百姓徒然日記帳 inいわて

美味しい米にこだわり、完全天日干し・完全自然乾燥・完全天然乾燥米を生産しながら、野菜作りや日頃の農作業を日記調に綴って参ります。 お立ち寄り下さり、誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。

Archive for the ‘憂い’ Category

1 月
12

余震いつまで!

Posted by kome111 on 1 月 12, 2012

今朝は冷え込みました。
ここ岩手県南部でも、氷点下9度を記録し今冬一番の冷え込みとなりました。
仮設住宅を余儀なくされた被災者の方がた、暖は十分にとれているのでしょうか。
震災から10ヶ月が経ち、あとふた月で1年が過ぎようとしています。

そんな中、東日本大地震の余震でしょうか、ちょうどお昼ごろ、福島県沖を震源とする比較的大きな地震(M5.8)がありました。
そして午後2時半頃にも、宮城県沖を震源とする「大きい」と感じる地震(M5.4)がありました。
この時は、信号待ちをしていた最中で、
3・11のとてつもない激震を味わった位置からそう遠くない所に居たので、嫌な予感がしたものでした。
いったい何時まで続くのか・・・。


フォト詩歌「一本の松」

フォト詩歌「一本の松」






12 月
02

連載“酪農フォト短歌”NO9

Posted by kome111 on 12 月 2, 2011

酪農フォト短歌9作目が掲載されました。


牛と犬 闘い臨む 縄張りの 天より下す 鼻息荒らし


<Essay>
12世紀の頃から、イギリスでは雄牛と闘犬を闘わせるブル・バイティングというスポーツが行われていた。
それは、雄牛を柵に縄や紐で繋ぎ、そこに闘犬を放して闘わせるといったいわば牛虐めの残酷なスポーツ(1835年に禁止された)だった。当然、賭け事の対象にもされていた。また、ブルドックやブルテリアなどはその為に改良された犬種だとも言われている。
これらのスポーツとはまったく別に、それぞれ「生きる為」の原理原則としての闘いは決して少なくはない。

生き物にとって生存する上で必要な物とは、何といっても食べ物である。その餌となる食べ物がある場所を確保、獲得する為に動物たちは縄張(テリトリー)り争いをする。
勿論、動物の種類が違っているにしても、餌となる物が共通の場所に限る。
しかしながら動物たちの場合は、わざわざ戦わなくとも本能的に相手の力量を咄嗟に判断する事ができる。
やっかいなのは人間だ。

真っ向勝負、素手の喧嘩であれば当然相手の体躯をみて咄嗟に強いか弱いかの判断を下す。
その為に取り返しのつかない状況にはなり難い。
しかしながら、人間は脳の発達や進化と共に武器を持つようになり、武器を身に付けた獣と化す。
その武器も大量破壊兵器ともなれば大変な事態になる。
領土問題で揺れる日本の西と北だが、人間のコミュニケーション能力である「言葉」を最大限に生かし、決して力勝負に出るのではなく、穏便な話し合いで解決してもらいたいものだ。



やはり喧嘩は素手に限る。手加減が分かるからだ!

酪農ジャーナル12月号


フォト短歌「馬鹿は人なり」

フォト短歌「馬鹿は人なり」







10 月
09

ホニオ倒れる!

Posted by kome111 on 10 月 9, 2011

つい2日程前、突風が吹き去っていきました。
夜半、事務所からの帰り道、車のヘッドライトごしに1本のホニオが倒れているのが確認できました。
かなり強い風だった為に、「ひょっとしたら」と嫌な予感はしていましたが案の定でした。

翌朝、被害の全貌を確認しに見て回ったところ、この1本のみで済んだようです。
早速新たな杭を打ち込み、稲を掛け替え、倒れた杭の根元を確認してみると随分と浅かった事に気付きました。
私が立てたものであればこんなに浅くはないし、少々の風ではビクともしない自信はあります。
勿論知命の年は過ぎたとはいえ、未だ未だ腕力には自信ありです。

おそらく、傘寿(80歳)を過ぎた親爺が立てた杭でしょう。
「親爺にやらなくてもいいよ」と言っていたのですが、じっとしていられない性分です。
やはり歳には勝てないようです。以前は、親爺が立てた杭はビクともしなかったのですが。・・・

フォト短歌「秋あらし」

フォト短歌「秋あらし」








9 月
19

稲刈りまじか

Posted by kome111 on 9 月 19, 2011

岩手県南の、ホニオやハセによる天日干し米の稲刈りがあちらこちらで見受けられます。
我が家の予定は今月下旬の24日・25日を計画しています。
懸念は雨と、何といっても放射能の問題です。

稲刈り前の1回目の検査(9月9日~15日)では、殆どの地域で不検出(一部の地域で27ベクレル検出)でした。
国の基準値は1kgあたり500ベクレル、もし仮に200ベクレルを超える放射性物質が検出された場合は、その米が生産された市町村が詳細調査を行う事になっています。
仮に1kgあたり27ベクレルという数値の米を、平均消費量である年間約60kg(国民1人あたり)を消費したとしても、日常生活での自然被ばく量をはるかに下回り、更に精米する事により35~40%までセシゥムは減少され、健康への影響はないと説明されています。

福島第一原発から約170km以上も離れている岩手県一関市のある地域から、ほんの微量の数値(27ベクレル)とはいえ、検出された事実に非常にショックを受けましたが、以上の説明を聞き、安堵の胸を撫で下ろした次第です。
後は稲刈り後の検査結果を待つのみとなりました。


フォト短歌「赤とんぼ」

フォト短歌「赤とんぼ」











8 月
29

連載“酪農フォト短歌”NO6

Posted by kome111 on 8 月 29, 2011

酪農フォト短歌6作目が掲載されました。


今回の短歌は 『ひさかたの あさぎの空の 雲遠く 酷暑に涼む 松の木陰で』

今回のエッセイは
昨年の夏は記録的な猛暑が続いた。今年の夏も昨年ほどではないが、やはり暑い。
ゲリラ豪雨や竜巻の発生により、日本各地、いや全世界で自然災害による被害が多発している。
その原因として指摘されるのが地球温暖化である。それは無分別な化石燃料使用に伴う人災であると言っても過言ではない。
今から半年前の3月11日。
未曾有の大災害をもたらした東日本大震災により、「世界でトップクラスの安全を誇る」と豪語され、殆どの国民は疑う余地もなかった原発事故に、ただただ、指をくわえてその成り行きを見守るしか術がなかった。
その影響により、ここ岩手県一関市でも、今から3カ月前の6月中旬には、セシュウム濃度が許容値を超えたとして、牧草の利用や放牧の自粛要請が県畜産課から通達を受けた。
また、「原発さえなければ」と書き残して自ら命を絶った福島の酪農家もいた。
写真に見える薄あさぎ色に染まった清らかな空や、夕暮れ時の長閑な牧場の景色、そしてそれらを包み込む澄み切った空気を、決して核の毒物で汚してはならない。
未来永劫、汚れの無い空気を、後世まで残し、そして守る責任が我々にはある。
昨今の自然現象や自然災害をみていると、その殆どが我々人類の自然を甘く見、私利私欲に拘り、傍若無人に振る舞った結果の人災であると思えて仕方がない。
そして神が、その警鐘を我々人類に鳴らしているかのように思えてならない。


酪農ジャーナル9月号の酪農フォト短歌はこんな内容で掲載されました。

本日、民主党の代表選挙が行われ、野田財務大臣が決選投票の末、新しい代表に選ばれました。
兎も角、政局云々よりも、一刻も早い原発事故の収束や、復旧・復興に終始してもらいたいものだと心の底から思っています。


フォト短歌「平穏願う」

フォト短歌「平穏願う」





8 月
06

2011年産「新米の販売について」

Posted by kome111 on 8 月 6, 2011

出穂期となり、今年のいわい天然乾燥米「元気」の予約注文受付の時期となりました。
今年の天候具合から判断しますと、豊作が大いに期待できます。
しかしながら、原発事故による放射能汚染が広範囲に影響を及ぼし、
私の住む岩手県一関市でも、福島原発から約170km以上離れているにも係わらず、その危険性を否定出来ない状況となって参りました。

従いまして公的機関による検査結果によっては、出荷を見合わせなければならない状況となりました。
放射能汚染の検査に付いて、国の指導の下、2度に渡る厳密な検査があるとの事です。
ご注文の受付に付きましては、その2度の検査結果を踏まえた上でお受けしたいと存じますので、受付時期は概ね9月中旬になるかと思います。
検査結果が良好であることを、ただただ祈るばかりです。

フォト短歌「祈り」

フォト短歌「祈り」






7 月
13

たね芋全滅か!

Posted by kome111 on 7 月 13, 2011

数年前より、厳しい冬を乗り切り、後々までその種を受け継ぐ為、畑に深ぶかと穴を掘り大切に保管してきた里芋の葉っぱが、得体の知れない生き物に喰い荒らされていました。
一体犯人は「何者だ」と不思議に思っていたところ、今朝初めてその姿を確認する事ができました。
今迄見た事のない、何とも毒々しい色合いを放った蛾の幼虫でした。
とてもとても素手で触れそうにはありません。もっともその必要もありませんが。

ネットで調べてみたところ、セミスズメガの幼虫と判明しました。
成虫になると、前翅に暗褐色と肌色の帯が入り、背中には2本の肌色の筋が縦に走り、グライダーのような精悍な姿形をした蛾だそうですが、
あまりこの辺では見かけない蛾(私だけかな?)です。

我が家では、食の安全を考慮して一切農薬は使っておりませんので、この手の害虫は已む無しと言わざるを得ませんが、
何れにしても全滅だけは避けたいものです。







7 月
12

浮世の夢

Posted by kome111 on 7 月 12, 2011

危惧していた事が現実のものとなりました。
先月(6月)の上旬、帰宅途中に度々出くわした子狐たちですが、何処に移り住んだか最近出くわす事が無くなりました。
その子狐の中で、特に警戒心の薄い子狐に「ごんた」と命名しましたが、昨夜、帰宅の途中で一匹の狐が、舗装道路の上で死体となって発見されました。

その子狐というのは、舗装道路の上で車が通ろうが通るまいが「我関せず」とばかりに寝転がっていた「ごんた」ではないでしょうか。
もしこの辺りをうろうろしているのであれば、何れはその危険も十二分にあり得ると思っていただけに、出来る事ならそうなる前に「山中にでも移動すればいいのに」と思っていただけに、非常に残念でなりません。

この世に生を受け、生まれてきた命ある全てのものは、「死」という不可逆的な事象を、絶対に避けては通れない現実として受け入れなければなりません。そして、その生存する期間の差はあるにしても、「死」という現実に向かって生きているというのが現実です。
ただ、生を受けて僅か2ヶ月足らずの儚い命は、あまりにも早過ぎ、そして不憫で仕方ありません。
その事を、現実として受け入れなければなりませんが、
例えこの世を去ったとしても、あの月の何処かで、ごろんと寝そべっているごんたが見えそうな気がしてなりません。


子狐ごんたとの出逢い(その1)
子狐ごんたとの出逢い(その2)


フォト短歌「浮世の夢」

フォト短歌「浮世の夢」






4 月
15

孤立避難者(餓死寸前)

Posted by kome111 on 4 月 15, 2011

甚大な被害を受けた石巻地区の中でも牡鹿半島は狭い陸部が全て破壊され、生き残った人たちが小高い山に身を寄せ合って暮らしています。さらに半島先端部の3つの離島には少なくとも500人の避難者が生活しています。
震災前に老夫婦二人で暮らしていた木造の家に、30人もの方が雑魚寝しているような状態なのですが、物理的にガス・水道・電気が遮断され、復興の見通しも殆ど立っていません。道が崩壊・崩落しているため大型車が入れず、被災したままの状態が続いています。食糧はおろか、湧水・井戸水もないため雨水等を利用して生活用水を確保しています。(織田ゆり子さんのブログより)
続きを必ず読んで下さい>>


今日の朝刊には、今後もマグニチュード7クラスの余震があるとの記事が載っていました。
未だ未だ予断を許さない状況です  気をつけましょう!


緊急要請!

緊急要請!








3 月
06

国家主権をも脅かしかねない!

Posted by kome111 on 3 月 6, 2011

TPP問題が、日本の国家主権をも脅かしかねないとの見方が!・・・

順番は
1/3【討論!】TPP問題と日本の行方[桜H23/2/26]
2/3【討論!】TPP問題と日本の行方[桜H23/2/26]
ですが、時間がない場合はこれをじっくりご覧下さい。







2 月
10

見えてきたTPPの実態

Posted by kome111 on 2 月 10, 2011

昨年の11月、菅総理の所信表明により、前触れもなく突然に持ち上がった環太平洋パートナーシップ(TPP)だが、イメージ的には新興国中国の巨大化する経済に対抗すべく、「お互いに関税を取っ払って自由に貿易できる経済圏を作りましょうよ」とアメリカが主導して持ちかけてきた経済連携協定だが、元々はシンガポール・ニュージーランド・チリ・ブルネイの4カ国でこじんまりと行われていたようだ。

これにアメリカ、ペルー、オーストラリア・ベトナム・マレーシアとそして侃侃諤諤、喧喧囂囂と特に農業団体から猛反発を受けている日本が、関税の完全撤廃を目指して協定を結ぼうとしている。
単純なイメージで言えば、「この仲間入りを果たさないと鎖国に逆戻りするのでは」或いは、「日本の農業を守るよりも製造業を守った方が国益になるぞ」と言った単純なイメージが先行しているのが現状だ。
続きは世に問う 言わずにはいられないをご覧下さい。

フォト短歌「TPP」

フォト短歌「TPP」






11 月
19

農と道徳

Posted by kome111 on 11 月 19, 2010

イジメによるとされる自殺が後を絶たない。
連日にように報じられている。当人の辛かった胸の内や、残された家族の事を思うと胸が締め付けられる思いで一杯だ。
余りにも切な過ぎる問題である。
学校側の管理責任の問題が問われているようだが、イジメの定義も色々あって、力による暴力や圧力の行使、
集団的リンチや精神的ダメージを与えるといった卑劣でしかも陰湿な行為によるイジメが多い。
近年特に悪質化してきているようだ。

先日起きた桐生市の小学6年女子生徒の場合は、精神的苦痛が死に追いやった最大の原因のようだ。
「のけものにする」「陰口を言う」など、陰湿でしかも卑劣な行為だが、
全ての生徒がそうしたいと思ってやっている訳ではないだろう。
周りがそうするから、知らず知らず、或いはしょうがなく一緒になってやっていた、という群衆心理が自覚の無いまま働いて、
精神的にも未だ未熟な子供の為、止むを得ない部分もあるのかも知れない。
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11 月
07

どうなる日本の農業

Posted by kome111 on 11 月 7, 2010

今後の日本の農業再建や経済の立て直しにおいて、その根幹部分ともいえる関税が撤廃されようとしているTPP(環太平洋連携協定)の問題が、
いま盛んに物議を醸しています。
食料供給の根幹部分である農業の立場から考えますと、関税の完全撤廃ともなればとんでもないダメージを受けることは必至です。

政府の基本方針として、国内の環境整備を早急に進める事と共に、関係国との協議を開始するとの発表がありました。
日本の農業のGDPは約4兆4千億円。
日本全体GDPの1.5%にしか相当しないとする見方からか、経済の発展に重点を置く方針だろうと思います。

経済の発展をとるか、農業の再建を優先するかで、侃侃諤諤、喧喧諤諤ともめにもめている政治情勢ですが、命を支える上で、絶対に無くてはならないのが食料です。

その生命の源ともいえる食料が、自給できない事態が今後発生しないともかぎりません。
万が一、有事の際はどうするのか。そう考えただけでもぞっとしますが、その辺の突っ込んだ内容については、後々世に問う 言わずにはいられないのHPに掲載することにして、本日の岩手日報5面「読者の広場」に、「農」を考える入り口にと題して、こけめ農園代表の高橋静雄(66歳)さんのコメントが載っておりました。

「人は自然と共に生き、自然の流れに従って生きているんだ」とする本来人間が持っている根本的で基本的な考え方を、
改めて考えさせられた内容でした。




高橋静雄さん経営の農家レストラン「さん食亭」について、以前紹介した日記

毛越寺の秋2010(YouTube)  岩手県平泉町にある毛越寺の紅葉は今が一番見事です!





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