Archive for 6 月, 2009
フランス映画祭「VERSAILLES(ベルサイユの子)」を見た。
木曜日, 6 月 25th, 2009

フランスフェスティバル「La Fete」の一環として開催中のフランス映画祭。
今日は「Versailles(邦題:ベルサイユの子)」を見てきました。
ベルサイユ宮殿の裏の森に、ホームレスの母親に置き去りにされてしまった男の子ENZOくんが、
森で暮らす独りの男と生活をともにするにつれ、次第に心を通わせていく、という話。
働きたくないから働かない。働きたくても働けない。ホームレスの理由は様々。
中には森の中で、ひっそり死んでしまうおじいちゃんも…。
やはり、将来を考えると子供には酷。
大人がどんな理由があろうとも、子供には教育を受けさせてあげたい。
でも、ホームレスたちの森の生活が、貧しいながらにもシンプルに明るく描かれていたのが印象的だった。
仲間同士でたき火でパーティをしたり、バスタブに墨を入れてひさびさのお風呂に浸かったり、
毎朝たき火でいれるコーヒーをすすったり…。
ピースフルなヒッピーを彷彿させるものがあったし、「そんな生活も悪くないかもね〜」なんて思うときも。
ただ、若者の失業率が高いフランスでは、この映画はどういう風に捉えられるんだろうか?
気になるところ。
でも、森の中は全てが子供の遊び場になるようで、ENZOくんが徐々にたくましくなっていく様子が微笑ましかった。
子供ができたら森の中の幼稚園に入れたいなあ。
最初はぶっきらぼうだった男が、次第にママ化していく様子も最高に素敵。
「ママはどこー?」とぐずるENZOくんの問いかけに対して「おれだ!」と男が怒鳴った瞬間、
客席全体が幸せな笑いに包まれたのが、なんかよかった。
花と空き巣と水上マーケット
土曜日, 6 月 20th, 2009

最近読売新聞のポッドキャストで聞いたこのニュース。
「裏路地の花で空き巣減る…東京・杉並区」
家が密集しているので、”空き巣多発地域”として有名だった杉並区の住宅街。
お偉いさんたちが「うーんうーん」と頭をひねって考えだした作戦がコレ。
「花咲かせ隊」
花咲か爺さんみたいで、やっぱり日本はネーミング力がすごいなぁ。笑
地域に種を配ったり、ボランティアを募ったりして、家の玄関先にとにかく緑を植えまくる! という、
悪に立ち向かうための、なんてピースフルな作戦!
しかもそこに年間600万円をかけちゃうあたりもご愛嬌!
でも侮れないのが、これによって空き巣被害は、一番ひどかった2002年時の4分の1になったのだそう。
MIDORI MAGIC!!
たしかに、花を愛でる時間が長くなる=外に出る時間が長くなる
ということなのか。
インフルエンザとか、失業者とか、GMとか、もやしバカ売れとか、婚活がどうのこうのって、
最近なんかパッとしない話題ばかりの中、
いいなぁと思ったニュースでした。
写真は、バンコク近郊のタリンチャン水上マーケット。
伊勢丹からバスで1時間で行けちゃう、お気に入りの1DAY TRIPの場。
うーん。空き巣がいなくとも、水辺の暮らしには花は不可欠なようだ。
かたつむりとツタが出会ったら
土曜日, 6 月 20th, 2009アンパンマンとやなせたかし
水曜日, 6 月 17th, 2009

「アンパンマンの遺書」を読んだ。
アンパンマンの作者・やなせたかし氏の自伝である。
アンパンマンの生みの親である彼は、なんと今年で90才。
幼い頃から絵を描くのが好きで、日中戦争を経験し、三越のデザイナー、マンガ家、詩人、絵本、と
様々な経験をしてきた。
アンパンマンは、彼が50をすぎた頃にようやくヒットした作品である。
ただただ、自分の道を信じてそれに向かって真っすぐ進んで来た彼の人生は、
回り道ばかりだけれど、その回り道は今の彼にとってなければならなかったもの。
アンパンマンにはそんな彼の人生の全てが詰まっていて、深い。
私も模範解答でなくてもいいから、自分の道をいきたいな。
あああ。読み終わってからずっと、頭の中でアンパンマンマーチがリフレイン…。
なんのためにうまれて
なにをしていきるのか
わからないままおわる
そんなのはいやだ!




