派ですが、仕事場でずっと見て来ていると、イヤでもわかることがあります。


とにかく、昔もマルボロ、今でもマルボロ、マルボロ、と売り上げトップ、人気トップのマルボロですが、そのマルボロを当然抜いていると思われる最近の愛煙者の人気タバコ。その名も

American Spirits ( アメリカン・スピリッツ )

ちょっと前まではウォルグリーンでは取り扱っておらず、時々『アメリカン・スピリッツ』と言われると、どんなマイナーなタバコ?聞いた事もないな、と思っていました。

が、そうこうするうちにお店でも扱うようになり、お客さんもアメリカン・スピリッツを買う人がものすごいことに気付きました。

とにかくとにかく、スゴい売り上げです。

最初は何か、新しいもの好きな若者達がファションで買っているのかもと思っていましたが、これがこれが老いも若きも、という感じで、レジに居てタバコを買っていく人を10人見ていたら、8人がこちらのブランドを指定しています。

トレンディーなのか??他に何か理由でもあるのか??

なぜ?と疑問が湧いても誰かに聞いたこともないのですが、これだけブームになっているのを目の当たりにしたら、ちょっと興味がわいてしまいます。

はっきりしたことはわかりませんが、なんとなく以下のことなどが影響しているようです。

★ アメリカン・スピリッツは、アメリカブランドの中で唯一100%オーガニックのタバコの葉から作られていて、他のブランドに含まれているような害のある科学薬品があまり含まれていない。

★ 若者向けの雑誌に多く宣伝を載せている。


喫煙者の中には、他のブランドからオーガニックのタバコに変えることは、「ヘルシー」な決断だと信じている人がいるという記事もあったので、今のオーガニックやエコブーム、プラスチックからステンレスへの推進販促などを考えると、至極当然のような気もします。


しかし、オーガニックのタバコだからと言って健康を害さないというわけではなく、他のタバコと比べて、含まれている有害物質が少ないというだけのことらしいです。


アメリカン・スピリッツを作っている Santa Fe Natural Tabacco Company (サンタフェナチュラルタバコカンパニー) のホームページでも “No additives in our tobacco does NOT mean a safer cigarette.” (添加物が入っていないことが安全な喫煙だということにはならない) という表記がされています。

また時々取りざたされる、トレードマークのインディアンについては、「我が社は、アメリカンインディアン (ネイティブアメリカン) とは全く関係なく、アメリカンインディアンが適度に自然な感じでタバコを使っていた、と信じていることに由来している。」と言っているようです。

まあ素材や作り方によって少しは健康への害が少ないのでしょうが、タバコはタバコ、健康に良い、とまでいかないのは仕方ないのでしょうね〜。


しかし、なんにせよ儲けてますね。。。。


ところでこのアメリカン・スピリッツ、初めて動物への喫煙実験を拒んだ会社として、2001年に PETA 他、動物愛護活動団体から「アメリカでの最初の動物実験抜きのタバコ」として評価された。良いね!


ある売れ筋商品

常備商品、ホリデー・シーズンだけの商品、季節ごとの商品、新製品などのなかで、売れ筋商品はたくさんあります。


けれど、常に置いている商品で、働き始めてからずっとずっと変わらぬ人気と売れ行きの、人気ナンバーワンの商品があります。



それはこちら↓

Dove ボディー・ソープ

その中でも、DEEP MOISTURE はダントツの人気。そしてSENSITIVE SKIN もけっこうな売れ行き。

関係ないのですが、目につくことは、この消費者の人種層はアメリカの白人、黒人が多いという事。

なぜかネイティブと見られる白人と、アフリカン・アメリカンの人はアメリカではかなり昔からあるDoveファンの人が多いような気がします。

他の人種の人たちは、以外にちょっと目新しいブランドや、変わったものを使ってみようという人も多く、目新しいものにも興味を示しています。

思えば10年以上も前、 日本では珍しかった保湿オイル等の入ったこのダブのモイスチャーボディーソープが好きでした。





鳩という意味をもつDOVE。アイルランドで1918年頃に作られ、1957年にアメリカに上陸し、今なお根強い人気を持つ息の長い商品。

1979年にペンシルベニアの皮膚科医が、「普通の石鹸よりも肌に与える乾燥度と刺激が少ない。」などと発言したことで、積極的な宣伝を展開。それが功を奏して2003年までには売り上げを24%以上も伸ばしたそうです。


盗難される率が高い商品はケースにいれて鍵がかかっており、店員に頼まないと取り出してもらえません。なおかつ、容器には支払いせずに出て行くとドアでブザーがなるステッカーまで!




ダブが好きな方にはちょっとイメージを壊すようで申し訳ないのですが、このダブ石鹸、材料が合成界面活性剤と牛脂から取った成分も入っており、一概には肌に優しいとは言い切れない要素も残しているようです。昔、花王のビオレUが大好きで、洗顔に使っていた時に、何かでよくないと聞いた理由に似ているようです。


界面活性剤はけっこうな数のスキンケア商品に入っており、また強弱もあるようで一概には悪いとは言い切れませんが、アトピー性皮膚炎のある方は、敏感肌と表記されていてもちょっと注意したほうが良いかもしれませんね。

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