KUMAの、見た・感じたアメリカ

Between Japan & The States

Archive for 11 月, 2008

メープルシロップ

アメリカでは明日27日はサ ンクスギビング(収穫祭)です。大切な家族友人たちと集まって、ターキーがメインのディナーを楽しむ日。年中無休の仕事場 でも、クリスマスの12月25日と共に、この日は午後6時で閉店です。

サンクスギビングのデコレーションといえば、秋を意識した葉っぱやかぼちゃなど。秋の収穫シーズンの実りを思わせるグッズなどでテーブルを飾る人も多いようです。

切らしたパンケーキシロップを買おうと思って見つけたメープルシロップ。特にサンクスギビング用ではなかったのですが、セイフウェイ(アメリカの大手スーパー)の普通の売り場に並んでいて、シールも何もないガラスの葉っぱの容器に入っていたのが気にいって、購入しました。


http://www.maplesource.com/Syrup/
http://www.bascommaple.com/about.html

ニューイングランド地方、コネチカット川の近くのニューハンプシャーの丘陵にあるBascom Farmは、100%、ピュア&オーガニック&ナチュラルで保存料も添加物も着色料も一切使用していない、最高品質のメープルシロップを消費者に提供するのをポリシーとしているようです。

メープルシロップは3月下旬から4月上旬のわずかな期間に、シュガーメープルというサトウカエデの樹液を煮詰めて作る天然の甘味料。カナダや、アメリカのニューイングランド地方が主たる生産地。等級は色とフレーバーで決まり、薄い色の方が高級とのこと。

Aライトアンバーはもっとも早い時期に採取されたいわば一番絞り。採取には時間も大切で、深夜から早朝にかけて約2時間くらいしか取れないので、地元の人でも手に入りにくい貴重なもののようです。

規定では、より色が濃くなれば、より強いフレーバーということですが、このシロップのグレードは
A Dark Amber です。

[ 光の透過率 ]   [ グレード(アメリカ) ] [ グレード(カナダ) ]     [ 特 徴 ]

75%以上      Aライトアンバー      No.1エクストラライト  繊細な風味
60.5~74.9%  Aミディアムアンバー    No.1ライト                色が薄く、あっさりとした風味
44~60.4%    Aダークアンバー     No.1ミディアム          一般的に好まれるグレード
27~43.9%    B              No.2アンバー     色が濃く癖のある風味        27%以下                                             No.3ダーク       工業用(主にタバコのフレーバー)

グレードのことは良く知りませんでしたが、Aライトアンバーも一度試してみたいものです。

どこでもペットブーム

小売業、それも食品・生活用品・化粧品・薬など、幅広く扱っているドラッグストアなどで働いていると、今世の中では何がブームとなっているのか等の動向が結構よく見えてきます。

お店ではしょっちゅう売れない商品をクリアランスにし、新しい商品に入れ替えるたびに、棚の配列を組み直しますが、最近の商品で目に付く新商品の傾向は、


★ エコブーム。エコバッグやエコゴミ袋、エコ洗剤、エコビニール袋、エコソックス、など。

★ 食品ではダイエットに関連して「100カロリーパック」というものがとても増えてきました。

★ 世の中の人々がかかえるストレスからか、癒しグッズやマッサージものの流行。

★ そしてそして、ペットブームペット用商品の増加。売り上げも伸びているようです。

ウォルグリーンの商品構成も、特にペットグッズに焦点をあてているのが明白です。犬や猫用ベッド(円形)が出始めてからすごい売れ行きで、ますます種類も増えてきています。ペット用のおやつもかわいいものが増えてきました。そして今年初めてお目にかかったものがこちら。ペットフードが中に入ったクリスマスオーナメント。クリスマスが済んだら家族の一員でもあるペットへのギフトとなるわけです。
Santa never forgets the family pet ! (サンタは家族のペットを決して忘れないよ)と題された商品(クリックすれば拡大)

それとアメリカでは車にステッカーを貼っている人が多く、言葉やイラストなどバラエティーに富んでいます。ペット好きの方へのステッカーはこちら。

将来犬を飼うのが夢ですが、今は助手席に乗せるのをぬいぐるみで我慢しています。で、思わず買ってしまったのが右のステッカー(うちの犬は私の副操縦士!)。

こういうユニークものは日本で貼っていたら笑われるのでしょうか。。。

ちょっと変わったことでアピールしてみたいという人には、とっておきのアメリカ土産と思ったのですが。

‘号外’というものがある日本

つい最近アメリカ大統領選挙で、オバマさんが当選した翌日のことです。

仕事場のウォルグリーンではメジャーのサンフランシスコ・クロニカルと地元のコントラコスタ・タイムスという新聞を売っていますが、うちの支店は住宅街にあるのでそんなに配達数は多くありません。クロニカルは3紙、コントラコスタは9~10紙が平均配達数です。なのでその日の朝10時に出勤したらすぐ新聞を買おうかと考えていました。もしやの場合に8時頃お店に電話して同僚にとっておいてもらおうかとも考えたのですが、まあいいか、と出勤しました。

いつもの配達数だったそうで、売り切れもいいところ。それから新聞を求めてのお客さんがどれだけこられたことか。周りにある数少ないお店もすべて売り切れだそうで、どこを探しても買えそうにありません。

この時思い出したのが、日本の「号外」というものでした。大きな事件や出来事があると、無料で配るこの「号外」がある制度。今までとくにこの件に関して考えたこともなかったので、号外を配るというのはあるのかな?というのが頭の隅にありました。、考えてみたら、ここアメリカで無料で配るなんて.......そりゃないだろうな、と。なんでもお金をとるようなシステムの社会ですから、こういうことが通常になっている日本とは大違い。

そこで儲けることを考えているなら、どちらが勝利しても翌日の新聞は大量に売れること間違いなしなのに、予測して多めに配達しないのはなぜなのか不思議で理解できませんでした。

帰宅後、主人がオンラインで注文して買ったと聞き、割高だとは思っていましたが、やっぱり案の定でした。「もしや皆が欲しがることを予想してわざ通常通りの部数を配達しておき、後で割高で売ろうという魂胆だったのではないだろうか?」と思ったのですが、さて真実はどうなのでしょう。

日本はそういう時まで儲け根性はないというか、思いついてもできないというか。そういう時には連帯意識で皆に情報を、という気持ちなのだろうと思うのですが。。。連帯意識についての文化の違いを以前記事にしましたが、この「号外」という習慣においても連帯意識が働いているような気がします。日本に住んでいた頃は「号外」から日本の文化を考えるとは夢にも思いませんでしたが、その場で臨時に発行して知りたい情報を無料で配布してくれるこのシステムには感謝です。同僚にこの日本のことを話したら、皆びっくりしていましたが。

アメリカは州の集まりで、とても広くて、多民族多人種で、一つの連帯意識を持つのは簡単なことではないのでしょう。

屋外の掃除

日本でも屋外の道端にゴミがたまったら、公共清掃の車でゴミを取っていたと思いますが、アメリカで外の掃除の仕方はと言えば、これが、ビックリ 人が背中か肩に機械を担いでゴミを吹き飛ばす、というか撒き散らすというようなやり方なのです。下の写真の棒のようなものの先から空気が出るようになっています。

落ち葉やゴミを吹き飛ばしているだけの清掃方法

屋外を掃除する時にこの方法をとっているのをよく見かけます。最初はあまり考えなかったのですが、最近ふと、これはその部分のゴミをどこかに飛ばしたことによってゴミがその場所からなくなるので、掃除しているという事にしているだけなのでは?と思うようになりました。

吹き飛ばしてから、ゴミを集めてとっているという噂も聞きましたが、それならはじめからなぜ取らないのかと不思議です。吹き飛ばしたらあちこちに飛んで拡散するだろうに、そこから又集めるというのも理解に苦しむ方法です。日本でなら絶対考えられない掃除の仕方ではないでしょうか。

特にとなりの敷地などで、土やゴミなどを大々的に吹き飛ばしている時等、埃っぽい空気が舞ってきて、迷惑な話です。誰が最初に考えだしたかわかりませんが、吸い取るという発想はなかったのか不思議で仕方ありません。

お菓子というより ‘ おやつ ’

アメリカに来てからいろいろ知っていった食べ物がありますが、お菓子もその一つです。

ドラッグストアで働いていると、食品から始まりハードウェア、化粧品、シャンプー、電化製品、薬・ビタミン類、洗剤類まで、いろいろチェックする機会があり、商品に詳しくなるという利点があります。特にキャンディーの棚の整理をすることが多いと、お菓子が目に入るのでいろいろ試したいものが出てきます。
ガム、ミント、キャラメル、キャンディーバー、チョコレート類、クッキー類、ガミー類などなど。とくに日本と違うものは、日本で言う「グミ」のようなお菓子の種類がたくさんあります。いろいろ試しましたが、そのなかで大好きなものナンバー3がこちらです。
1. ほんのりスイカ味で酸っぱさと甘さが絶妙

2. 子供向けお菓子にもこんなにおいしいものが!!大好きなQBZ
3. 表現の仕様がない甘さと味で人気のSwedish Fish

1.は子供たちにかわらぬ人気のSOUR PATCHの新製品でスイカ味。オリジナルより少し酸っぱ味が少なくておいしい。

2.は完全に子供用お菓子のセクションに並ぶ、これもまあまあ新製品のWARHEADのQBZ。WARHEADは風船ガムで有名なブランドでいまだに子供たちに大人気。
左のRIPもアメリカではポピュラーなLicorice味ものです。

3.は酸っぱさもなく甘すぎもせず、かみ締めるほどにおいしい、永い人気の魚の形のSwedish Fish。

ちょっと余談です。最近中国のお菓子なども問題になっていますので、食べるのはちょっと避けていますが、ハロウィーンやクリスマスシーズンに大きい袋のキャンディーが売っていて、おいしそうなグミを買おうと思ったらメイドインチャイナでした。この3つはカナダで作られているので、安心して食べています。

完全に独断で選んだナンバー3で、お菓子というより子供の「おやつ」と言ったほうが良いようなスナック。いい年した大人が何なんですが、たまらなくおいしいんです。><

ついに見つかりました!

現在小売業、しかもドラッグストアというエレガントではない職場では、毎日手を酷使しているので、ごつい手になっていきます。(涙・涙)

常にハンドクリームで保湿していても、どうしても爪先がはがれたり割れたりしてきます。以前にも書いたのですが、そんなときのお助けものが、ネイルティークというネイルケアです。けれど、それでも日々の仕事で使う手袋の種類によっては、そんなお手入れも無駄になってしまうものもあります。

まず保護の意味で、よくレジで使っているのを見かけるLatex(レイテックス)の薄い使い捨ての手袋。一番最初に何もわからなくてこれを使ってみたのですが、何時間か使っただけですぐこれはダメだとわかりました。汗がたまってきてふやけ、爪が二枚爪のようにはがれてきたり折れやすくなったりするからです。

では汗がたまりにくいものをと、ハードウェアストア(金物店、日曜大工やガーデニング関係の店)でコットンで手の腹に滑り止めがされているものを何点か選んで使ってみました。でも指にぴったりフィットせず、指が中で動き手と手袋の密着感がなくグリーティングカードやお金を一日中扱う私の仕事には不向きでした。

次に寒い時期だったのもあり、お店でニットの伸縮性で滑り止めがついた手袋を買って試して見ました。これはカードやお金も扱いやすく汗は掻きにくいのですが、すぐに滑り止めがつるつるになり使い物にならず、また伸縮性のため爪が少しでもあれば爪先にすぐ穴が開いてきました。

それで次は密着タイプで指先がコーティングがされているものを何種類も使ってみましたが、指先の感覚が伝わらず、又これも指先に汗をかきやすく、結構すぐに指先に穴があいてくるのです。もう本当にほとんど試してみましたが、どれもイマイチ。

そしてたまたまフリーマーケットで見つけた ATLAS という手袋ですが、これはまさにスキンのように手にフィットし、指にはコーティング、それもかなり丈夫な材質ながら指の感覚もあり、見た目もスリム。たとえばすごい重たい素材を扱っていても滑らず、細かいお金を数えるときにも正確な指先の感触、ナイフがあたってもそうそうは怪我をせず、・・・・・と、かなりのものでした。ATLAS 370というシリーズです。

http://www.palmflex.com/atlas2.htm
http://www.seamargloves.com/atlas_gloves/garden_gloves.htm

コーティングしてあると汗をかきやすいのですが、Breathableという通気性のあるものもあり、暑い季節にはぴったりです。普通のお店ではもう見つからないので、オンラインでのみ買えるようですが。


探せば日本にも売っていました。結構高くてビックリ。

http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B001HQM7X4/ref=dp_olp_2

が、これを超えるものがあったのです!この竹の繊維から出来た手袋


Magid の The ROCシリーズ 100%竹から出来ています。


http://www.magidglove.com/product.asp?dept_id=296&pf_id=2584

これはウォルグリーンで売っていたものを試したので発見しました。

http://aarp.walgreens.com/store/product.jsp?CATID=304126&navAction=jump&navCount=1&skuid=sku4092602&id=prod4093732

最近はエコブームで、自然にやさしいものとかいろいろ出ています。ゴミ袋でも自然に返る素材のものも見かけるようになりました。靴下も竹繊維でできているものも出回り始めました。



竹は通気性が良く、ソフトで自然の抗菌作用があるそうです。コットンよりも軽くて、楽で、3~4度低く温度を保ち、4倍の吸湿性、そして自然のUVプロテクション(日焼け止め)作用があるということです。

手のひら部分の汚れが洗濯しても落ちにくいとう欠点と、ATLASよりは指の部分の密着度が低いのですが、その他は今のところ百点満点です。私と同じような悩みをお持ちの女性の皆さん、これが救世主間違いなしです!!!

ウォルグリーンの事 No.7



アメリカのドラッグストアやスーパーマーケットは、日本と違ってクーポンをお客さんに使ってもらうようにしているところが多々あります。たとえば西海岸のこちらでは、トレーダージョーズやホールフーズはクーポンのシステムはないようですが、セーフウェイやライトエイドなど、お店専用のクーポンを毎週発行して新聞の折込に入れたりしています。ウォルグリーンも例にもれず、毎週クーポンがたくさん印刷された広告の小冊子を発行しています。これが又、アメリカで生まれ育ったアメリカ人達でも慣れない人には困惑のもとなのです。 以下の例は広告の表示の見方です。


日曜から土曜まで一週間このクーポン持参のみのセール価格
クーポン不要で誰でもこの値段(2個で$5または1個$2.50)
Less Coupon$1とは Easy Saver の中のクーポン使用で2個で$6
Less Mail Rebate とは、$5のメールインリベートで$14.99
FREE(無料)というのは、メールインリベートでタダになるという意味
Resiater Rewards は会計後にクーポンがもらえる

広告を見てその値段だと思って購入後、クーポンを使わないとこの値段ではないというのをしっかり把握していない方たちが、お金を払った後に文句を言ってくる場合が多いので、頻繁に差額を返金しないといけないことが多々あります。

また、2.99each or 2/$5という値札が貼ってある場合も、お客さんとの揉め事の種です。セーフウェイなどは、ほとんど2/$5(2個で$5)、5/$10(5個で$10)と、均等に割る計算のセールが多いのですが
、ウォルグリーンは2/$5などの表示があるのに$2.99eachと上に小さく書いてあるときはひとつだけ買うなら$2.99です。「なぜ$2.50じゃないんだ!!!セーフウェイはみなひとつでも$2.50だぞ!」と食ってかかる人のいまだに多い事!他のお店ではどうかわかりませんが、うちの価格構成はこうなんです、でなければ$2.99をつける意味がないでしょう?といくら説明しても納得してくれない人もいて困ったものです。何年ウォルグリーンで買い物してるんだ?自分の国のことがなぜ把握できてないの?と不思議に思います。こんなこと今まで生きてきて、もう何回も経験してるだろうに、と思うばかりです。

次にLess Couponの意味がこれまたわからない人が多い事。書き方も悪いのでしょうが、Easy Saver という店内においてあるカタログから、クーポンを探してそれを使わないとこのセール価格にはなりません。

Less Mail Rebate とは、リベート申し込み用紙とレシートを同封し、規定の住所に送れば後から何ドルか表示の価格が小切手で送られてくるので、お店で使えるという事です。このリベートの小切手をもらったら無料で買ったことになるというものはFREEと表示されているというわけです。

あと、Resister Reward というものですが、比較的新しいセール方法で、レジでお金を払って精算し終わった後でレシートと一緒に記載の価格のクーポンがもらえるという意味で、そのクーポンは現金と同じようにお店で次回使えます。ただし、どのクーポンも使える期限があるので、見過ごさないようにしないと無効になってしまうのです。

その他、Mega Saver(メガ・セーバー)といって、何日かの期間だけ(30日とか結構長い期間が多い)のセールもあり、それは商品の価格のところにステッカーで貼ってあります(たいがい黄色などを使った派手なサイン)。これはもちろんクーポンなしで誰でもその価格です。

また、店内の特定な商品のオレンジのサインは販売中止で売り切るためのクリアランスセール価格です。

と、こんな風にたくさんのセールの種類があって、個人的にはちょっと種類が多すぎるのではないだろうかと思います。クーポンがないほうが楽でしょうが、会社側の考えとしては、広告を隅々まで見させる意味でこんなクーポンのシステムが出来たのではないだろうかと推測しているのですが、どうなのでしょう。

参考ですが、セブンデイズクーポン(一週間ごとの広告の中のクーポン)を使うと、ものすごく安いものが多いです。リベート後に無料になるというのを除いては、一番お買い得のクーポンだと思います。

ところでこんなにアメリカ各地どこにでもあるウォルグリーンですが、やっとハワイに最近開店しました。ハワイまで来たなら次は日本か?と考えてみたところ、このクーポンの制度というものが日本には全くなじみのないものである為、同じ販売方法では進出できないのだろうと妙に確信したのですが、どうなのでしょうか。
私としては、クーポンというシステムは使わなかったら損をしたと思い、しっかり広告をみてしまうので、ないお店のほうが楽かもしれません。クーポンがなければ広告があってもそこまで注意深く見ないでしょうが、品物が良くて納得の価格ならば買いに行くのは必至ですし、売り場もお客さんも精算が簡単なのは言うまでもないことでしょう。

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