百姓徒然日記帳 inいわて

美味しい米にこだわり、完全天日干し・完全自然乾燥・完全天然乾燥米を生産しながら、野菜作りや日頃の農作業を日記調に綴って参ります。 お立ち寄り下さり、誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。

Archive for the ‘2011年米作り’ Category

2 月
23

吉報、朗報、福音

Posted by kome111 on 2 月 23, 2012

平成23年産の、米の食味に関する理化学試験と官能試験による評価が、日本穀物検定協会により発表されました。
それによりますと、私どもが生産する岩手県南産「ひとめぼれ」が、8年連続の特Aに輝きました。

比較方法となる基準は、炊飯した白飯を実際に試食して評価する食味官能試験。
鮮度判定、アミロース、たん白質、ヨード呈色度、物性試験として米の粘弾性特性を調べるアミログラフなどによる理化学試験を行い、
そのトータルにより評価されます。
食味試験のランクは、複数産地コシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、
基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として5段階評価。
平成23年産米については、129産地品種について食味試験を実施したとのことです。 


評価の内容

評 価内容の説明
     特A        特上
      A         上
      A’         並
      B       並以下
      B’      以下の以下
内容の説明は私の言い回しで分かりやすくしたもの


産地別の評価はこちらでご覧下さい>>

実に有難い評価を頂き、誠に嬉しいかぎりです。
原発事故の風評被害などにより、心を痛め、気が滅入っていた矢先の吉報に、雲霧をひらきて晴天をみる思いです。
3月に入り、下旬より今年の稲作の準備に取り掛からねばなりません。
この朗報を活力とし、今年の米作りに精進したいと思っております。

いわい天然乾燥米「元氣」


フォト短歌「日の目を見たり」

フォト短歌「日の目を見たり」







11 月
06

1万食の真心うどん!

Posted by kome111 on 11 月 6, 2011

1万食もの讃岐うどんが、大船渡での炊き出しで振舞われた、と10日程前のニュースで流れていました。
香川県坂出市の日の出製麺所さんが、今年の4月、香川県から釜石市での炊き出しの為、総勢11人、遠路はるばる被災者の為にと車で来られ、その帰りにたまたま北上市にあるこけめ農園(さん食亭)さんに立ち寄り、それからのご縁となり、今回1万食もの讃岐うどんを送ってこられ、こけめ農園(さん食亭)の高橋静雄社長に託されたのだそうです。

実に素晴らしい話ではありませんか! 本当に有難い事です。
詳しくはこちらを御覧下さい>>


そんな素晴らしい話に刺激を受け、先月はとうとう行けずじまいだったボランティア活動に参加して参りました。
そのボランティア終了後、高田市から被災された気仙沼市の知人宅に、支援物資として100%自然乾燥・天日干しの新米(ひとめぼれ)を届けて参りました。
1千食、或いは1万食には到底及びもつきませんが、私なりに、出来る範囲で続けて行きたいものです。











10 月
22

稲こき(脱穀)ほぼ終わる!

Posted by kome111 on 10 月 22, 2011

「今日(10月22日)は雨」との予報に従い、昨日、急遽稲こきを行いました。
天然乾燥(飯米分)による作付面積は約3反歩、坪数でいうと900坪の小面積であり、例年であれば1日で終了する筈でしたが、
今年は惜しくも日没サスペンデットとなり若干残してしまいました。

といいますのも、昨年迄は、天然乾燥(天日干し)米以外は全て大型コンバインを頼んで稲刈りをしていましたが、
大型の機械の為、田んぼがガタガタになってしまい、今年は休める意味も含め、中型以下のコンバイン(後輩)を要請したところ、
ガタガタになっていた田んぼの泥濘にはまり、刈り取りが困難という事になりかなり残ってしまいました。
その為、例年よりも脱穀にかかる時間を要したという訳です。

農作業は天候に左右されると同時に、時期が勝負という事を考慮しなければなりません。
本来であれば、日曜の休みを利用しての作業という事になりますが、来週の週末は上京しなければならず、今週中には終わらせてしまわなければなりません。

慌ただしい一日ではあったものの、多少残ったとはいえ、「殆ど方が付いた」という事はこの上ない安堵感でいっぱいです。







10 月
09

ホニオ倒れる!

Posted by kome111 on 10 月 9, 2011

つい2日程前、突風が吹き去っていきました。
夜半、事務所からの帰り道、車のヘッドライトごしに1本のホニオが倒れているのが確認できました。
かなり強い風だった為に、「ひょっとしたら」と嫌な予感はしていましたが案の定でした。

翌朝、被害の全貌を確認しに見て回ったところ、この1本のみで済んだようです。
早速新たな杭を打ち込み、稲を掛け替え、倒れた杭の根元を確認してみると随分と浅かった事に気付きました。
私が立てたものであればこんなに浅くはないし、少々の風ではビクともしない自信はあります。
勿論知命の年は過ぎたとはいえ、未だ未だ腕力には自信ありです。

おそらく、傘寿(80歳)を過ぎた親爺が立てた杭でしょう。
「親爺にやらなくてもいいよ」と言っていたのですが、じっとしていられない性分です。
やはり歳には勝てないようです。以前は、親爺が立てた杭はビクともしなかったのですが。・・・

フォト短歌「秋あらし」

フォト短歌「秋あらし」








9 月
25

稲刈り本番

Posted by kome111 on 9 月 25, 2011

昨日、今日と秋空に恵まれ、絶好の稲刈り日和となりました。
本日は水沢の叔父さんと叔母さん、そして息子のトモ君の3人が助っ人に駆け付けてくれ、総勢6人態勢で臨む事が出来ました。
実に有難い事です。

そのお陰により、「作業は順調に捗り、全て終わりました」と言いたいところなのですが、
つい先日の台風15号がもたらした大量の雨がネックとなり、機械が泥濘に嵌るなどのハプニングにより断念せざるを得ない状況となり、已む無く早めに切り上げる事となりました。

ほんの僅かばかり残して退散するというのは、どうも後味が悪いものです。しっくりきません。
日にちを置き、乾燥したところを見計らって再度リベンジしたいものです。




メインの一眼は只今修理中、サブのコンデジで撮ろうと思っていましたが、すっかり自宅に忘れてきてしまい、結局作業中の撮影は無しということに!





9 月
23

放射性セシウム「不検出」

Posted by kome111 on 9 月 23, 2011

稲刈り前のこの時期、一番気がかりだった放射性セシウムの本検査(2回目)の結果が発表されました。
それによると、一関・両磐地域3市町、全調査地点での放射性セシウムは不検出だったとの事。
9月19日の本調査では、35地点の各農家から玄米2.5kg以上のサンプルを採取し、盛岡市にある県環境保健研究センターで分析した結果、放射性セシウム134、137のいずれも検出されなかったそうです。
岩手日日新聞9月22日

本当に「安堵の胸を撫で下ろした」とはこの事をいうのでしょう。
この検査結果により、腰の痛みや膝の痛みに耐え、汗を流しながらも手塩にかけて育てた大切な大切なお米を、安心して刈り取る事が出来、安心して出荷できる事の喜びを噛み締める事が出来ます。

明日、明後日と、我が家では天然乾燥米(ひとめぼれ)の本格的な稲刈り作業に取り掛かりますが、
その意欲も更に増してくるというもの。作業の動きもかなり軽快になるのではないでしょうか。

それにしても、原発の問題さえなければこんな思いをする必要がなかった筈。
しかしながら、直接放射能の被害が及び、稲作や野菜作りをやりたくともやれない人達の事を思えば、「未だまだ幸せである」と納得すべきだと思っております。

尚、前述の調査結果を踏まえ、2011年度産のいわい天然乾燥米のネット販売の再開をと思っておりましたが、今年はその分全てを、被災者への支援物資米として提供したいと考えております。
つきましては、お待ちになって頂いている皆様方には大変申し訳なく思っておりますが、何卒、ご理解下さいますよう重ねてお願い申し上げます。






9 月
19

稲刈りまじか

Posted by kome111 on 9 月 19, 2011

岩手県南の、ホニオやハセによる天日干し米の稲刈りがあちらこちらで見受けられます。
我が家の予定は今月下旬の24日・25日を計画しています。
懸念は雨と、何といっても放射能の問題です。

稲刈り前の1回目の検査(9月9日~15日)では、殆どの地域で不検出(一部の地域で27ベクレル検出)でした。
国の基準値は1kgあたり500ベクレル、もし仮に200ベクレルを超える放射性物質が検出された場合は、その米が生産された市町村が詳細調査を行う事になっています。
仮に1kgあたり27ベクレルという数値の米を、平均消費量である年間約60kg(国民1人あたり)を消費したとしても、日常生活での自然被ばく量をはるかに下回り、更に精米する事により35~40%までセシゥムは減少され、健康への影響はないと説明されています。

福島第一原発から約170km以上も離れている岩手県一関市のある地域から、ほんの微量の数値(27ベクレル)とはいえ、検出された事実に非常にショックを受けましたが、以上の説明を聞き、安堵の胸を撫で下ろした次第です。
後は稲刈り後の検査結果を待つのみとなりました。


フォト短歌「赤とんぼ」

フォト短歌「赤とんぼ」











8 月
06

2011年産「新米の販売について」

Posted by kome111 on 8 月 6, 2011

出穂期となり、今年のいわい天然乾燥米「元気」の予約注文受付の時期となりました。
今年の天候具合から判断しますと、豊作が大いに期待できます。
しかしながら、原発事故による放射能汚染が広範囲に影響を及ぼし、
私の住む岩手県一関市でも、福島原発から約170km以上離れているにも係わらず、その危険性を否定出来ない状況となって参りました。

従いまして公的機関による検査結果によっては、出荷を見合わせなければならない状況となりました。
放射能汚染の検査に付いて、国の指導の下、2度に渡る厳密な検査があるとの事です。
ご注文の受付に付きましては、その2度の検査結果を踏まえた上でお受けしたいと存じますので、受付時期は概ね9月中旬になるかと思います。
検査結果が良好であることを、ただただ祈るばかりです。

フォト短歌「祈り」

フォト短歌「祈り」






7 月
01

溝切り

Posted by kome111 on 7 月 1, 2011

梅雨の時期で一番きつい作業だと、私は確信している田んぼの溝切りが、今朝から始まりました。
以前は休日の日中にやったものですが、炎天下の中、ふらふらになり倒れそうになった苦い経験から、今では早朝にやることにしています。
何れにしても、「やはりきつい!」

早朝の草刈りなどは、1時間半ぐらいが丁度いい作業時間。
しかしながら、この溝切りは1時間が限界です。
ただそれでは何時になっても終わりそうにないので、ちょっと、いやかなり無理して1時間半の作業。
それも休憩なしの1時間半は本当に過酷です。

ただ、作業は厳しいけれど、終わった時の達成感や喜びもまた一入です。
作業途中の辛い時は、その事だけを思い浮かべながら必死に泥と格闘しています。
余裕があれば、乗用溝切機が欲しいところですが。・・・






5 月
21

田植え無事終わる!

Posted by kome111 on 5 月 21, 2011

今年の田植えは、東日本大震災の影響もあり、周りも遅れるのではないかと勝手に予測して、
我が家ものんびり構えておりました。しかしながら、気がついてみますと、知らない間に我が家の田んぼだけが残っておりました。
という事で、当初予定は明日の日曜日を予定しておりましたが、天気予報では雨。急遽本日の決行と相成りました。

水沢の叔母や従弟も手伝いに駆けつけてくれ、その甲斐あって無事に終了する事が出来ました。本当に感謝です。
今朝はパラパラと雨が降り始め、「はてどうしたもんか」と悩みましたが、西の空を確認しますと、少しずつ明るくなってきました。
結局は暑くもなく寒くもなくと、ましてや田植えには風が天敵となりますがその風も殆どなく、
まさに田植え日和といって差し支えないような一日でした。

後はすくすくと育ち、今秋には豊作となるよう期待したいものです。







5 月
16

オペラを口ずさみながら代掻き作業

Posted by kome111 on 5 月 16, 2011

昨日用事があり、出来なかった代掻き作業を今日無事に行いました。
今日は五月晴れのとてもいい天気でした。気温も上がり暑いぐらいでしたが、時折吹く風が非常に心地よく感じました。

作業も捗り、鼻歌交じりの快調なペースで進みました。
昨日4・5年ぶりに訪ねてきた友人の絹川文仁君の影響で、「サンタ・ルチア(イタリア民謡)」を口ずさみながら(口ずさむというよりも声高らかに歌った)の作業で、時間が経つのはあっという間でした。
中学の音楽の時間、この「サンタ・ルチア」を独唱して先生から褒められた事がありましたが、私にとっては思い出の曲です。


サンタルチアの意味・・・イタリアの風光明媚な土地として知られるナポリを守護する聖女の名。

◆歌詞
今 光が射してくる
その冠は誇り高く
すべての家で 団欒で
響き渡るは この調べ

今 光が射してくる
その冠は誇り高く
すべての家で 団欒で
響き渡るは この調べ

この聖ルチアの よき日に
友愛は出会い 輪を描き
聖なるルチア
聖なるルチア

この聖ルチアの よき日に
友愛は出会い 輪を描き
聖なるルチア
聖なるルチア


昨日訪ねてきた友人のサンタ・ルチア









5 月
11

干天の慈雨

Posted by kome111 on 5 月 11, 2011

一昨日の夜半、久しぶりにまとまった雨が降り、まさしく「干天の慈雨」となりました。
何時もの年なら、連休中には代掻きか、せめて荒掻きぐらいは終わらせているところですが、今年は雨の量も少なく、
結局連休中にはその作業までたどり着けないでおりました。
勿論、震災の影響もあります。

久しぶりのまとまった雨のお陰で、今日漸く荒掻き作業ができました。
他のやり方はどうか分かりませんが、
我が家では田起こしの後、この荒掻き作業をやり、田植えの4・5日前に仕上げとなる代掻き作業を行います。

今年の田植え予定は5月22日(日)。
代掻き作業は来週の月曜日か火曜日を予定しています。







5 月
03

田起こし(この辺では田ぶちとも云う)

Posted by kome111 on 5 月 3, 2011

世間一般的には春の行楽シーズン、ゴールデンウィークに入りましたが、米の生産者にとっては一番忙しい時期です。
例年この近辺ではちょうど田植えの真っ最中なのですが、今年は東日本大震災により、若干遅れているようです。
我が家でも、約一週間ずれこんでおり、何時もなら荒掻き、代掻きと連休中は殆ど田んぼで過ごす毎日ですが、
今年はそこまで行けそうにありません。

肥料振り、その後に直ぐに田起こしをやり、荒掻きは来週中、その後に代掻きをやり、
そしてその翌週の日曜日(4月22日)あたりが田植えとなりそうです。

折角の休みなので、「どうせなら有効的に使うべきだ」と数名の有志を募り、明後日に、震災で壊滅状態となった陸前高田市に、瓦礫撤去か泥かきかは分かりませんが、ボランティア活動に参加する事になりました。
「金のあるやつは金を出せ、知恵のあるやつは知恵を出せ」という事でございますが、私にあるのは力ぐらいのものです。
ですから、その力をフルに発揮してこようと思っています。








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