KUMAの、見た・感じたアメリカ

Between Japan & The States

Archive for 8 月, 2011

アメリカの医者選び

アメリカで暮らすとなると、一応は主治医を捜さなくてはならない。


どの医者にいけばよいのか探すのはたいへんなことだ。


どんな医者でもよいのなら、周りにいっぱいあるなかから選べばよいが、なにせ、アメリカの高収入のトップにずらずらと並んでいる医者という職業、医者として儲けたいならアメリカに、というほど悪名高き国。どの医者が信用できるか、信頼できるか、わかったもんじゃない。


経歴やランキングや患者の評価などを参考にして、一応選んだお医者さんに行っても、診てもらっていると、はたして信用できるのか???という疑問がわいてくることが多い。


薬を止めたいのに、止める方法や生活態度に関しての助言がなかったり、薬を飲まないとひどくなりそうなのに様子をみてからと言われたり.....





日本でもそうだったが、ことお医者さんに関してはしっかり見極めて、観察して、自分なりに納得してからでないと身を任せられない。


聞きたい事、知りたい事、ためらわず質問ぜめにして、その受け答えで評価判断するというのがもっぱらの見極めかただ。



勿論、説明があまりないからといって、腕の悪い医者だとも言い切れないが、どんな職業でも、その職種にかかわることの知識、それを知らないお客や患者に説明するというのはあたりまえのことだと思う。


さて、何回か主治医を変えながら、たどりついた現在のドクター。

これがまた日本語で言うと偏屈で、愛想がない、医者らしくない。


多くのドクターが診療所をかまえているような明るい環境やきれいな病棟ではなくて、以前は精神科があった殺風景な病棟に、だだっぴろい診察室をかまえて仕事している@@

独自の理論がしっかり確立していて、指示もアドバイスも簡潔。ときにはちらっとジョークも。



この彼から最初に教えてもらったことは、コスコで健康保険を使わずに薬を購入すると、同じ薬でも断然安くなる、ということ。


この国の医療体制、そして医療費の破格の高さに疑問をもつ彼が、最近そのリサーチを書類にして待合室に置いていた。
ウェブサイトはこちら → True cost of healthcare


著者はDavid Belk, MD、弟のPaul Belk PhDによって編集され、ウェブサイトのデザインは、いつでも迅速ですばらしい対応の受付Heidiという女性だ。→


むやみやたらに検査しないが、しっかり自分の手で触診しながら見極めてくれるドクター・ベルク。


本当に信頼してもよいものか、まだ100%判断はつかないが、病気になったり具合がわるくなったりで緊急に頼りたい時に、無責任・無慈悲なことだけはしないドクターだと信頼している。


ま、ちょっと私と同じで変わり者?ですがね。。。

David Belk, MD



在米の日本人の皆さんはどんな風にドクターを選ばれているのでしょう.....



ケーキの誘惑



甘党ではないけれど、とびきり美味しいスイーツなら勿論食べたくなる。


楽しく拝見させてもらっているJPSFOさんのブログ「San Francisco のひとりごと」で、美味しい日本のケーキがあるということを教えてもらった。


これは一度は食べねば!!


日本人パティシエの Norina さんのケーキは、今のところEl Cerrito (エル・セリート) の日本食スーパー「八百屋さん」でしか買えず、しかも火曜と土曜しか売っていないらしい。


JPSFOさん、情報ありがとう♪




ということで仕事が休みだった火曜日に、久々に北にドライブして買いに行ってきた。








Norina さんのケーキの入荷情報では、試したかった抹茶パフはなくて、クリームパフしかなかったけれど、試したかったのはストロベリーショートケーキ。

プラリネのリングパフを買おうか迷ったが、特に売れていたムースを一緒に買ってみた。

1個で2人前の大きさだけれど、甘さと素材のうまみが良いバランスで、こんなに美味しいのは絶対アメリカのケーキにはない!!!

日本のケーキ屋さんでも、こんなに美味しいのはそうそうない、と思う。





大阪の辻調理師学校で学び、ヨーロッパで学び、一流のホテル、レストランなどで仕事されてきた Norina さんのケーキは、ヨーロピアンの香り漂う、世界に誇れる日本人パティシエのスイーツだ → 

チョコレート系のケーキにそこまで目がなくても絶賛されていた Opera と、抹茶パフが入荷するときは、また買いに行こう〜

動物愛護 日米

幼少のころ、近くに保健所があった。鉄格子のような囲いがしてあって、暗い地味な雰囲気の建物だった。

私が幼少の頃は、日本では外をうろついている犬や猫をつかまえに来る「犬捕り」というのが存在していた。

「犬捕り」が来ると、「犬捕りが来た来た〜!!」などと人々は飼い犬を心配し、そして野犬や放されている犬たちは次々と捕獲網みたいなものでトラックの檻に詰め込まれて連れ去られていった。

その犬たちの悲愴に満ちた悲しそうな目。泣き叫ぶ声。その光景はいつまでも心を痛めつづけ、頭に焼き付いている。

噂で、保健所の建物の上から出ている煙は、動物たちを殺処分して焼いているときに出る煙だとかいうことも聞いた。








そして時は過ぎ、

アメリカに仕事に来る前に、一冊の本に出会った。

渡辺真子さんの「捨て犬を救う街」だ。殺されていく犬猫たちを一匹でも多く救おうとしている街。そんな街があったなんて。

一気に読んだ。今から仕事で行こうとしているサンフランシスコの街じゃないか!!

最初はあまり気乗りしない街だったけれど、それからはサンフランシスコに行くのを心待ちにした。







そして、、、、、    見た現実とは、、、、







ものすごい数の動物愛護団体があり、市のシェルターでも、里親探しのアダプションのシステムが確立されているという事。

市のシェルターの他に、いくつもの大きな動物愛護団体のシェルターやレスキューグループやフォスターケア(一時預り)がある。

そして、人々の寄付と、政府からの援助だけで成り立っているシェルターも少なくはない。







寄付を求めるメールも数多くある。

IFAW → http://www.ifaw.org/ifaw_united_states/


WSPA → http://www.wspa-international.org/

NAVS → http://www.navs.org/site/PageServer?pagename=index


The Fund for Animals  → http://www.fundforanimals.org/

ASPCA → http://www.aspca.org/


Bideawee → http://www.bideawee.org/

The Humane Society → http://www.humanesociety.org/


Alley Cat Allies → http://www.alleycat.org/


PETA → http://www.peta.org/


Arf → http://www.arf.net/


World Wildlife Fund → http://www.worldwildlife.org/home-full.html

Doris Day Animal League → http://www.ddal.org/


The National Humane Education Society → http://www.nhes.org/

Donkey Rescue → http://donkeyrescue.donordrive.com/








渡米してから、アメリカの差別の現実に直面し、社会のずさんさに辟易し、健康保険や税金などのシステムに疑問を持ち、清潔観念の差に驚き、人々の怠惰さにいらつき、・・・

だから何かにつけ日本人の、日本のすばらしさを実感していたけれど、 たった一つだけ これだけはアメリカが素晴らしいと思う事がある。

それは、動物愛護に関してである。

もちろんどこにでも動物を虐待する人はいるけれど、それを助ける人が本当に日本に比べて多い、そして体制も整っている。

人間に対しても、エイズや癌などを抱える人への寄付は一般的、お年寄り、障害者、女性、妊婦などへの手助けも自然とできる人が多い、、、、

有名な動物愛護団体になると、ボランティアを始めるためのオリエンテーション参加が、毎月予約待ちでなかなかとれない。

それでも、アラメダ・カウンティーの6つのシェルターで、放棄された20569頭の犬猫のうち9436頭が安楽死(2009年統計)させられている。ベイエリアの70%のシェルター統計では、66000頭以上の犬猫のうち34000頭が処分(2008年統計)されている。

日本では勿論半数とまでもいかず、8〜9割がガス処分されている。







日本でも、今はたくさんの動物保護団体ができているようだけれど、アメリカに比べるとまだまだ少なく、人々の認識もほど遠い。

動物実験の規制もゆるく、実態がわからない。

アメリカのように、シェルターで殺処分する方法が安楽死ではなく、ガスでの殺処分。

せめて、今度の動物保護法改正で、少しでも、わずかでも変わってほしい。

せめて、殺処分方法を、安楽死にして、アメリカのように獣医師以外でも行使できるようにしてほしい。



動物実験の規制も、実態報告も義務づけしてほしい。





日本の政府、日本を動かす法にかかわっている人、

日本は先進国のなかで唯一、最低の動物

愛護観念を持つ国だ!

と言う事を恥じてほしい。




私が一番指示信頼しているPETA、インド、ヨーロッパなどにもあり、残念ながら日本には支部がないけれど、PETA Asia-Pacificが真っ先に福島の動物救助に日本に行ってくれた。

生きたまま動物の皮をはがす毛皮産業、残酷な動物実験、鳥に生涯苦しみを与えるフォアグラ生産、・・・、とにかく、不必要な動物虐待を減らす為に行動し、たくさんの成果をあげてくれている。

過激派だと言う人もいるだろうが、そこまでしていかないと、変化はおとずれないのではないだろうか?



独断かもしれないが、いまのことろ、これが私の見た現状である。





日本でも、 ALIVE(地球生物会議)アニマルライツセンター JAVA(動物実験の廃止を求める会)、 AVA-net(動物実験廃止・全国ネットワーク) など、活発な活動をしている団体があるのは、未来に一筋の光が見いだせる。

また、エコライフなど環境問題に敏感な人も増えていて、動物の命に関しても少しづつかわってくることは事実だろう。

ただ、今回5年ぶりに動物愛護法が改正されるにあたって、私たちの意見も受け付けてくれるチャンスが来ている!!

日本に存在する保護グループ、レスキューグループなどが、これに向けて真剣にとりくんで いる。




渡辺真子さんの FreePets もその一つ、衆議院議員に署名を提出されたようだ。→ 


坂本龍一さん、あまり好きではなかったけれど見直しました^^

そして8月27日までのパブリックコメント受付で、少しでもたくさんの意見が出されて、より良い方に改正されることを祈るばかりだ。。


環境省自然環境局総務課動物愛護管理室
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1−2−2
メールアドレス:
shizen-some@env.go.jp
FAX:03-3508-9278



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