百姓徒然日記帳 inいわて

美味しい米にこだわり、完全天日干し・完全自然乾燥・完全天然乾燥米を生産しながら、野菜作りや日頃の農作業を日記調に綴って参ります。 お立ち寄り下さり、誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。

Archive for the ‘お米作り’ Category

9 月
25

稲刈り本番

Posted by kome111 on 9 月 25, 2011

昨日、今日と秋空に恵まれ、絶好の稲刈り日和となりました。
本日は水沢の叔父さんと叔母さん、そして息子のトモ君の3人が助っ人に駆け付けてくれ、総勢6人態勢で臨む事が出来ました。
実に有難い事です。

そのお陰により、「作業は順調に捗り、全て終わりました」と言いたいところなのですが、
つい先日の台風15号がもたらした大量の雨がネックとなり、機械が泥濘に嵌るなどのハプニングにより断念せざるを得ない状況となり、已む無く早めに切り上げる事となりました。

ほんの僅かばかり残して退散するというのは、どうも後味が悪いものです。しっくりきません。
日にちを置き、乾燥したところを見計らって再度リベンジしたいものです。




メインの一眼は只今修理中、サブのコンデジで撮ろうと思っていましたが、すっかり自宅に忘れてきてしまい、結局作業中の撮影は無しということに!





9 月
23

放射性セシウム「不検出」

Posted by kome111 on 9 月 23, 2011

稲刈り前のこの時期、一番気がかりだった放射性セシウムの本検査(2回目)の結果が発表されました。
それによると、一関・両磐地域3市町、全調査地点での放射性セシウムは不検出だったとの事。
9月19日の本調査では、35地点の各農家から玄米2.5kg以上のサンプルを採取し、盛岡市にある県環境保健研究センターで分析した結果、放射性セシウム134、137のいずれも検出されなかったそうです。
岩手日日新聞9月22日

本当に「安堵の胸を撫で下ろした」とはこの事をいうのでしょう。
この検査結果により、腰の痛みや膝の痛みに耐え、汗を流しながらも手塩にかけて育てた大切な大切なお米を、安心して刈り取る事が出来、安心して出荷できる事の喜びを噛み締める事が出来ます。

明日、明後日と、我が家では天然乾燥米(ひとめぼれ)の本格的な稲刈り作業に取り掛かりますが、
その意欲も更に増してくるというもの。作業の動きもかなり軽快になるのではないでしょうか。

それにしても、原発の問題さえなければこんな思いをする必要がなかった筈。
しかしながら、直接放射能の被害が及び、稲作や野菜作りをやりたくともやれない人達の事を思えば、「未だまだ幸せである」と納得すべきだと思っております。

尚、前述の調査結果を踏まえ、2011年度産のいわい天然乾燥米のネット販売の再開をと思っておりましたが、今年はその分全てを、被災者への支援物資米として提供したいと考えております。
つきましては、お待ちになって頂いている皆様方には大変申し訳なく思っておりますが、何卒、ご理解下さいますよう重ねてお願い申し上げます。






9 月
19

稲刈りまじか

Posted by kome111 on 9 月 19, 2011

岩手県南の、ホニオやハセによる天日干し米の稲刈りがあちらこちらで見受けられます。
我が家の予定は今月下旬の24日・25日を計画しています。
懸念は雨と、何といっても放射能の問題です。

稲刈り前の1回目の検査(9月9日~15日)では、殆どの地域で不検出(一部の地域で27ベクレル検出)でした。
国の基準値は1kgあたり500ベクレル、もし仮に200ベクレルを超える放射性物質が検出された場合は、その米が生産された市町村が詳細調査を行う事になっています。
仮に1kgあたり27ベクレルという数値の米を、平均消費量である年間約60kg(国民1人あたり)を消費したとしても、日常生活での自然被ばく量をはるかに下回り、更に精米する事により35~40%までセシゥムは減少され、健康への影響はないと説明されています。

福島第一原発から約170km以上も離れている岩手県一関市のある地域から、ほんの微量の数値(27ベクレル)とはいえ、検出された事実に非常にショックを受けましたが、以上の説明を聞き、安堵の胸を撫で下ろした次第です。
後は稲刈り後の検査結果を待つのみとなりました。


フォト短歌「赤とんぼ」

フォト短歌「赤とんぼ」











8 月
06

2011年産「新米の販売について」

Posted by kome111 on 8 月 6, 2011

出穂期となり、今年のいわい天然乾燥米「元気」の予約注文受付の時期となりました。
今年の天候具合から判断しますと、豊作が大いに期待できます。
しかしながら、原発事故による放射能汚染が広範囲に影響を及ぼし、
私の住む岩手県一関市でも、福島原発から約170km以上離れているにも係わらず、その危険性を否定出来ない状況となって参りました。

従いまして公的機関による検査結果によっては、出荷を見合わせなければならない状況となりました。
放射能汚染の検査に付いて、国の指導の下、2度に渡る厳密な検査があるとの事です。
ご注文の受付に付きましては、その2度の検査結果を踏まえた上でお受けしたいと存じますので、受付時期は概ね9月中旬になるかと思います。
検査結果が良好であることを、ただただ祈るばかりです。

フォト短歌「祈り」

フォト短歌「祈り」






7 月
01

溝切り

Posted by kome111 on 7 月 1, 2011

梅雨の時期で一番きつい作業だと、私は確信している田んぼの溝切りが、今朝から始まりました。
以前は休日の日中にやったものですが、炎天下の中、ふらふらになり倒れそうになった苦い経験から、今では早朝にやることにしています。
何れにしても、「やはりきつい!」

早朝の草刈りなどは、1時間半ぐらいが丁度いい作業時間。
しかしながら、この溝切りは1時間が限界です。
ただそれでは何時になっても終わりそうにないので、ちょっと、いやかなり無理して1時間半の作業。
それも休憩なしの1時間半は本当に過酷です。

ただ、作業は厳しいけれど、終わった時の達成感や喜びもまた一入です。
作業途中の辛い時は、その事だけを思い浮かべながら必死に泥と格闘しています。
余裕があれば、乗用溝切機が欲しいところですが。・・・






5 月
21

田植え無事終わる!

Posted by kome111 on 5 月 21, 2011

今年の田植えは、東日本大震災の影響もあり、周りも遅れるのではないかと勝手に予測して、
我が家ものんびり構えておりました。しかしながら、気がついてみますと、知らない間に我が家の田んぼだけが残っておりました。
という事で、当初予定は明日の日曜日を予定しておりましたが、天気予報では雨。急遽本日の決行と相成りました。

水沢の叔母や従弟も手伝いに駆けつけてくれ、その甲斐あって無事に終了する事が出来ました。本当に感謝です。
今朝はパラパラと雨が降り始め、「はてどうしたもんか」と悩みましたが、西の空を確認しますと、少しずつ明るくなってきました。
結局は暑くもなく寒くもなくと、ましてや田植えには風が天敵となりますがその風も殆どなく、
まさに田植え日和といって差し支えないような一日でした。

後はすくすくと育ち、今秋には豊作となるよう期待したいものです。







5 月
16

オペラを口ずさみながら代掻き作業

Posted by kome111 on 5 月 16, 2011

昨日用事があり、出来なかった代掻き作業を今日無事に行いました。
今日は五月晴れのとてもいい天気でした。気温も上がり暑いぐらいでしたが、時折吹く風が非常に心地よく感じました。

作業も捗り、鼻歌交じりの快調なペースで進みました。
昨日4・5年ぶりに訪ねてきた友人の絹川文仁君の影響で、「サンタ・ルチア(イタリア民謡)」を口ずさみながら(口ずさむというよりも声高らかに歌った)の作業で、時間が経つのはあっという間でした。
中学の音楽の時間、この「サンタ・ルチア」を独唱して先生から褒められた事がありましたが、私にとっては思い出の曲です。


サンタルチアの意味・・・イタリアの風光明媚な土地として知られるナポリを守護する聖女の名。

◆歌詞
今 光が射してくる
その冠は誇り高く
すべての家で 団欒で
響き渡るは この調べ

今 光が射してくる
その冠は誇り高く
すべての家で 団欒で
響き渡るは この調べ

この聖ルチアの よき日に
友愛は出会い 輪を描き
聖なるルチア
聖なるルチア

この聖ルチアの よき日に
友愛は出会い 輪を描き
聖なるルチア
聖なるルチア


昨日訪ねてきた友人のサンタ・ルチア









5 月
11

干天の慈雨

Posted by kome111 on 5 月 11, 2011

一昨日の夜半、久しぶりにまとまった雨が降り、まさしく「干天の慈雨」となりました。
何時もの年なら、連休中には代掻きか、せめて荒掻きぐらいは終わらせているところですが、今年は雨の量も少なく、
結局連休中にはその作業までたどり着けないでおりました。
勿論、震災の影響もあります。

久しぶりのまとまった雨のお陰で、今日漸く荒掻き作業ができました。
他のやり方はどうか分かりませんが、
我が家では田起こしの後、この荒掻き作業をやり、田植えの4・5日前に仕上げとなる代掻き作業を行います。

今年の田植え予定は5月22日(日)。
代掻き作業は来週の月曜日か火曜日を予定しています。







5 月
03

田起こし(この辺では田ぶちとも云う)

Posted by kome111 on 5 月 3, 2011

世間一般的には春の行楽シーズン、ゴールデンウィークに入りましたが、米の生産者にとっては一番忙しい時期です。
例年この近辺ではちょうど田植えの真っ最中なのですが、今年は東日本大震災により、若干遅れているようです。
我が家でも、約一週間ずれこんでおり、何時もなら荒掻き、代掻きと連休中は殆ど田んぼで過ごす毎日ですが、
今年はそこまで行けそうにありません。

肥料振り、その後に直ぐに田起こしをやり、荒掻きは来週中、その後に代掻きをやり、
そしてその翌週の日曜日(4月22日)あたりが田植えとなりそうです。

折角の休みなので、「どうせなら有効的に使うべきだ」と数名の有志を募り、明後日に、震災で壊滅状態となった陸前高田市に、瓦礫撤去か泥かきかは分かりませんが、ボランティア活動に参加する事になりました。
「金のあるやつは金を出せ、知恵のあるやつは知恵を出せ」という事でございますが、私にあるのは力ぐらいのものです。
ですから、その力をフルに発揮してこようと思っています。








4 月
17

種まき作業開始 いわい天然乾燥米「元気」

Posted by kome111 on 4 月 17, 2011

早朝、春の一斉清掃の為、県道沿いの側溝の泥上げや、空き缶などのゴミ拾いに行ってきましたが、
相変わらず燃えないゴミの多さに愕然として参りました。
以前も何度となく紹介してきましたが、缶ビールやワンカップなどアルコールの空き瓶や缶が目立ちます。
どう見ても運転しながらポイ捨てしてるとしか考えられませんね。呆れるばかりです。

震災で飲みたくとも食べたくともそれが叶わない人達が大勢いるというのに、
「せめて自分のゴミの始末ぐらいはちゃんとやれよ」と怒鳴りつけたくなります。

さて、むらむらとこみ上げる興奮を抑えながらも、震災の影響で約一週間遅れとなった種まき作業を行いました。
津波によって海水を被り、塩害の懸念から稲作が出来ない海沿いの水田や、福島第一原発の放射能汚染により、作付出来ない福島東部の水田からみれば、種まきができるということは実に幸せな事です。
例年この時期になると、「おっくうだな・・・」とため息交じりに重い腰を上げているのですが、今年はその人達の為にも「頑張らねばな!」と思うと何かしら力が湧いてくるのであります。

はてさて、今年のいわい天然乾燥米「元気」の出来や如何に!
※今年から、復興を祈願し元気を出してもらおうと、「元気」のふた文字を追加することに致しました。







1 月
27

食品表示説明会

Posted by kome111 on 1 月 27, 2011

本日、農ヶ気クラブのメンバーから知らせを受けていた、野菜などの収穫物を産地直売や一般に向けての販売に際して、食品表示が義務付けられている事について、その説明と相談会が県の農政事務所の主催で奥州地区合同庁舎を会場に開催されました。私は未だ産直での販売経験はありませんが、天然乾燥米をネット販売している関係もあり、今後の為、向学のためにと受講して参りました。


先ず、食品表示の概要について

食品表示とは(Wikipedia参照)

容器包装に入れられ、店頭に陳列の上販売されるものは食品衛生法・JAS法により表示が必要となる。
ハンバーガーショップでのサンドイッチ類の提供のように客の求めに応じその場で製造・販売されるものは、製造者側がその場で情報提供できる立場にあることから、表示は必要とされない。
スーパーのバックヤードで製造される総菜などで、JAS法では、その場で情報提供が可能であるため表示義務を課していないのに対し、食品衛生法では製造・管理した内容を明確にするため表示を義務付けているなど、各省庁の6種類の法律間での整合性が取れていないケースがままある。
表示する内容については「各省庁や地方自治体の担当者に相談を」となっているが、省庁間の縦割り行政により、6種類の法律の解釈は担当者にとっても困難を伴う作業となっている。



実際の講義は、食品表示の重要性から始まり、森永ヒ素混入ミルク事件、雪印食品牛肉産地偽装事件などを例に挙げ、その後の経過に触れ如何に厳しい状況に追いやられたかを説きました。
食品表示と一言でいっても、管轄する行政機関や法律も沢山あり、実に複雑である事が理解出来ました。
JAS法(農水省)ではOKでも、食品衛生法(厚労省)ではNO。景品表示法(公正取引委員会)ではOKだが、計量法(経産省)では通らない。なんて事もあり得るということです。

縦割り行政の弊害をじかに垣間見た観がしますが、これも前述した偽装事件や中国の農産物などの不信感に伴う、「食の安全」を脅かせた事件が背景にあった事情から致し方ない部分もあって、必ずしも否定するものではありませんが、このままでは、生産者の意欲すら奪いかねない事態だと言わざるを得ません。

一本化で、何れは消費者庁が取り纏めるようになるでしょうが、今のところ食品表示をする場合は、担当の行政機関に相談するしか方法がないのが現状のようです。
しかしながら、おそらく「たらい回し」にされるであろう事は、自明の理であるとの判断は容易な事であると言わざるを得ません。

消費者庁の立ち上げは、これらの複雑に絡み合った縦割り行政の問題や矛盾を解消する目的でもあった筈。
ましてやTPPの問題で益々混迷と戸惑いを深めている生産者に対して、一刻も早く一本化し、更には相対立する規制(法)の矛盾を整備し、「生産者への生産意欲の喪失を早急に防ぐ必要があるのではないか」と痛切に感じた次第です。

詳しくは>>
食品表示とJAS規格(農林水産省)
消費者庁(食品表示課 )
経済産業省(計量法関係法規)
景品表示法排除命令一覧(公正取引委員会)


フォト短歌「沢庵のビール漬け」などの説明>>















11 月
03

精米・出荷準備

Posted by kome111 on 11 月 3, 2010

平成22年の稲作作業も、いよいよ最終段階となりました。
本日の作業は、一カ月少し前に稲刈りをした後、天然乾燥(天日干し)にかけた稲束を、先月の24日に脱穀を済ませ、その後10日間程自宅の縁側で寝かせ乾燥させた籾を精米する作業に取り掛かりました。

自宅備え付けの籾すり機にかけ、玄米に摺った後にリッセンを通し篩(ふるい)に掛け、その後、精米機に掛けるといった一連の作業なのですが、昨年ぐらいから自家用の精米機の調子が悪く、もう年数も年数なので修理に出さず、結局精米のみ近くのコイン精米機を使う事にしています。
今回も一連の作業手順通りに行いました。

いわい天然乾燥米の出荷も、いよいよ明日からという事になり、注文依頼があった分に付いては今日中に準備を進めなければいけません。
今年は、夏の猛暑、激暑、炎暑のお陰で、平成22年産の米は美味しくないとの風評が飛び交った所為か、注文の入り具合が多少遅れているようであります。
ニュース報道でもありましたように、もともと寒冷地帯である岩手県は、例年と然程の違いはないということです。
そんな事もあり、未だ多少の余裕がありますので、もし、100%天然乾燥米(天日干し)に興味があるという方、是非こちら『いわい天然乾燥米』を覗いてみて下さい。



◆作業手順
写真の上段左⇒右⇒右⇒中断左⇒右⇒右⇒下段左⇒右⇒右の順番で作業





10 月
24

脱穀終わる!

Posted by kome111 on 10 月 24, 2010

昨日今日と2日がかりで、今年の脱穀作業も無事に終了しました。
収穫量は例年並みといったところ、この後は、縁側に並べ置きしながら約10日間から2週間程「寝かせ乾燥」をし、
その後に出荷する分を精米します。
それ以外は、飯米(自給分)としてモミの状態で米蔵に保管します。

食味検査など、玄米にした後の検査になりますが、来月早々にもやりたいと思っています。
果たして今年の食味値は幾らになるのか興味津津です。
参考:過去の食味値(昨年が86(A)point 一昨年が87(A)point)

今日の最終日には、奥州市水沢区の叔父さんと従弟が手伝いにきてくれましたが、毎度の事ながら本当に有難いものです。
両親(父80歳・母79歳)も、年々歳をとるにつれ、身体の自由も利かなくなり、痛む足を引きずりながらも根性で田圃に出てきます。
「来なくてもいいぞ」と言いたいところですが、それもなかなか言えないのが辛いところです。
そんな時の助っ人は、本当に有難いもので心から感謝しております。

天然乾燥米(天日干し新米)YouTube版






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